JILL先生の活動実績

ウラナ鑑定師のJILL(ジル)と申します。
今回は七夕によせて、「あの人との心の距離を縮めるおまじない」をご紹介させていただきます。
みなさまにとっての7月7日は、どんな日でしょうか?
初夏を過ぎて、梅雨も明け、夏のはじまりを感じさせる特別な時期。
まず思いつくのは「七夕」という方も、多いのではないのでしょうか。
笹飾り
お願いごとを書いた短冊
折り紙を細く切って連ねた輪っかのお飾り
帰り道でふと感じる、夏のにおい
意外かもしれませんが、実は七夕の習わしは日本だけのものではありません。
台湾、中国、韓国などのアジア各国でも、御節句のひとつとして人々に親しまれています。
特に国土の広い中国では、地域によって意味合いやお祝いの仕方も異なるそうです。
日本における七夕は、いにしえの奈良時代から続く、伝統行事のひとつです。
織姫と彦星のように、一年に一度だけ、
天の川を越えて、愛する二人が一緒のときを過ごせる。
ロマンチックで切ない物語ですね。
平安時代には宮中行事のひとつとして、七夕行事が行われていました。
お供え物をして星を眺め、お香を焚き、楽を奏で、詩歌を楽しみました。
万葉集には七夕の歌がのべ130首以上もあり、古来より七夕行事への人々の関心が高かったことがうかがえます。
その中の一首に、このような一節があります。
「ひさかたの 天つしるしと 水無し川
隔てて置きし 神代し 恨めし」
(水の無い天の川で、私たちを隔てるという神代の決まりが恨めしい)
いつの世であっても、切ない恋物語は変わらないものですね。
とくに遠距離恋愛をされている方は、ご自分の状況に重ね合わせる方もいらっしゃることでしょう。
対面鑑定をしていても感じるのですが、
何か月に1回、何年に1回しか愛する相手と逢えない方、
一度はご縁が離れてしまったけれども相手のことが忘れられない方、
皆さんそれぞれ、「逢いたいのに逢えない」というもどかしさに、心を痛めています。
そして、時によっては、物理的な距離には関係なく、
身近にいる恋人たちの中でも、”心の遠距離恋愛”に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな心の距離を縮める、おまじないをご紹介させていただきます。
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★☆★ あの人との心の距離を縮めるおまじない ★☆★
このおまじないは、満月の夜に行ってください。
月が見えている時間であれば、何時でも構いません。
【用意するもの】
・ 5色(青・赤・黄・白・紫)いずれかの短冊
・ 黒色の油性ペン
・ 封筒(何色でもOK)
【やり方】
1.好きな色の短冊に、現実思考ではなく未来思考でお願い事を書いてください。
書いた文章の最後には読点(。)を必ず書くようにしてください。
未来思考ですから、自分の理想の未来を強く宣言するように書いてください。
「〇〇になりますように。」ではありません。
「〇〇する。」「〇〇になる。」といった、完了形で書きましょう。
2.ベランダなど外にでて、それぞれの短冊を両手で持ち、
胸よりも高い位置で、月明かりに短冊をかざしてください。
3.お相手への想いを強く思念してください。
なるべく具体的に、「〇〇になる。」という風に、それぞれの短冊に書いた内容を
再度、心の中で強く念じてください。
4.短冊は封筒に入れ、次の新月の夜まで、人目につかない場所に保管しておきましょう。
新月の翌日になったら、封筒ごとふたつに折り曲げて、捨ててください。
以上がおまじないの手法です。
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新月の夜、ひとつだけ願いが叶うといわれています。
9月までの満月・新月の一覧を書いておきますので、ご参考になさってください。
満月: 6月28日(木)
新月: 7月13日(金)
満月: 7月28日(土)
新月: 8月11日(土)
満月: 8月26日(日)
新月: 9月10日(月)
最後に。
遠距離恋愛や、片思いで切ない日々を過ごしているあなたは
『それだけ人よりも多くの経験ができているのだ』と、思っていただきたいです。
誰かと比べるようなことではありませんが、それは揺るがない事実です。
そういった辛さや切なさ・・・なんて、言葉で形容することだって難しい、
たくさんの感情をくぐりぬけてこそ、
それだけ他の人の痛みや悲しみに気付けるようになっているのです。
あっという間に過ぎ去ってしまう、切なく短い夏がはじまります。
2018年の夏が、沢山の笑顔と愛に満ちたものになりますように。
それぞれの夏を、めいっぱい楽しんでくださいね。
あなたの想いの波動が、愛するあの人へと伝わりますように。
これを読んでくださっているあなたに、心から祈念申し上げます。
2018年6月吉日
ウラナ鑑定師 JILL

ウラナ鑑定師のJILL(ジル)と申します。
2017年も残すところわずかとなりましたね。
皆様にとってどんな一年でしたでしょうか?
2018年になってからこの記事をご覧になっている皆様、
新年あけましておめでとうございます。
お正月はゆっくりお休みになれましたでしょうか?
今年も皆様にとって良い一年でありますよう、祈念しております。
年の変わり目の特別な時。皆様が新たな年をまっさらなお気持ちで迎えられ、より素敵な一年にされていくためのお手伝いができればと思い、この記事を書かせていただいております。
今回の記事では
「簡単!どなたにでもできる身近な開運お掃除&整理の方法」
「日本各地のパワースポット情報」の2点について執筆させていただきました。
是非ご一読いただき、参考にしていただければ嬉しく思います。
★☆★簡単!どなたにでもできる身近な開運お掃除&整理の方法★☆★
新しい年を気持ちよく迎え、より実りのある一年にするために、
大掃除のついでにどなたにでも出来るお手軽な開運方法について3つご紹介いたします。
■まずは何よりも玄関をキレイに!!
玄関は家の顔であり、良いことも悪いこともすべてが出入りをする場所です。
良いものを迎えやすく、悪いものや邪なものは入ってこないように守る、という意識が大切です。
手始めに、何か月も使っていないものや、置いたままになってしまっている荷物があれば別の場所に移動させるか、捨てることも検討しましょう。
意外と忘れてしまいがちなのが「靴」です。しばらく履くことのないまま、なんとなく玄関に出しっぱなしになってしまっている靴はありませんか?靴箱のお掃除とあわせて、玄関に常時出しておく靴は、日常的によく利用するものだけにしてみましょう。しばらく使っていない靴は思い切って捨ててしまうのも良いかもしれません。外出時・帰宅時に玄関がスッキリしていると気持ち良いものです。
玄関の靴が置いてある部分(土足で立ち入る部分)は、たたきと呼ばれます。ホウキやデッキブラシでゴシゴシ掃除できると良いのですが、「ホウキはあるけどデッキブラシなんて持っていない」というご家庭も多いと思います。それに、ホコリ以外にも土足で外から持ち帰ってくる汚れが気になりますよね。
そんな時は、不要な新聞紙(なければキッチンペーパーでも大丈夫です)で綺麗にお掃除できます。新聞紙を細かくちぎって、軽く水を含ませてから固くしぼってください。水で湿らせた新聞紙を玄関のタタキに撒くようにして、ホウキで掃くことにより、新聞紙がホコリも土汚れも綺麗にからめ取ってくれますよ。畳のお掃除に茶殻をまいてホウキで掃くというやり方を聞いたことがありませんか?あの応用バージョンです。あまり水をビショビショに浸けてしまうと、逆に新聞紙がタイルに張り付いてしまうので、適度に湿らせるくらいにしてくださいね。
表札やインターホンも、普段なかなか掃除することがないですよね。固くしぼった雑巾や、ウエットティッシュでもいいので軽く拭き掃除をしましょう。単身世帯やマンションで特に表札を出していない方も、玄関の中でも「顔」にあたる表札部分をきれいに拭いておくことで、良い運気を呼び込みやすくなります。インターホンは精密機器ですから水分を残さないように、からぶきを忘れずに。
■お掃除の仕上げには清めの盛り塩を!
大掃除や玄関の掃除が終わりましたら、最後になるべく多くの窓を開けて換気をしましょう。玄関のドア、反対側のベランダ等の窓、もし横窓がある場合はそれも開けてくださいね。今の季節は寒いですが、ほんの少しの辛抱です。冬は窓を開けることも少ないと思いますし、エアコンの暖房などで空気が滞留しがちです。せっかくお掃除した後ですから、空気もキレイにしましょう。家の中を玄関〜奥の部屋まで、キレイな空気が吹き抜けていくのを感じてください。
仕上げに、玄関の外側に小さな盛り塩をしておけば完璧です。邪なものが家の中に入ってくるのを防いでくれますよ。集合住宅等で玄関の外側に置くことが気になる方は、なるべく外側に面した内側に置いても同様の効果を得られます。お塩はもしあれば粗塩(天然塩)を大さじ2杯分程度盛るように、無ければ食卓塩を平たく置くだけでも構いません。小さなお醤油皿などに入れて、置いておいてください。水気を吸って固まってしまったり、汚れてきたら、気づいたときに取り替えてくださいね。
■お財布を整理して金運アップ!!
お財布がパンパンに膨れてしまっていませんか?知らず知らずのうちに貯まっていくレシートの束や、たくさんのポイントカード…これを一度整理しましょう。
まずは100円ショップで売っているカードケースを買ってきてください。ファイル形式でカード類を並べられるものです。
そして、運転免許証や健康保険証など常時携帯する身分証などは財布の決まった場所へ。
クレジットカード、キャッシュカード、ポイントカード等は普段よく利用するものだけを財布に残し、あとはファイリングしておきましょう。意外と見落としがちなのが診察券です。普段あまり行かない病院やクリニックの診察券も、同様にファイリングしておきましょう。
レシートは必要なものは別途とっておき、クーポン券は有効期限の切れたものは、すべて捨ててくださいね。
整理した後でありがちなことが「あのカードを家に置いてきちゃった!」という状況です。特に忘れてしまいがちな診察券やポイントカード類は、お出かけになる前に整理用のファイルを確認するようにしましょう。しばらく続けていくと、習慣になってきます。
整理した後は、見違えるほどスッキリして薄くなったお財布にびっくりすると思いますよ。引き続きこまめに整理を続けて、お財布は常にスリムな状態をキープできるように心がけてくださいね。
お財布はお金が出入りする大切な場所。ここを整理しておくことで、お金の流れがよりスムーズになり、金運アップが期待できるはずです。
いずれも大掃除のついでに、気楽な気持ちでやってみてくださいね。
新しい年を良い流れに乗って迎えるためにも、年内に済まされるのがベストですが・・・
色々とお忙しい場合は、年が明けてからでも大丈夫ですよ。
大切なのはきちんと整理整頓をして、よい運気を迎え入れやすくするというお気持ちです!
是非お試しになってみてくださいね。
★☆★日本各地のパワースポット情報★☆★
鑑定師のお仕事をしておりますと、北は北海道から南は沖縄まで、日本全国のお客様とお話をさせていただく機会がございます。本当に稀有で、ありがたいことです。
私は余暇を活用して日本各地を回ることが好きで、これまで車や路線バスで47都道府県すべてを訪ねてまいりました。お電話をしていて、お客様の地元はどんな所だろう・・・前に行ったあそこはご存知かしら・・・と想いを馳せることも多々あります。
各地で地元の美味しい料理に舌鼓を打ち、美術館や博物館を巡ったり、温泉を楽しんだり・・・なによりも旅先での一期一会の出逢いは、本当に心が温まるものですね。
そんな中、私がいつも欠かさずに訪れているのが全国各地のパワースポットです。鑑定師として仕事をしていくうえでは、定期的に負の念や邪なものを落とすこと、それと同時に自分自身にパワーを蓄えることが必要ですので、旅行のスケジュールには必ずパワースポットを組み込むようにしております。
「パワースポット」という言葉が広く一般に浸透してきたのは、ここ10数年ほどのことと思います。スピリチュアリズムが過去よりも世の中に受け入れられるようになってから、テレビや雑誌でも特集が組まれるほどのブームになりましたね。しかし、この言葉が世間に浸透するよりもずっと昔から、いわゆる”気”の良い場所・強い波動を感じられるスポットといったものは、全国各地に確かに存在してきました。広く公にはなっていない場所にも、古くから地元の方々の信仰の対象として奉られている神様は、日本全国に数えきれないほど散在しています。
今回は私がこれまでに訪れた全国津々浦々のパワースポットの中でも、特に印象的であった10箇所について、皆様にご紹介させていただきます
。
※私が個人的に好きな場所・実際に訪れてみて強いパワーを感じた場所をピックアップしたため、一般的にはパワースポットとして認識されていない場所も含まれます。メディア等であまり紹介されていない場所もあるかもしれません。ご了承ください。
●霊場 恐山(れいじょう おそれざん):青森県むつ市
言わずとしれた日本屈指の霊場です。光の反射を受けて、何色にも表情を変える宇曽利湖が印象的です。全国各地から多くの人が訪れ、亡くなった大切な方々のご冥福を祈り、石を積み上げ祈りを捧げる荘厳な場所です。故人と現世を生きる人の強い絆を感じさせる、日本でも有数のパワースポットです。岩場の中の砂利道を歩いていくので、お足元には気を付けてくださいね。境内にはかけ流しの温泉(硫黄泉)もあり、来場者は誰でも無料で入浴することができますよ。参拝の後には温泉で疲れも洗い流してから帰路につきましょう。
※開山期間は毎年5月〜10月のみ。秋から春先にかけては入場することができませんので、ご注意くださいね。
●男鹿半島 入道崎(おがはんとう にゅうどうさき):秋田県男鹿市
「なまはげ」伝説で有名な秋田県の男鹿半島、その北西端に位置している岬です。国内でも有数の夕日鑑賞スポットですが、遊歩道からモニュメントにかけて一面の海に向かって歩いていくと、とても強いパワーを感じられます。日本海に沈んでゆく夕陽を眺めながら、お願い事をするのには最適な場所です(※写真をご覧ください)。あまりパワースポットとしては紹介されていない穴場です。日中も日本海を一望できる絶景が楽しめますが、やはり一番のオススメは夕暮れ時ですので、あらかじめ日の入り時間を確認してからお出かけくださいね。
●彌彦神社(いやひこじんじゃ):新潟県西蒲原郡
地元では「おやひこさま」として古くより親しまれています。特に商売繁盛・仕事運向上の参拝に訪れる方が多いそうです。広大な境内には最奥部にある本殿を中心に、相撲場や弓道場、宝物殿など沢山の歴史的建造物があります。樹齢1,000年といわれる椎の木の御神木も必見です。もしお時間があれば、ロープウェイか車で弥彦山頂公園というところも訪れてみてください。天気の良い日であれば、遠く佐渡島までが一望できる絶景を楽しめますよ。境内がとても広いので、ゆっくり参拝されたい方は1時間くらいはお時間をみておいてくださいね。
(私は彌彦神社に向かう直前に、駐車場で財布を落としてしまいました。途中のサービスエリアで気づき、カード類もすべて利用停止の連絡をして、落ち込みながらお参りをしたのですが・・・参拝した翌日の夕方に警察から連絡があり、中身もすべて無事なまま見つかったというエピソードがあります。)
●日枝神社(ひえじんじゃ):東京都千代田区
東京の中心地、首相官邸や国会議事堂からも至近距離に位置しています。その場所柄から、古くより政財界の参拝者が多く、仕事運向上や商売繁盛の祈願に訪れる人が後をたちません。安産祈願や縁結びの御利益もあるそうで、全国各地や海外からも沢山の参拝客が訪れる神社です。境内には都の天然記念物にも指定されている御神木の杉の木(樹齢およそ400年)をはじめ、ムクノキや一本桜など、都心とは思えないほど自然に恵まれたパワースポットです。桜の季節には境内一面に桜の花びらが散り、とても神秘的な様相です。
●大洞赤城神社(だいどうあかぎじんじゃ):群馬県前橋市
日本百名山のひとつ、赤城山の山深くに位置する神社です。実は「赤城神社」という名前を冠する神社が群馬県内には3つあるのですが、今回ご紹介するのは前橋市富士見町にある大洞赤城神社です。赤城姫と淵名姫という二人の姫君が赤城山の神様となられた伝説があることから、特に女性への御利益があるパワースポットとして知られています。縁結び・子宝祈願・安産祈願など女性ならではの心願成就を祈って訪れる人が多いそうです。神社までは大沼湖にかかる鮮やかな赤色の「啄木鳥(きつつき)橋」を渡りますが、この湖と橋の対比も素晴らしい景観です。
●來宮神社(きのみやじんじゃ):静岡県熱海市
ここは全国的にも有名なスポットですね。本殿に向かって左側、奥の方にある御神木「大楠の木」は必見です。樹齢2,000年以上と言われる御神木の周囲は、とても澄んだ空気と強いパワーに満ちています。特に健康長寿・心願成就のお参りに訪れる方が多いようです。夜になると、夕暮れ時〜深夜0時までLEDで御神木がライトアップされます。縁結びのために訪れるカップルも多くいらっしゃいます。
●瑞龍寺(ずいりゅうじ):富山県高岡市
こちらはあまりパワースポットとして紹介されていませんが、全国の寺院の中でも私が特に好きな場所です(※写真をご覧ください)。加賀藩の二代藩主、前田利長公の菩提寺として古くからあるお寺です。平成9年には国宝に指定され、平成29年現在も富山県内では唯一の国宝として名を馳せています。広大な敷地内に一歩足を踏み入れると、とても暖かいパワーに包まれます。中でも総けやき造りの総門、仏殿は是非ご覧になってください。敷地内を囲む石廟は、夏は涼しく、冬は木のぬくもりで暖かさを感じることができ、昔の人の生活の知恵を感じられます。一般的には近くの高岡大仏の方が有名かもしれませんが、この瑞龍寺は景観・パワーともに本当にオススメの場所ですので、高岡を訪れた際には是非足をお運びになってみてくださいね。
●金刀比羅宮(ことひらぐう):香川県仲多度郡
こちらは有名ですね。「こんぴらさん」として古くより親しまれています。参道の入口から御本宮まで石段の数は785段、奥社までを合計すると、その段数はなんと1,368段にものぼるそうです。ひとつひとつの石段を踏みしめながら、やっと御本宮にたどり着き、祈願をささげることができるのです。そこまでの道のりの険しさも相まって、覚悟の要る参拝ではありますが、だからこそ強い念が神様に届くと考えられているのではないのでしょうか。とにかく多くの石段を登っていくため、参道にあるお土産屋さんでは各店が杖を無料で貸し出してくれます。ご自分で登るのが難しい方には、石段の下に昔ながらの「かご屋」さんがいますので、そちらを利用してみてくださいね。御本宮の右手には展望台があり、讃岐平野を一望できる素晴らしい景色が待っています。天気が良い日には瀬戸大橋まで見えるので、お参りの後には是非立ち寄ってみてくださいね。
●武雄神社(たけおじんじゃ):佐賀県武雄市
九州の方はご存知だと思います。縄文時代からあるといわれる御神木、大楠の木を是非ご覧になってください。神社の裏手、竹と杉の木が生い茂る小道をしばらく進んでいくと、そこはまるでジブリ映画「となりのトトロ」に出てくるような神秘的な世界。樹齢およそ3,000年の大楠の木は、高さは約30m、根っこの周りの外径は約26mもあるそうです。苔むした地面と大楠の周りは、草木の香りと澄んだ空気に包まれており、自然のゆるぎない力を感じ取ることができます。近隣には全国的にも有名な「武雄図書館」や、朱色の楼門が印象的な「武雄温泉」もありますので、そちらにも足を運んでみてくださいね。
※大楠の周辺は保護のため立入禁止となっています。そのため御神木を直接触ったりすることは残念ながらできません。柵が張ってありますので、その外側から参拝なさってくださいね。
●長崎鼻(ながさきばな):鹿児島県指宿市
鹿児島県の薩摩半島、その最南端に突き出るような形の岬です。指宿駅からも遠く離れているため、あまり観光客の人はいないかもしれません。昔話の浦島太郎が、竜宮へ旅立った岬とも言い伝えられています。敷地内には乙姫様を祀ったといわれる「竜宮神社」もあり、夏場になると多くの人が訪れます。灯台までは徒歩で入ることができ、一面の紺碧の海と空は、まさに息を呑むような絶景です。陸地側には開聞岳もあり、緑と海のコントラストが非常に印象的な場所です。灯台の周辺〜竜宮神社までの海沿いの道は、とくに力を感じることができます。浦島太郎の物語にならい、海岸沿いの遊歩道には亀の置物が鎮座しています。その置物のそばに積んである貝殻には、サインペンでお願い事を書いて心願成就の祈念ができるようになっています。帰りには指宿・知覧方面に向かう途中にある「玉手箱温泉ヘルシーランド」というところも是非訪れてみてくださいね。海に面した広大な露天風呂が最高です!
いかがでしたでしょうか?皆様がお住まいの地域のパワースポットはありましたか?
地元の方だとあまり足を運ぶことも少ないかもしれませんが、機会があれば是非訪れてみてくださいね。
ご旅行などで近くまで行かれる予定がある方も、ぜひ立ち寄ってみてください。旅の思い出のひとつに、その地ならではのパワースポット巡りも織り込むことで、心身ともにリフレッシュできるはずですよ。より充実したご旅行になると良いですね。
今回は掲載スペースの関係もあり、合計10箇所を特に厳選してご紹介させていただきました。まだまだ書ききれないオススメの場所が全国各地に数多くございますので、また別の機会にでもご紹介させていただければと考えております。電話鑑定やメール鑑定の中でも、ご希望の方にはおすすめのパワースポットをご紹介できますので、是非お気軽にご相談くださいね。
拙い記事でしたが、お読みくださりありがとうございました。
最後に、来る2018年が皆様にとってさらに実りあるものでありますように、
皆様の健康とご活躍を心から祈念申し上げます。
2017年11月吉日
ウラナ鑑定師 JILL

ハロウィンの起源をご存知ですか?
歴史は古代にさかのぼり、イギリスやアイルランドのケルト民族が発祥とされています。太陽暦を使っていた彼らにとって、10月31日は現代の暦でいう大晦日にあたりました。
そして、この特別な夜には、亡くなった人たちの魂が霊界から現世に戻ってくる日と信じられていました。日本でいうお盆とよく似ていますね。愛する人たちの魂と一緒に、魔物や悪霊が集まるのを避けるための魔除けの儀式が、現在のハロウィンのルーツとされています。「魔物」や「悪霊」・・・意外ですよね。現代のハロウィンの楽しいイメージとは真逆です。
実は、何度かハロウィンをアメリカで迎えたことがあります。今回はアメリカでのハロウィンの一日について少しご紹介させていただきたいと思います。
10月も半ばになると、スーパーやディスカウントストアには専用のコーナーが設けられ、色とりどりの仮装衣装が並びます。子供たちに配るための小さなお菓子をたくさん大袋にまとめたものも、$10くらいで所狭しと陳列されます。ハロウィンの象徴ともいえるオレンジ(カボチャ)と黒(装束や帽子)を主に、カラフルな売り場は見ているだけでも楽しいものです。
昼間はショッピングモールで子供たち向けの仮装コンテストイベント。夕方くらいから大通りには仮装した人たちが集まってきて、にぎやかさを増します。大通りから離れた住宅街では、子供たちが1軒ずつ家を訪れ、玄関先で”Trick or treat!(いたずらされたくなければ、お菓子をちょうだい)”と元気な声を上げます。かわいいモンスター達の訪問を受けた住人は、子供たちの衣装を褒めながら、それぞれにお菓子を手渡します。子供たちは、家に帰ってからたくさんの収穫(=お菓子)を仲間たちと分け合い、親に「こんなにもらえたよ!」と自慢。普段は「夜はお菓子を食べちゃダメ!」と言われている子も、この夜だけは例外です。寝る前にいくつかお菓子を食べることを許してもらえて、「あとは明日以降よ!」とクギを刺されるところまでが子供たちのハロウィンです。笑
そしてお祭りは深夜まで続き、仕事帰りの大人たちもめいめい衣装に身を包んで通りを練り歩きます。本格的な仮装でなくても、仮面やちょっと派手目なアクセサリーを纏っただけの人もおり、誰でも気軽に参加できる雰囲気です。知らない人同士でも、お互いの衣装を褒め合いながら記念撮影をしたり、キャラクターになりきっておどけながら、にぎやかな時間を過ごすのです。人々の活気と笑顔で溢れる一日は、こうして幕を閉じてゆきます。
日本でのハロウィンは、昔は子供向けのイベントというイメージが強かったように思います。子供が小さかったころ、百貨店のイベントに連れて行ったことがある程度です。それが、ここ10年ほどでしょうか、欧米のように大人も仮装を楽しみながら外を練り歩くという文化が定着してきたようですね。ニュースで渋谷や六本木の賑わいをご覧になる方も多いことでしょう。新しい文化の良いところを取り入れる日本ならではの懐の深さや、受容性の高さを表すようです。
元々は魔除けのしきたりをルーツとする意外な一面を持つハロウィンですが、クリスマスやバレンタインのように、”人との絆”を強く感じさせてくれる特別な日。その背景には、元来の「愛する人たちの魂を迎える日」という意味合いが根強く存在するようです。
皆様も大切な人との絆のために、この特別な日の魔力に力を借りてみるのはいかがでしょうか。