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2018ハロウィン特別コラム:おとめ先生

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おとめ先生

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「サバト」という言葉を知っていますか?魔女の祝祭で年間8回行われます。火と捧げもの、祈りに満ちた祭りです。魔女界での1年の始まりは11月1日。
ハロウィンの10月31日は「大みそか」に当たり、異世界の門が開くとされる期間で古くから重要視されてきた神聖な節目です。
実は、ハロウィンこそ8つのサバトの始めの祝祭日。大事な日なのです。
この日は特別な門が開く時なので、まがまがしいものと清らかなものとが混在します。当然、異世界からやってきた不浄なものたちから身を守る必要がありますね。
それと同時に、これまで作ってしまった不浄な縁を浄化するのに最適な日なのです。今年のハロウィンは、魔女の伝統に則って心身の浄化をしてみませんか?浄化が進むと願いごとが叶いやすくなり、生きやすくなります。

 まず、ハロウィンにふさわしい祭壇を準備しましょう。部屋の中央に地をイメージさせる黒やこげ茶の布を敷きます。その上に捧げものを並べていきましょう。まずは中央に浄化のための「火」を用意します。ろうそくです。そして、その東に「リンゴ」、南に「水」、西に「穀物」、北に「カブ」を捧げます。

 南に向かって座り、ろうそくに火を灯します。まずは自己の浄化です。自分の内側からもう不要になったエネルギー、不要な縁、怖れや憎しみなどのネガティブな思考など、浄化したいものを胸に集めます。それを親指と人差し指でつまむように引っ張り出すイメージをしてみましょう。吐く息と共に引っ張り出すと上手く行くかもしれません。あなたの胸からどんなものが引きずり出されましたか?鎖のようなもの、白い糸のようなもの、スライムのようなもの・・・人によってさまざまな形で感じられるでしょう。

 引っ張り出された不浄・不要なものは、ろうそくの火で燃やしてしまいます。それらは、ハロウィンで開いている異世界の門を通って奥深く飲みこまれ、新しい循環に入ります。もし、体に問題があるなら、痛む場所・気になる場所からつまみ出すイメージをしても良いのです。これらの不快感や痛みが与えてくれた気づきに感謝し、自分の中から取り出し、宇宙の大いなる神聖な流れに還します。自分の中が充分浄化されたと感じられるまで続けましょう。

 次に、「リンゴ」「水」「穀物」「カブ」をそれぞれ火に近づけ感謝の祈りを捧げ、浄化します。やけどには充分注意してくださいね。浄化された食べ物は後で美味しくいただきましょう。「水」は玄関先にまいたりお風呂に入れたり、家屋の浄化に使うことができます。

 最後に、部屋の窓を開けて空気を入れ替えれば終了です。心はかるく感じられましたか?部屋の空気は明るくなりましたか?自分の身体から指で引っ張り出すイメージによる浄化法はハロウィンの日以外でも使えます。でも、異世界との境があいまいになり、世界中が祈りに満ちるこの日のパワーを利用すれば浄化もパワフルです。

 スッキリした感情は、良い行動を生みます。自分の本心に素直に従った行動です。ねじれがない行動を常々することは、素直な性格をつくります。神々や精霊たち、もちろん周囲の人びとからも多くの助けを得られ、良い人生となるでしょう。

あなたの素晴らしい人生、光に満ちた人生を応援しております。