第十四弾は、守護天使様やロマンスエンジェル様からメッセージをお伝えする聖女のような占い師、紫結(しゆん)先生へインタビューさせていただきます。
物腰が柔らかい紫結先生は、いつでもご相談者様に優しく寄り添ってくださる占い師様でご相談者様をそっと導いてくださいます。
本日は、紫結先生から沢山のお話しとメッセージをお届けできたらと思います。
「本日は、お時間をいただきありがとうございます。普段お伺いできない紫結先生のお話しをお伺いさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。」
こちらこそ、よろしくお願いいたします。このような貴重な機会をいただきありがとうございます。
皆様、こんにちは。占い師の紫結と申します。これまで鑑定でご縁をいただいた方も、まだお話したことがない方も、改めましてどうぞよろしくお願いいたします。
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「ウラナの占い師様になっていただきまして、改めてありがとうございます。
ウラナでの鑑定やお客様の印象はいかがでしょうか?」-
電話占いは他のサイトでの経験もありましたが、ウラナでは力を抜いて自然体で鑑定させてもらっています。
ウラナのお客様は占い師に親しみをもってお話してくださる方やお気持ちが優しい方が多いので、とてもお話しやすいです。
もちろんお客様お一人お一人違うわけですけど、わたしがご縁をいただいているお客様ですと、ご自分に対して誠実な姿勢で向き合っていらっしゃるなと感じることが度々あります。皆様、悩みながらも前に進むために頑張っていらっしゃる様子が伝わってきます。
お客様が望んでいた鑑定結果ではないことも当然ありますが、けして鑑定結果だけに囚われてしまわれずに、お客様自身がどう向き合えばこの後に良い流れがつくれるかというご相談をいただいたり、アドバイスに対しても素直なお気持ちで耳を傾けてくださるお客様が多いので、ありがたい気持ちで遠慮なくお伝えさせていただいています。
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「紫結先生は、お客様からの信頼も厚くリピートも多いですが、
どのようなお気持ちでお話しをなさってるのでしょうか。」-
そうですか、多い少ないという感覚はわかりませんでしたが、再びご依頼をいただけたり、続けてご依頼をいただけることはありがたいですね。ですが実は初回の鑑定以上に身が引き締まる思いで鑑定させていただいているんですよね。
継続してご依頼してくださるお客様もいらっしゃいますが、1度目の鑑定から3か月、半年、1年経ってふと思い出していただくのか、その頃に2度目、3度目の鑑定のご依頼をしてくださるというお客様も結構いらっしゃいます。初回の鑑定の中でまた聞いてみたいと思っていただけるものがあったのか、私との波動が調和したタイミングでわたしを通してお伝えできることがあるから再び来てくださったのかなと思ったりしています。
いつでも思いついた時、お好きなタイミングで来ていただけるような、いい意味で気を使わない占い師でありたいと思っています。今日はどの先生に聞こうかなって、多くの先生方から好きに選べるのが占いの醍醐味でもありますよね。
でも基本的にはご縁をいただいた最初の鑑定が全てだと思って向き合わせていただいています。1度だけの繋がりであったとしても、いただいた貴重な時間の中でお客様が迷われている部分に対して、何か見通しを立てるヒントを見つけていただけたらという気持ちでお話させていただいています。
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「紫結先生が、「占い」という世界に関心をもったきっかけや、
占いについての考え方を教えていただけますか?」-
ん〜〜〜、特に占いに対して意識を向けたきっかけと言われると思い当たることがないんですよね。本当に「あって自然なもの」という感じでしたね。
ずっと目に見えないエネルギーと調和して生きているという感覚はもっていたのでその1つに占いがあるという感じですね。
方向性に迷いがある時や、アドバイスが欲しい時、運を味方につけたいと感じた時などに、好きなように活用するものという感覚です。
占いって世界各国様々な占術がありますが、古代エジプトから始まった占星術や中国の易などは紀元前3000年頃からと言われますし、タロットも風水も歴史が古くて途絶えることなく受け継がれてきていますし、科学がこれだけ発展した現代でもこうやって用いられていますよね。
占いの使われ方は過去に遡るほど今とは全く違って、王や武将が専属の占い師に戦いの明暗を占わせたり、戦略を練るために助言を仰いだりしたわけですから、国や軍の存続や生死に直結したりするほどの重要な指針だったわけですよね。日本では陰陽師であったり、戦国武将が占い師を仕えさせていた歴史もありますし。
風水であれば「気」の流れの良い場所に都やお城を造るという考えを基に用いられてきましたし、徳川家康が江戸幕府を開くにあたりもともとあった江戸城や都市の整備に風水を取り入れた話もありますよね。
本当に長い歴史の中で占いは道しるべとして日常的で身近なものだったわけですが、科学の進歩とともにわずか100年前後の期間で急速に捉え方が多様化しましたよね。
昭和の時代は人間の力(科学)が世の中を動かすという考え方が中心になって、エビデンス(科学的根拠)がないものはちょっと怪しいもの、という捉え方が一般的になりましたよね。
ですが最近になって、占いに限らず目に見えないエネルギーや神社仏閣などのパワースポットへの関心とか、引き寄せ法則など、個人の幸せを求める流れの中で占いも見えないものに対しても抵抗感なく受け入れる人が増えてきていますよね。本来の感覚を取り戻しつつあるように感じます。昭和の時代から見れば、若い女性が週末に神社仏閣に参拝に行っておみじくを引き、御朱印をいただくなんて想像もできなかったことですよね
背景としては西洋占星術では風の時代とも言われますが、他にも地球の波動が上がり次元上昇していて多くの人が非物質の存在を感じやすくなってきているとも言われています。こういう表現になるとちょっと抵抗感を感じる方がいらっしゃいますね。
でも宇宙のエネルギーは壮大ですから見ないように封印しようとしても、抑えきれるものではないないということですよね。この世の中は見えないものの力に満ちていますから。
人間の力で動かされているようでいて、実は法則に基づいた力強いエネルギーが働いているんですよね。そう感じていらっしゃるお客様も多いように感じます。でも解釈や受け止め方は自由ですよね、一人ひとりの感じ方ですから。
占いに話を戻しますね。ちょっと真面目な話になりますが、カバラ数秘術で今年は「6」の年で、統計学的な意味合いも大きいところかと思いますが「6」の年は戦争や大きな災害が起こりやすいという指摘があります。同じように九星気学でも今年は「五黄土星」の年で同様に災難(戦争含む)、天災などが起こりやすい年と言われます。
こうしたこともけして悪い出来事を言い当てるという意味合いではなく、あくまで「そういう傾向がある年だから注意して過ごしなさい。」と解釈して最大限の回避策を講じれば良いのではないかと思います。
でも本音を言えば、注意喚起のような形でもっと広く取り入れられるくらいになればいいのにな、とも思います。「今年は〜に注意が必要です。」という感じで。的中しなければ何よりですし、備えるに越したことはないですよね。
占いは上手に活用しながら、願わない方向に向かわないよう器用に生きていく術として用いれば心強いアイテムなんじゃないかなと思います。
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「“見えない存在”との繋がりはどのように感じていらっしゃるのですか? 」
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わたし自身は常に対話している存在がいます。ハイヤーセルフやスピリチュアルガイドはもちろん、その場面によって他にも複数の高次の存在が登場してくれます。様々なことを教え導いてくれますし、助けを求めれば力を貸してくれます。
子どもの頃から自分が護られていると感じることがたくさんありましたが、ぼんやりとした感覚でそれほどはっきりしたものではなかったです。
小さい時、眠れない夜に良く考えていたことは、世界にはたくさんの人がいるのに何で自分の魂がこの器(肉体)に入ったんだろうということでした。小さい子どもにしてはなかなか鋭いことを考えていたなと思いますね。
そういうことを考えていた時に、ず〜っと上に上がっていき、暗闇を抜けた先に明るくて眩しい光に包まれた場所に辿り着いた映像を何回か見ました。とても力強い安心感を感じたことを覚えています。いつもその場所と繋がっているような、見守られていているような感覚を感じましたね。子どもだったのであまり大したこととも捉えず、色々な世界と自分が繋がっているんだと少し安心して受け止めたように覚えています。
大人になってレイキマスターから誘導してもらった時にも同じような体験をしました。この頃から一層繋がりが深まり、アチューメントを受けてからはもっと近くて信頼できるような繋がりに変わりました。
と言ってもまだまだ繋がりを深めている途中だと思いますが。
若い時は思いつくと勢い良く動いてしまうタイプだったのですが、軌道修正がかかるんですよね。「そっちじゃない」という感じで。決めたら貫くという意識が強かったんですが、数々の学びを通して次第にサインを待って従う方がいいんだということがわかるようになりました。
併せて現実の世界でうまくいかないことがあれば、自分で努力するだけではなく、目には見えないエネルギーから力を借りた方が早い、足りない運は補えばいいという感覚もあって、風水や九星気学、他にも物事の流れを創り出す思考を様々取り入れました。守護天使からの言葉をダイレクトに受け取れるエンジェルカードを中心としたオラクルカードリーディングとの出会いも大きく、メッセージの具体的な受け取り方が身に付きましたね。考え込みやすい性格でしたが大分楽観的な姿勢に変わりました。とても楽ですね。
こうした占術や学びは探し出して選んだというわけではなく、方法を思案していると絶妙なタイミングで目の前に急に情報が来て自分の中に入れていたという感じでした。見つけてから自分の中に落とし込むまではいつもあっという間の展開でした。自分とピントが合うとある程度、自分の中に落とし込むまでは他のことに意識がいかなくなります。とにかく探していたものが見つかったような感覚なんです。気づくと3〜4時間くらい簡単に過ぎてしまってます。(笑)
なので待機中にはお客様とすぐに波動を合わせられるよう確認や調べものはしないようにしています。笑
とにかくこんな風にどんどん提案され続けてここまで来ているような状態です。
話が広がりすぎてしまいましたが、常に見えない世界との繋がりを感じながら過ごしています。
ですが高次の存在と繋がることは誰でもできることだと思います。どなたでも潜在的にはその方法も知っていて、意識を向け始めれば目覚めさせることができる力です。ハイアーセルフとの繋がりもそうです。ただ気を付けないといけないのは、ある程度ご自分の心の状態を安定させて意識を研ぎ澄ました状態に整えてからじゃないと、不安や心配などから来る自分自身の声と混同してしまう場合があります。
日常的に、自分自身の本音や心の声を押し込めたりしないで、耳を傾けるようにしていることがとても大切ですよね。
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「占い師になったきっかけはありますか?」
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占い師という仕事をしてみようと思ったのは実際に占い師になる直前なんです。
気づいたら占い師ができる状況が整っていたという感じですね。決めてからの実際に鑑定するまで数か月しかかからず、本当に早かったので自分でも振り返ると不思議な流れだったなと感じます。
ただそれまで得てきた経験はこの仕事のための準備だったのかなと思うことが時々あります。
もともと本当に普通に働いていました。占いの「う」の字も出せないような真面目な場所で。占いも見えない世界のことについても私の中では何の違和感のないものでしたが、仕事は別だと思っていました。
仕事は問題を抱えて来られる方に対して、各担当者に繋ぐような仕事でしたが、依頼者の方の背景が伝わってくるので言葉をお掛けするととても親しみを感じていただき心を開いてお話してくださるということが度々ありました。
その方が抱えている問題の本質、特にご自分を抑えながら生きて来られた方の心の状態については強く感じるので、依頼者さんもなんとなく話しやすかったのかも知れません。
こういう方との関わりが増えるにつれて、表面に出てきている問題の背景にはいつもネガティブなエネルギーがあるということでした。言葉を交わすだけで重い波動が伝わってきました。特に強く感じたことは、育ってきた中で長年蓄積され滞っている強い陰のエネルギーです。この部分を触れずに根本的な問題解決はできないと感じつつも、普通の社会ではそういう話を前面に出すことはできません。
並行してある時期から学びを深めなさいと言われているように情報が入ってくるようになりました。物事の流れが滞った時の対処法や仕組みについてです。思考であったり、行動であったり、浄化方法であったり、「気」の流れを良くする方法などです。実際の仕事には生かすことができない中、自分の中の考えがとても整理されていきました。
そしてもうひとつ、受け取った一番大きなメッセージは愛について学ぶということでした。愛情を育むことというよりも、どういう状況の中にも「愛情」の力がうまく働いていない部分があってそこに意識を向けなさいということでした。重い波動もネガティブな感情も「愛」が不足していることで起こっている、そういうメッセージを受け取ったんですよね。これはわたしの人生ではとても大きな学びでした。自分が役に立てる部分なのかなと感じました。
この時点ではまだ占いという方法にはたどり着かず、恋愛アドバイザー兼ご夫婦関係のカウンセラーとして活動していました。
恋愛アドバイザーはいずれその方たちが家庭をつくっていくことをイメージしてパートナーと理解を深めるマインドや、オラクルカードや風水、九星気学、イメージングや引き寄せ理論なども取り入れて、そのお二人だから起こっている部分に焦点を当ててお伝えしていたので、今お伝えしていることと実は大きく変わらないんですよね。
そしてようやく占い師という仕事との出会いがありました。
その頃、レイキのアチューメント(特定の高次元エネルギーとさせ回路を開きそのエネルギーを活用出来るようにすること)を施してもらったレイキマスターから「占いをしたらどうですか?」と占術などの具体的なアドバイスも含めて勧められました。
他の占術を取り入れた時もそうでしたが、いつも家族や友人が先に取り入れたり、周囲の人から勧められたりということが前段階で起こるのですがその時点では全く関心が向きません。この時もそうでした。自分のタイミングで突然波動が合うんですよね。でもこんな感じで事前に情報は入っているのですぐに繋がります。「こういうことか。」と。先ほど、軌道修正がかかるとお話しましたがこれもその1つです。
この後、その言葉で物事が動き出したように驚くようなスピードで占い師になりました。早かったです。「こうしたい」と考えていると状況が整っていきました。
そういえば、ウラナの占い師になる時にもおもしろい流れがありました。自分からご連絡させてもらっていたんですが、その後気になることがあって一度辞退させていただいたんです。ですがすぐ直後にウラナに身を置かせてもらいなさいというメッセージがあって、慌てて再度ご連絡をしました。こうして今現在も所属させていただいているのでその流れに納得ですね。
占い師という形で仕事を始めると、それまでやってきたこととの違和感が全くありませんでした。むしろこのための今までの経験だったのかなと腑に落とせました。紆余曲折を経てようやくこの道に辿り着いたという感じです。
やっぱり話が長くなってしまいましたね。
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「紫結先生は、鑑定についてどのように進めていますか?」
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お客様がご質問されることを繰り返しながらシャッフルしていくとスッと入ってくる単語であったり、言葉が伝わってきます。そしてカードを引き、見えた言葉と照らし合わせて結果をお伝えしています。
その過程でわたし自身はほとんど「無」であって感情も思考もありません。媒体だと思っています。
そうするとお客様を守っていらっしゃる守護の存在(呼び名は様々ですね、守護天使、神様、守護霊様、精霊、宇宙)がカードを通じて伝えてくれるのでお客様にお伝えしています。カードは本当にそのまま伝えてくれるなと日々感じています。
時々「ん?この内容で本当にいいの?」と思いながらも、伝えることにGOサインを感じたらそのままお伝えするのですが、お客様が「そうなんですよ!」と何かピンと思い当たることをお話されるので、本当にただお伝えすればいいんだなと感じています。
意識していることは特にありませんが、その都度お客様がどういう未来を願っているのか、何に対して不安を感じていらっしゃるのかに意識を向けるようにしています。それが感じ取れると伝わってくるメッセージの感度も上がっていくんですよね。
電話占いはわたし自身も音からの情報に集中できて、波動も伝わってきやすいです。
経験が長い先生であればそうしたことに振り回されることもないと思いますが、わたしはまだまだ未熟な部分も多いので。
現実の日常生活の世界には存在しない立場で、余分な感情なく、構えの少ない状態で、しかも声という音の情報と波動だけ。対面だとすべての五感をフルに使っている状態ですから、お客様も気が張ってしまうように感じます。わたし自身も初対面の方と向き合って話す時は相当なエネルギーが必要となります。
意識を集中することもでき、視覚情報がないことで雑念なく読み取ることができるので、わたしは対面よりも向いているようです。
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「恋愛アドバイザーのご経験から恋愛で悩んでいるお客様へ、
恋愛がうまくいく秘訣のようなアドバイスをいただけますか。」-
「恋愛」って難しいですよねとお客様がため息交じりに話されると本当にせつなくなりますね。
恋愛って安定するまで悩みの連続ですよね。考えると胸がぎゅ~っと苦しくなって、好きな人が自分のことをどう思っているのか、気になって仕方がないのは当たり前ですよね。
でも挫けないで前向きに「愛」に向き合おうとすると、宇宙の全てのエネルギー、守護天使もどんどん力を貸してくれます。
なぜなら、全ての高次の存在は「何事をも全て受け入れてくれる愛の存在(エネルギー)」だからです。投げやりにならずに「愛」に意識を向け続ければ自然に波動が調整されます。
コツをつかんでトレーニングすると必ずサポートがあります。一段階ステップアップするとちょっと進め方が楽になります。なのでぜひ後ろ向きなお気持ちになってしまわずに、気持ちを立て直しながら進んでいただきたいですね。
ではスピリチュアルな視点でポイントを2つご紹介しますね。ご相談いただいているお客様には時々お話しているのでご存じの方もいらっしゃるかと思います。ただ、あくまでどなたにも共通する部分のお話です。貴方と彼だからの難しさが一番悩むところかと思いますが、そちらは鑑定でお待ちしておりますね。
1つ目は「不安」との向き合い方です。
楽しい時間を過ごしていたのに、帰る時間になって別れてしまうとさっきまで同じ気持ちでいたはずなのに途端に不安になったりしますよね。彼の態度や様子がどこか素っ気なく見えただけで急に不安になったり。
一緒にいない時間、彼はどうしてるのか、他の女性のことが気になっているんじゃないかとか。1つでも不安材料が見つかると、そこからどんどん想像が膨らんでしまって雪だるま式に不安が増えてしまいます。好きという感情は、「不安」という想像力を高める力がすごいですよね。
そしてこの「不安」の波動はさらに「不安」を感じさせられるようなちょっとした現実を貴方に見せてきます。ここもポイントです。<事実であって偽物の事実>のような現象です。上辺だけ見ると、悪い想像が当たっているように感じてしまう出来事です。堪えちゃいますよね。
でもこの現象にどう向き合うかで進む方向が丸っきり変わってしまいます。
まず注意していただきたいことは、その現象に対して望まないストーリーや不安から来るご自分の解釈で「判断」してしまわないことです。これをしてしまうと次々と「やっぱり」と感じさせることが起こります。
そしてできるだけその現象に意識を向けすぎないことです。意識を向けると先ほどお伝えしたようにどんどん想像力が働きます。そうすると当然「不安」という感情にもっと飲み込まれていきます。この一連の流れが望んでいない現実を引き寄せる強いエネルギーになってしまうんですよね。
でも気になることに意識を向けないって結構難しいですよね。なので仕事でも趣味でも、何か他に夢中になれることに没頭して過ごすことが一番お勧めです。「不安」を感じそうになった時、兎に角気持ちを切り替えてしまう、ということです。これができると貴方自身の波動も重くならず、「不安」も極微量のままで済みます。望まない現実を引き寄せにくくなります。
そしてその後の展開でおもしろい現実が見えるようになります。想像していたこととは全く違う状況だったということがわかったり、そもそも勘違いだと気づかされることが起こったり。想定できないほど思わぬ流れに変わります。もちろん良い意味で。
これは宇宙のエネルギーの法則や思考によって現実が影響を受けることなどが関係していますが、至ってシンプルな理論として、愛は信頼で成り立つという大原則が働いているからです。つまり自分が好きになった人をどれだけ丸っきり信頼できるかを問われているということです。
それにしても「不安」と「信頼」って対極ですよね。本当に愛を育むことってなかなかの大仕事ですよね。
これが1つめのポイントです。慣れるまではけして簡単なことではありませんが、頭の片隅に「そんな話もあったな。」というくらいで覚えておいていただくだけでも視点を変えることができるかと思います。
では、続いてポイントの2つ目です。
これも恋愛の難しさを感じやすいところかと思います。
恋愛って、惹かれ合ったからお互いの気持ちが手に取るようにわかって常に気持ちが通じ合う、そんな関係であってほしいとついつい願ってしまいますよね。確かに多くの人の中から惹かれ合って交際、または結婚するわけですから、似ている部分や共感できることは出会った時点から他の人に比べて多いはずです。
でも交際を始めてみると感じ方の違いでがっかりしたり、伝えたいことがわかってもらえなくて
悲しくなったりということが少なからず起こりますよね。でも実はここからがパートナーとの関係づくりの本当の始まりです。つまりその後、お互いの感じ方、考え方の「違い」を理解しあう段階に入っていくからです。食べ物の好み、時間の使い方、物事の受け止め方、行動の仕方、休日の過ごし方、リラックスの仕方、パートナーに求めること、お金の使い方など日常生活の多くの場面で違いを感じます。この「違い」をどのように解釈して受け止めるか。それによりお二人の関係性が変わっていきます。
男性と女性の感じ方、考え方の違いについては本などでも良く取り上げられますが、占いの世界ではそこからさらに西洋占星術、血液型、四柱推命、カバラ数秘術、九星気学等々、占術によりお一人お一人の感じ方、考え方が見えてきます。惹かれ合っても違う要素が多いことは極めて当たり前のことです。
占術で相性をみていても、似ているところが多いから相性が良くて惹かれ合うご関係のお二人と、全く違う要素をもっていることで惹かれ合って相性が良いご関係のお二人の場合の二通りがあります。
さらに友達や職場の同僚であれば、違って当たり前だと受け止めたり、もしくは割り切ることができますよね。
でも恋愛対象の場合、「好き(Love)」という感情があることによって友達や同僚に対してはできることが難しくなります。感情のコントロールがしにくくなって、素の自分で向き合おうとするから素の感情が出てしまいます。「好き(Love)」という感情はこの世の中で本当に素敵で神秘的な感情ではあるのですが、相手を想う気持ちが強いほど、自分のことを理解してほしい、わかってほしいと思うエゴが強くなります。これはパートナーのどちらもが感じる感情です。
女性側の視点で言えば、できれば同じように感じて、同じような考え方をしてほしい、男性側の視点ですと、違うにしても自分の考えを受け入れてほしいと感じます。こうなった時に上手に関わることができるかです。
ここからは前世での経験や目に見えていないエネルギーの力が影響してきます。うまくいなかいことだけに意識を向けて問題だけを注視し続けるか、それとも一呼吸おいてこの現実をなぜ見せられているのかという少し離れた視点をもつことができるか。
これは常に自分一人の考えだけではなく 、ロマンスエンジェルであったり、お二人それぞれの守護の存在であったり、多くの神様に力を借りるような気持ちをもって過ごしているとそのことに気づきやすくなります。
自分にとってその人の存在がどういうものなのか、二人にとっての幸せが何なのか。ぐ〜〜っと視野を広げていくとちょっと見え方が変わります。それだけでも不思議なことにパートナーの態度に変化が起こります。
「気づき」を察知すると自分だけの頑張りだけではなくサポートが入るようになるんです。
この流れに乗ることができると関係づくりがちょっとスムーズになります。
これは誰にでも送られている「サイン」なのですが、自分の感情に飲み込まれて不安が強かったり、自分自身の魅力を自分が否定してしまったりしていると気づきにくかったり、見えにくかったりします。
日頃から自分の気持ちに素直に行動してみる、信心深く過ごしてみる、まめに神社に参拝してみる、ありがとうという言霊をどんどん使う、他の人に礼儀他正しく丁寧に振舞ってみる、顔を上げて空を見るなどの行動を習慣にするとサインにも気づきやすくなります。感じ方を変えるには少し時間はかかりますが。
こういう習慣は運全般を上げます。一見恋愛には直結していないように感じますがすべての運気はタックを組んでいます。どこか底上げすれば恋愛運も上がるようになっています。
仲の良いカップルやご夫婦を見た時に相性が良いから仲が良いと思われる方もいるかも知れませんが、それは違います。二人の関係で「何かおかしいな。」という「気づき」のサインを見つけることに敏感になって、見つけたら行動することができれば同じような状況をつくれます。でももし、貴方に一番近い見えない存在がせっかく教えようとしてサインを送っているのに、全く受け取ってくれなければサインの頻度やサインのわかりやすさが減少していきます。訪れるチャンスをしっかり掴むことができるかということです。
そしてその後は自分軸ではなく相手軸に視点を変えて出来事を見てみる。といっても自分の気持ももちろん大事にして、同じように相手も大事にするということです。
どうしても今生での愛の課題をもって生まれてきていますから、うまくいかなかったり、失敗したりすることは必ず起こります。でも1回悩めば魂は必ず成長していきます。同じところに立ち止まっているということはありません。大事なことは「どうなりたいか」をしっかりイメージし続けることです。諦めなければ形は多少変わっても願う方向に進んで行きます。
人を好きになることは素敵なことです。恐がらずに今ある課題に向き合ってみてください。「乗り越える!」と決めれば必ず乗り越えられます。
鑑定のご依頼をいただき、愛情を育むうえでお客様がどこで立ち止まってしまっているかを守護の存在が伝えてきてくれると、わたしから言葉がどんどん溢れてきます。守護の存在はお客様に手立てを変えなさいというメッセージをたくさん送っているのですが、なかなか気づいてもらえずわたしの元に連れてきてくれたんだなと感じます。もどかしい思いで見守っているんですよね。でも鑑定のご依頼をしてくださる時点で、お客様自身がご自分の考えから少し離れてみようと思って行動したわけですよね。その一歩が大事です。
つい熱く話してしまい気づくとお客様が圧倒されている雰囲気を感じることがあります。
鑑定のご依頼をいただきましたらお相手の恋愛傾向を踏まえたアドバイスをさせていただきますので、お気軽にお声がけください。
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「紫結先生の口コミを拝見すると「気づき」というご言葉が目にとまりますが、
「気づき」について教えてください。」-
お客様からはいつも励みになるような温かいメッセージをいただいて本当にありがたく感じています。
「気づき」ですね。恋愛のお話でも「気づき」のお話をさせていただましたね。
「気づき」って受け取るスタンスが整っていないと見過ごしてしまうものなので、あくまでお客様自身が受け取る姿勢になっていて、感覚を研ぎ澄ましてサインを探していらっしゃるからご自分で引き寄せて受け取ることができるんだと思います。わたしは伝わってくる言葉やイメージをお伝えているだけなので。
「気づき」って本当におもしろいですよね。
自分の考えだけで物事を動かす意識に入ってしまっている時は、それに囚われすぎてしまって自分以外の存在からの言葉を入りにくくなってしまいます。だから守護の存在が様々方法を変えて伝えようとしていても「全く気づけ無い(気づきがない)」状態になります。わたしも現実に入りすぎてしまっている時にそういう状態になっていたことがあるので良くわかります。そういう時って物事がうまく回りませんよね。心の中も焦りや不安でいっぱいで、森林の中を手探りで草木をかき分けて必死に前に進もうと奮闘しているような感じです。余計な労力ばかりかかってしまったり。
でもちょっと気持ちを落ち着かせて本来のご自分の状態になって力を抜くと、「気」が緩むんですよね。緩むと隙間ができて新しい情報が入りやすくなります。高次の存在とも波長が合いやすくなります。何かに力を貸りられるなら借りてみようというちょっと他力本願な意識を取り入れると、今まで気づけなかったことにも波長が合って受け取ることができるようになります。
そして「いつもありがとう」という言葉を添えて受け取っていると、複数の高次の存在がもっとわかりやすく力を貸してくれるようになります。場面に応じて導いてくれる存在が変わるので「誰に?」というような特定はしなくて大丈夫です。
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「「直感や導き」について」
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感覚に従って動くことが本当に大事ですよね。
わたしは普段から対話している守護の存在は、尋ねると答えをすぐに返してくれるので本当におもしろいです。この頃加速しているように感じています。
時々からかわれるような出来事を起こしてくれますが、そういう時はわたしが考えなくてもいいようなことに意識を向けていることが多いので、本来のポジションに戻すための出来事なんだなと気づかされます。
時々予想外のことが起こって動じる時がありますが、わたしに何か伝えようとしているメッセージだと解釈して受け取っているので、後になれば全て納得できます。
お客様も直感を感じることは多々あると思いますが、その後どうしますか?「気のせいかな」など頭の中で思考を巡らせてしまっていませんか?
直感はピカンと感じた最初の「ん?!」の感覚に添って動くことが大事です。即行動です。数秒経つと常識的な判断をし始めて顕在意識の範疇になってしまい、シンクロを起こしにくくしてしまいます。
迷いや悩みが多い方は特に受け取ったメッセージに対してなかなか動けないかも知れません。練習だと思って、意識して動いてみるといいですよ。
練習段階だとわらしべ長者のお話のような流れが起こります。1つ目の行動ですぐ探していたものに出会うのではなく、1つ動くと次を教えられ、動いてみると次の出来事が起こって、という感じです。時間はかかりますが途中で投げ出さなければ求めていた答えを見つけることができると思います。
大事なことは1つ目の直感で動けるかどうかということですね。
こういうこともかなり多くの方が感じ取っている時代に入っているのではないでしょうか。
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「直感やスピリチュアルな感覚を感じる方法ってありますか?」
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直感や見えないエネルギーの力を感じる方法として、どなたでもすぐにできそうなこととしては、例えば物がなくなった時ですね。慌てて必死に探してしまいますよね。そういう時はちょっと落ち着いてください。そして心の中で「失くした物とのご縁を再び繋げてください」と唱えます。そして失くなった物のことを一旦忘れます。ここがポイントです。貴方と繋がっている存在が動いてくれることを信じているかが問われます。
もう自分が探さなくても出てくる、という気持ちをもつことが大切です。そうすると探していたものが見つかります。私の場合はすぐ見つかります。それも面白い流れで見つかります。例えば出したままになっていた他の物がその時に急に気になって、本来の場所に片付けに行くとなんとそこに探しているものがあったり。探し物がある場所に連れて行ってもらったわけですね。または急に用事が入って使おうと思ったカバンの中に入っていたり。最近は見つかるのが早くなりました。
時々さっき丁寧に探した場所のはずなのにもう一度探したら見つかる場合がありますよね。そういう時はからかわれているようにも感じますが、やはり意味があって、何かに不安な感情を感じていたり、意識が何かに向きすぎている時が多いので冷静になるよう教えてくれているようです。
ですがこれ、出てこない場合があります。1つは、唱えた後も不安な気持ちを持ち続けてしまっている時。こういう時は出てこないんですよね。
もう1つは、少し前に失くした物の場合とか、すでに今の貴方には必要なかったり、それに代わる新しいものの準備ができている時などです。おもしろいですよね。
ぜひお試しください。
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「紫結先生が実践している、鑑定のための準備などはありますか」
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毎日のルーティンのような感じでしていることがいくつかありますね。
守護天使のオラクルカードは扱い方にノウハウがあって、的確で具体的なメッセージを伝えてもらうよう毎日カード自体の浄化と神聖化を波動をして整えています。タロットはそれとは違う形の浄化をします。同じカードリーディングでも似て非なるものなので。
あとは自分自身の状態をリセットするためにレイキヒーリングと瞑想をしています。鑑定のベースづくりですね。前日までの邪気など重い波動を浄化して、自分自身の波動を整えて軽くします。以前はヒーリング音楽とか、川の流れの自然音響を流したりしていましたが、今は深く入っていくためにあえて音を流さず行っています。そうすると朝の静寂の中で意識がふっと抜けていくような感覚に入ることができ、そこから戻った後は本当にすっきりした気分になります。同時に宇宙エネルギーと繋がるパイプが広がりメッセージが受け取りやすい状態になります。
その後は家の中の浄化ですね。お掃除です。粗塩入りの水で拭き掃除をしたり、その日のエネルギーに調和する場所のお掃除と片付けをして、最後はセージを炊いて終了です。一連の流れを終えると本当にすっきりします。邪気などの低いエネルギーを呼び込まないための対策にもなるので。余計なものがすべて取り払われたような感覚になりますね。
鑑定をしている部屋は特に気を付けているので、居心地が良くなりすぎてしまいその部屋から出られなくなってしまうことがあります。(笑)
こんな感じなので朝起きてからは軽く一仕事です。
あと、準備ではありませんが占術についての学びはゴールがないですね。ふと気になって確認作業を始めると2〜3時間あっという間に過ぎて、没頭してしまうことがあります。カードデッキや常に関心を向けさせてくれる占術に関する本など、飽きることがありませんね。
なので待機中はお客様とすぐに波動が合わせられるよう、意識が入り込んでしまうような確認作業はしないようにしています。
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「好きな占術などはありますか?」
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そうですね、わたしが取り入れているすべての占術が好きです。波動が合うんでしょうね。
電話占いではあまりお客様にはお伝えしていませんが風水が一番生活に溶け込んでいますね。不足している運を補うという考え方なので楽しみながら取り入れられるところが好きですね。
「気」の流れを滞らせてしまっているものはないか意識を向けて、とても簡単ですが「気」持ちよく過ごせる空間を作るようにしています。先ほどお伝えしたように清々しい空気で満たすことをベースにして、目に入ると気分が良くなるようなアイテムを置いたり、目に入った時に「気」が重くなるものは片づけたり処分します。そのためにも自分自身の五感が鈍らないよう日々「気」の流れが良くなるよう思考にも気をつけるようにしています。ネガティブな思考やマイナスイメージの言葉は陰の気を増やしますから。
朝の一連の流れとしてもう一つ、毎朝窓を全開にして気の入れ替えもします。これはもう20年以上前に風水に触れてから続けている習慣です。コロナ渦でもあり単純に「換気」と言われてしまえばその通りでなんですが、これだけでも部屋の「気」が前日とは変わり、新しい「気」の流れが作れます。
状況の変化を起こしたいと言われるお客様にも一番手軽な開運方法としてお伝えしています。
常に新しい空気(気)を取り入れていれば物事の滞りを防ぎます。行動することも同じような意味合いです。すべて自分の力で頑張ろうと思うとちょっと「気」が重くなってしまいますよね。見えないもののエネルギーを取り入れて力を借りるような感覚で生きるようなイメージをもつと大分楽ですよね。そうしていると物事が自然に解決したり、良い流れが作られたりしていきます。
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「最近関心を向けていることはありますか?」
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スピリチュアルなことなどを含め、今まで「よくわからないもの」と思われていたことが、科学的、医学的に証明されてきていることがとても興味深いなと感じています。
ユーチューブや書籍では見えない世界の話がかなり取り上げられていて、引き寄せ〜宇宙エネルギーまで幅広いタイトルの本がたくさん販売されていて、売上ランキングでも上位になることも少なくない不思議な時代になりました。多くの人が見えないエネルギーの力に気づき始めた時代だと感じます。
1人ひとりが個人の幸せを求める中で見えない存在を柔軟に受け入れてきている一方で、2022年の日本はまだまだ普通の社会で見えない世界の話題を出すことはできません。強い抵抗感をもつ方の方が多いですよね。
日本には八百万の神様がいて人々の暮らしを守っていると考えられていたり、神社に参拝する習わしが古来から続いていたり、先祖の魂を供養する習慣もあります。先祖の魂が戻ってくると考えるお盆の風習があったり、自然の中に神が宿っているという考えも浸透しています。でも宇宙のエネルギーとか守護の存在、高次の存在という表現になるとたちまち受け入れがたくなってしまいます。確かにこういう誘い文句の怪しい商法や詐欺なども多い時代ですから疑うことも大事ですし、その感覚も十分わかります。わたしも今の日本で生きていますので。
でももっともっと、人間以外の力を柔軟に受け入れられる日が来ればいいなと願っています。
なんでここにこだわるかといえば、起こる現象が変わることを感じているからです。そして生きることに対して、もっと楽しみが増え意欲的になれると感じているからです。大きく言えば人生は無限の可能性を秘めているということを信じられるようになる、という感じでしょうか。だんだん話が大きくなってきちゃいましたね。
でもこれから時代の変化とともにいずれもっと自然に受け入れられる日が来るような気がしています。個人的な感覚になってしまいますが。
例えば瞑想ですが、始まりは5000年前とも言われていますがインドの仏教から日本では禅という形で、悟りや叡智を得るという目的で聖者(マスター)や僧侶が行う修行だったわけです。本当に長い間、一般の人にとっては全く無縁のものでしたよね。
それがここわずか数十年でスティーブジョブズ氏が取り入れていることなどが話題になったり、ヨガが健康や美を保つために効果があるとして広がったことなども影響して、瞑想は一般的に広く知れ渡るようになりました。そしてマインドフルネス(今この瞬間に意識を向ける)という言葉とともに企業研修に取り入れられたり、NHKの医療の番組でも取り上げられたりしています。
効果としてはストレスを緩和したり、集中力を高めるとも言われていて、厚生労働省のHPにも高血圧やストレスに関連する症状や不安感、うつ症状などを緩和させる可能性があるという科学的根拠(エビデンス)が示されています。
他の研究では瞑想を行うことで幸せホルモンの「セロトニン」の分泌が増えて、ポジティブに物事を考えられるようになったり、幸福感を感じやすくなったりすることが明らかになっているそうです。
マインドフルネスは数分でもいいのでゆっくりした呼吸を繰り返し、呼吸だけに意識を向けるなど「何かについて考える」ということをストップする時間を作る、まさに瞑想ですが、これが鬱病の軽快にも影響を与えるとのことです。
僧侶が禅を組むポーズで目を瞑り「無」に入る行動が、心身の健康や気持ち、感受性などに大きな影響を与えていることが証明されたということです。
ちなみにマインドフルネスの「今この瞬間の気持ちに意識を向ける」というのは引き寄せ理論のベースにもなる部分ですよね。
数か月前にもう一つ驚いた情報を見つけたんですよね。
ホルモン分泌がテーマとなっていた「元気の時間」という番組を録画して見てみると幸せホルモンである「オキシトシン」を増やす方法としてセルフハグというものが紹介されていました。
自分自身を両手で抱きしめるようなポーズをして、腕をゆっくり上下にさするような動作をすることで、オキシトシンの分泌が増えるそうです。それを紹介していたのは某有名大学病院のお医者さんで、これもまた医学的研究結果をもとに科学的な裏付けがされているそうです。
スピリチュアルの世界では、ハイヤーセルフとの繋がりや、望むことを引き寄せる理論の根底に、自分自身をまず愛しなさいというメッセージがあります。これは高次の存在が今を生きる多くの人に伝えたがっていることの一つです。そのために自分で自分を抱きしめなさい、労いなさい、癒しなさいと伝えていて、多くのオラクルカードなどでも表現されています。
高次の存在は幸せホルモンを増やす方法まで知っていたのか、という他の方とは違う視点で驚きました!
というのは冗談ですが高次の存在が伝えていることは、本来の身体の機能を整え、自尊心を高めてエネルギーを活性化させ、人が幸せと喜びを感じながら望んでいるとおりに生きることを導いているということを改めて感じました。
日本では精神的な不調を抱えている方がたくさんいらっしゃいますよね。
心のバランスを崩してしまう方はとても一生懸命真面目に生きていたり、気持ちが優しすぎたり、置かれた環境で自分の本当の気持ちを抑えながら頑張りすぎてしまう方が多いのではないかと感じています。そして自分の頑張りが足りないからだと自分自身を責めてしまったり。
今は受診するとカウンセリングを受けたりお薬が処方されると思いますが、併せて瞑想やセルフハグも治療として医師から勧められるようになっていくのかも知れません。人間の身体は自然治癒力がしっかり備わっていますから、心の状態を不安や心配、怒りのない本来のポジションに保つことができれば備わっている機能を最大限発揮することができますよね。
瞑想をしたり、自分を愛する、大切にするという意識がもてるようになると、感じ方が変わります。自分自身の感覚にも敏感になります。周囲の環境に合わせているのか、ご自分の本心なのかにも気付けるようになります。本当に願っていることにも気づきやすくなります。時間がかかっても、次第にご自分にはすばらしい価値があるんだという感覚を取り戻すことができます。そうなると望む人生への意欲が湧き出てきます。
こういう風に科学的な裏付けがあると伝えやすくて、エビデンスがないと伝えずらいと言うところが今の世の中の窮屈なところだと感じてしまいます。
今はまだスピリチュアルなカテゴリーに分けられていることも、いずれ医療現場や科学技術の中に自然に取り入れられる時が来るように思います。まだまだしばらく時間を要しそうですけどね。
願いとしては、もっと誰もが生きやすい世の中になればいいなと思っています。
何度も繰り返してしまいますが、わたしは現実に起こる出来事が自分自身の行動だけではなく、運やタイミング、心の在り方、波動などからの影響が合い混ざって起こっているものだと実感しています。だからこそ自分がイメージする方向に向かわせられる可能性を大いに秘めていると考えています。
ただそれはあらゆる方法を柔軟に受け入れる気持ちをもって「幸せになる!」という意思がなければ情報すら入ってこないんですよね。風の時代で二極化が加速していると言われますが、こういう部分で進む方向が変わって行くのかなと感じています。多くの方に気付いていただけることを願っています。
もどかしい部分ではありますが、これからの時代の流れがどうなっていくのかが楽しみでもあります。
わたし自身はどちらに傾くと言うこともなく、中間地点でバランスの良い占い師でありたいなと考えています。
大分見えない存在に傾いた話になってしまいましたが、ぜひ皆様には願う未来のイメージをしっかりもっていただいて、占いや見えない力を上手に利用していただきたいと思います。
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「最後にお客様へメッセージをお願いします。」
長い時間、お付き合いいただきありがとうございました。
皆様のお幸せを心から願っております。そしてこれからの皆様とのご縁を楽しみにしております。
紫結先生、本日は沢山のお話しとメッセージをご回答いただきありがとうございました。お客様を大切に想い幸せになってほしいという、紫結先生の姿勢と愛情が伝わってきます。これからも、1人ひとりのご相談者様を大切にして、お力になってくださいますようお願い致します。
今回のインタビューにて、ご興味を持たれた方はぜひ紫結先生にお悩みを打ち明けてみてくださいませ。