占い師 桜子 インタビュー
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占い師を志したきっかけは?占いとの出会いや人を導くきっかけなどを教えてください。
そうですわね、少し自分の事をお話しするのはお恥ずかしい所もあるのですが、ズバリ失恋経験が占いと本格的に向き合ったきっかけですわね。
昔から、人とは違う視点で物事が見えていたり、幼少期から占いの本を愛読していて、親戚を実際に占ったり、クラスメイトの恋愛の相談をタロットカードでしてたり、あの当時はお手紙が主流だったから、文章を一緒に考えていたりしたわね。
だからこそ、私の人生の中にあまりにも占いは日常にの中に入っていたりしたんですよ。
でも、私自分自身がセクシャルマイノリティーだったのもあって、意識的に占いを自分自身に活用する事より、人のためになればと思っていたの。
でも、もう随分前の話ですけれど人生の中で大恋愛をして、大失恋をした事が向き合うきっかけになったわね。外国に殿方を追いかけて行ってまで、絶対に実らせたい恋だったけど実らなかったわ(笑) もうその時悔しくて、悲しくて取り乱した時に私のお師匠先生に救っていただけたの。その時から、本格的に色々と知識をつけていって、占い師になるというよりもOL的な働き方をしたり、夜は水商売をさせて頂いてる間に、いつの間に鑑定の依頼が増えてきて、占いが本業になった流れです。
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得意とされるご相談内容について教えてください。
あら?難しいご質問ね、逆に不得意なご相談内容がないからこれが得意っていうのもあまり意識はした事ないんですけど、得意というより、どうしても力が入って絶対に良く導きたいってご相談は、恋愛絡みのご相談かしらね。特に複雑であればある程、私自身の経験もあって熱くなってしまうわね。
私も歳をとってしまった証拠ね(笑)様々業界の方や、幅広くいろんな年代の方からもご相談頂けるので、大体のお話はすんなり頭に入ってきます。
逆に、今は2005年生まれ以降の方とのお話する機会は少ないから、その方達の話題についていけるように、日々いろんな所に視点を張り巡らせているので、2005年生まれ以降の方とお話できて、その方達との会話や恋愛感も得意ですと言える日を楽しみにしています。 -
鑑定に関して、自己流のスタイルや、ご相談に関してのこだわりを教えてください。
鑑定スタイルは基本的にはいろんな占術を合わせて複合的に見させて頂いていますね。
私自身が疑い深い性格でもあるので、こだわりとは違うかもしれないですけど・・・例えば、頂いたご質問者様の生年月日から出る占い結果や性格と今のその方とのオーラやエネルギーなどが違っている事があると、別の占術を用いたり、特別な見方をしたり、タロットカードでも展開方法を自然と変えたりしていますね。オーダーメイド式なんてかっこいい言葉は似合わないけど、お客様一人一人に合ったスタイルで応じさせて頂いています。
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生年月日がわからない相手ですが、見ていただけますか?
できれば占いに必要なデータとしては生年月日がある方が、その分、使える占いの幅が広がるのでご用意して頂けると、見える範囲やバイオリズムが判るので、現実的にそれ使える!みたいなアドバイスができる事が多いですわ。
でも、生年月日がわからない場合、私はチャネリングをさせて頂くので見てもらいたい方の差し支えない見た目の特徴や、お名前とか頂く事が多いですわね。以前実際にあったケースが、どうしても頭に浮かんでくる方との結果と会話がその方の元恋人さんだったみたいで、「先生、そっちじゃなくて今の方と繋がってください笑」って事が合ったわね。
イメージでいうと、上空から誰か特定するのに目印を頂けると、あーこっちの方ね。って感覚で意識を絞れる感覚かしらね。 -
占い師になって良かったと思うエピソードを教えてください。
逆にもし生まれ変わったら占い師になる道は選ばないわね!(笑)
前世、鑑定が得意な先生に私自身何度か見てもらった事があるんですけど、皆さん口を揃えて、「あなた、前世も前前世も、そのさらに前も同じ事してたわよ」って言われるから納得はするんですけど、もうお腹いっぱいですって私も笑ってます(笑)そんな私でも良かったなっていうのか、プロとしてモチベーションが保てるのはお客様の希望の未来に近づける導きや結果が出た時ですわね。
直近だと、こんな事をここでお話しするのは変なお話しかもしれませんが、その方のお悩みが晴れて、占いの力を卒業された方が、わざわざお礼のためだけに再登録して頂いてご報告に来てくださった事かしらね。「先生覚えていらっしゃるかわかりませんが・・・ あの時の先生に言われ通りになって、言われた時期に本当に子供も授かって今は幸せに過ごせてます」って聞いた時は思わず嬉しくて心で泣いてしまったわ。私には掴めない幸せを掴んでくださったりすると、本当に良かったって思います。
当たり前の事ですが、私は皆さんの人生の主役ではなく、脇役です。だからこそ、関われる時間はそこまで多くはないかもしれませんが、皆様の人生が輝ける、引きたて役としてお力になれれば幸いです。