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2018ハロウィン特別コラム:史華先生

鑑定師 メッセージ

史華先生

史華|電話占いウラナ

時間外
10月31日、現実世界と霊的世界が交わるハロウィンの夜。
2000年以上も前に 古代ケルト人のサムハイン祭が起源とされ、あの世と この世の境い目が無くなることから 夜には 死者の魂が 家に帰るとされていました。
日本の お盆と同じですね。

元々は 秋の収穫を祝い、悪霊などを追い払う宗教的な意味合いのある行事でしたが、現代では 民間行事として定着し、仮装をして 子供から大人まで みんなで楽しむようになりましたね。

少し前に「リメンバー・ミー」という、メキシコを舞台にした 陽気な音楽と「死者の日」という、1年に1度だけ 亡くなった人が戻ってくるといわれる祝日の日をテーマにしたアニメ作品が上映され、私も感動して 泣きながら観た記憶があります。

この作品の中では 死者という存在が 恐ろしい者としては描かれておらず、むしろ自分のルーツを大切にする思いが強く出ている作品だったと思います。

私も 時々 ご相談者さまとのカウンセリング中に、亡くなった方の思いが 映像で出てくる時がありますが、そこには 亡くなられた方が 大切に思われたご家族の方や愛する方へのメッセージばかりで、1度も恐怖や気味悪さを感じたことは ありません。

むしろ 温かい愛と思いやりに溢れたエネルギーを感じて、感動的で 胸が熱くなることが ほとんどです。

時代と共に 思想や哲学といった人々の考え方の根底を作るものは 変わっていきます。
今 スピリチュアルな時代を迎え、世の中は 目に見えないものへの考え方を 重要視する動きが大きくなっているように思えます。

それは、お金の価値が変わり 物に対する意識が変わり、変動を続ける物質主義への疑念が生まれ、また 度重なる自然の脅威にさらされ、生きることへの不安があおられることで、人々は 拠り所となる心の軸を 探し求めるようになっているのではないかと思うのです。

また 目に見えない霊的世界、死後の世界、天界というものに対する様々な現象を 証明する研究や その見解に理解を示す世界的な学者や医療関係者たちまでもが 現れたことで 益々 スピリチュアルなことに関しての人々の理解が深まっていると感じています。

そして 天界からの本来のメッセージである、幸せに生きること 人生を楽しむことが ハロウィンのお祭りとして 世の中に笑顔を広めることに繋がっていったと思っています。

元々のお祭りの意味とは 少し違ってはいますが、それでも 自分を守ってくれている守護霊様や 亡くなられたご先祖様や 大切な方々の思いを もう一度 思い出して、自分が 今を精一杯 生きることの喜びを このハロウィンの日に 皆さんと分かち合いながら 楽しみたいと思っています。