鑑定師 | メッセージ |
---|---|
7月7日この日が晴れて夜空に星が瞬くのを願うのは、自分と織姫様もしくは彦星様を重ねるからでしょうか。 年に一度だけ川を隔てた二人の愛が育まれるとき、我々の願い事も叶うという言い伝え。 そのため、昔から短冊に願いことを書きましたね。 彦星様と織姫樣は、年に一度しか会うことが許されていません。 会えない364日何をして過ごしているのでしょうか。どの様な思いでこの日を迎えるのでしょうか。 去年の私より綺麗になってると褒めてくれるかしら。彦星樣は去年より一層素敵になっているのかしら。 共有できる時間が少ないからこそ相手への思いが強固になりやすく、期待感も深まりますよね。 時代が変われど今なお彦星様と織姫様が7月7日を愛おしく思うのは、きっとその日を大事にして会えない364日を過ごしているからだと思います。 どれだけ彦星様が織姫様を思っていても、織姫様が同じ様に思わなければ七夕は成り立ちません。現代の男女間において人間関係を築く上では、それと同じことが言えます。 お互いが同じ様に思いやり、大切な人と認識するのは奇跡です。 さらに彦星様、織姫様のように出会った頃と変わらず二人の関係を持続させるのはもっと奇跡です。 空を見上げた時に彦星様と織姫様のロマンチックな時間を想像するのは、彼らの愛の深さを感じるからでしょう。 彼らの愛の深さはどこから来るのでしょうか。 毎年7月7日に会える!!と思うか7月7日しか会えない!と思うか、あるいは一年に一回会えるから幸せだと思うのか、1年に1回しか会えない・・・と思うのかといった思考の違いが愛の深さに関係する理由の一つであると思います。 自分を苦しめているのは、自分だとよく耳にします。 何かの問題に向き合う時、少しでも楽に問題に立ち向かえる選択をできるようになると彦星様や織姫様の様にその日を楽しめるのではないでしょうか。 なかなか、会える時間がない! 会いたいのに会えない!! 会えるまであと何日・・・・ 会えない間にもっと魅力的になるには何が足りない? と自分と向きあう時間も必要です。 見えないところで努力しているからこそ、知らぬ間に自分が磨かれ自信を持ち冷静沈着に物事と向き合えるのだと思います。 そして好きな人に会えない時間、相手への猜疑心にさいなわれていませんか?その猜疑心は確かなものですか? 便利な世の中になったが故、会えないけど連絡が取れるもしくは相手の状況がわかります。だからといってそれは、相手の全てではないでしょう。きっと生活の一部分。 彦星様、織姫様は、連絡することができなくても深いところで繋がっています。本当の繋がりとはそういうものではないでしょうか。 七夕は、縁結びの日でもありますので神様にご挨拶に行くのもオススメです。縁に恵まれない方は、縁結びにゆかりのある神社に出向かれると良いかと思います。人は、色んな縁で結ばれていますが縁は見えません。見えない糸を良い縁で繋ぎやすくしてもらうため神様の前に立ったら、『いただいたご縁で何かお返しできる様に努力します!ですので私に合う縁を引き寄せてください』 という様にお話しなさると良いかと思います。 皆様の短冊の願いが届き叶います様に。 天佑 |