私が占い師になろうと思ったきっかけは、「神秘体験」と、「ユング心理学」や「錬金術」「古代マヤ暦」との出会いでした。
子どもの頃の私は、月を眺めたり、星と話したりすることが好きで、本が大好きな少女でした。その頃から宇宙の向こうからやってくる神さまのメッセージを書いたり、詩に綴ったりしていました。
時は流れて私は結婚し、子どもを授かりました。しかし二人目を妊娠したとき子宮外妊娠で卵管破裂してしまい、緊急手術を行いました。幸い命は助かりましたが、そのときに肉体から意識が飛び出てしまい、宇宙を旅することになるという所謂「幽体離脱」の体験をしました。その後何度も不思議な体験をすることとなり、この世界の真理や秩序、摂理を学ぶ旅が始まりました。

特に象徴哲学体系や神話学、ユング心理学や聖書外典や古文書を独学で深く学ぶようになりました。そこで出会ったのが精神分析学者で有名なカール・Ｇ・ユングの「錬金術」解読と、古代マヤ暦象徴体系でした。
人の無意識に接続して、象徴的なアーキタイプ、神的なるもの、スピリチュアル的なことを、古代マヤ暦体系とともに人々に伝えたい、宇宙とつながるために心の解き明かしのお手伝いを出来たらと願うようになり、鑑定をスタートいたしました。

私は銀行に就職し渡米して語学を学んだのち、旅行代理店を起業しトータル10年近く仕事をしていました。
2002年の誕生日の日、祈っていると天からの啓示を授かりました。
そこから鑑定のお仕事を始めることになりました。
自分のホームページを制作して、「メール鑑定相談」をスタートしたのが始まりです。メール鑑定の他に占い記事を執筆したり、雑誌に占いの記事を投稿したりしながら、占い師としてお仕事を始めました。
「電話鑑定」を本格的に始めたのは2004年頃からです。インターネットが光通信となって以降は、オンライン対面占いやチャット占いも始めました。
実際の店舗「占い館」では、対面占いやイベント出演などもしておりました。
今は体力的に厳しくなってきたこともあり、電話やオンラインを中心に鑑定を続けております。
エムティーアイさんには「古代マヤ暦幸運の予言」という占いアプリやサイトを制作して頂いたというご縁もあって、「ウラナ電話占い」開業当初には、占い師として所属させて頂いておりました。　
有難いことに再びご縁を頂戴することができて、現在ウラナの占い師として活動させて頂いております。

私は「古代マヤ暦」という暦を使った占いと、神的コミュニケーション、波動調整＆カウンセリングを得意としております。
占いは、命術・卜術・相術の3種類あるといわれますが、マヤ暦は生まれた日を基に、マヤ暦のタイプを調べていく「命術」にあたるものです。マヤオラクルは「マヤ生命樹」の現在や未来を象る様を読む、どう運気が変化していくのかなど、「卜術」ツールとして使います。
霊感や直観、透視や波動、オーラをみること、天からのメッセージを受けとることなどは、スピリチュアル性のあるものとして占うこともございます。

「古代マヤ暦」とは、暦それ自体の奥義だけでなく、マヤ先住民族の智恵と文明の叡智がギュッと集約されていて、神話的で哲学的な世界観に満ちています。

マヤの世界では「時」は「循環するもの」で、「時を担ぐ守護者」が再来するという周期的な性格をもっているものです。「過去」は既にあるという生命樹思想で考える「根っこ」であり、「現在」はあなた自身、生命が育つ場で常に「今」存在している幹です。
そして「未来」とは、まだ咲いていない花であり、未だ実っていない果実という「時の概念」です。そして、時を担ぐ守護者「ナワール」の荷物として私には見えています。

それは母なるナワールの時間であり、父なるナワールのサイクルであり、ナイトロードの担ぐ時の荷であり、一年の荷であり、いくつもの「時」を担ぐ神々の化身です。
今という「現在」にすべてが内在していて、だからこそ「今の気持ち」や「今の波動、オーラ、時の荷」を読みながら、確認していくことが大切だよ、と教えてくれるコンパスのようなものです。

また神的コミュニケーションというのは、言葉や音、形態や色彩、匂いや身振りなどのように、身体に付属する五感で識別できる記号表現を使って、情報や感情・こころを共有する行為として認識するものです。私たちが日常、目にしたり耳にしたりする全ての事柄は、「コム」の一部なのです。
たとえば、美しい音楽家の演奏を鑑賞したとき、演奏者と鑑賞者との間には、感動や美の共有が生まれますね。それがある種の「神的コミュニケーション」というものです。
そして一人の人と、他者とが共有しあうものが「魔法」や「テレパシー」のようなものもあります。発する側が魔法の使い手となって、受信者側がもともと持っている神的なエネルギーを共鳴します。これらをたとえば「霊的対話」や「交霊術」と呼んだりもします。

波動調整では、自分と天の波動を調整した上で、お客様との波動をチューニングすることで、ネガティブな波動にのまれている気を調整することが可能になります。

古代マヤ暦の生命樹には、人が生まれてきたことの意味や生きる指針になる使命などが「型」として全体に象られています。
そういった本質的な自分のタイプを知りたい方や、夫婦や恋人、親子や家族などの関係性を視させていただいたり、暦的にどう人生が動いていくか、などを得意としているので、そのようなことを知りたい方には丁寧にわかりやすくお伝えしています。

ご相談内容は様々ですが、私自身が神秘体験をしたこと、離婚してシングルで子育てをしてきたことや、カウンセリング的なことを学んできたことがあるため、恋愛・結婚はもちろんですが、離婚や再婚、子育てや親子のトラブル、宗教的なトラブルや人間関係、仕事での目標の立て方などのような相談内容も少なくありません。
どのようなご相談内容であっても、光の鑑定ができるよういつも心掛けております。

体系的に学び始めてからは28年ほどになります。
原始宗教や古代マヤ文明やマヤ暦占術体系をはじめ、様々な象徴体系や神話、曼荼羅など人類共通の神秘を独学で研究し始めたのち、マヤ暦曼荼羅生命樹としての占術体系理論を確立させ、実践を続けるようになりました。

「古代マヤ」の世界をのぞいてみると、あまりに壮大で美しい原初的な物語であり、中動態的でアニミズム的なものが見えてきます。多様性に開かれていて、対称がありながら対称を克服させる宇宙物理学の素粒子的な多視座性でもあり、自然の秩序や摂理が、楽園の色や様を知らせるかのように曼荼羅に織り込まれているものたちです。

そして人類への警告や、生きるための処世術、秘教的なものが、まるで「暗号」のように暦の体系に組み込まれていて、その見事さに圧倒されてしまいます。
マヤ暦は一目見ただけでは分からない、大変複雑な構造を持つということが分かっています。
マヤカレンダーは、入れ子構造からフラクタルマトリックスのように象られていて、世界観が表象されるよう内側に認識されています。それゆえに人類の普遍的な集合知として、あるいは神話素やアーキタイプとして研究され、継承されてきました。

古代マヤ暦が語っているものは、象徴的で神秘・神話的な世界を、現実世界や事象に対応させるために多くのシンボルや神話、宇宙観や世界観を融合させ、「暦」や「数秘」「天体周期」などの知識や体系をすべて合体させることに成功した、特殊で高度な秘教体系であり、叡智の証明なのです。
「母なるサイクル」や「父なるサイクル」のような周期と神話が合体している概念、あるいはデイサインの織りなすマンダラ生命樹の思想、世界観、数秘体系などいくつもの視座を重ね合わせながら、時の事象や人との関係、社会などをみることで、私たちの目には見えていなかった「語りたがらない世界」や「秘密の内側」「思想を作り出した森」などが見えてきます。　また規則正しく空を並んで動いていくように見える月や金星、惑星や星座などのように、古代マヤ暦それ自体のシステムが、その凛とした美しい古代の姿をあらわします。
これらすべてに魅了され、コツコツと研究と実践を続けてまいりました。

人間は感情の動物ですし、人と人の間のなかで、物事を決めていくことが多い生き物です。
なので自分一人で、単独で物事を決めていくことに自信が持ち辛い、というのが人類の普遍的な悩みだと思います。その感情や特徴、思考にも癖やタイプというものがあって、そのことをパターンとして認識、解読したのが精神分析学者カール・G・ユングで、アーキタイプ(元型)という概念です。そして古代マヤの先住民族は、そのアーキタイプを「ナワール」というタイプとして認識していました。そのことが人の中にある元型や気持ちを構成している要素として理解し、歪めずにみて、アドバイスができるよう心掛けています。

また、私には人間の声には「声粒子」のようなものが行き来して流れているように見えます。
お電話でお話を伺いながら、お声を通して波動をつかみます。
もちろんご相談の内容も大切に聞き落とさないよう耳を傾けておりますが、同時にお声のなかにある粒子を読んでいます。
鑑定にいらした方のエネルギーがチューニングされ、ご本人が気づかないようなネガティブなものがデトックスされ、魂の波動があがるように心掛けています。

魂のエネルギー粒子が整ってまいりますと、お声が変わってまいりますので、その変化を見逃さないよう気をつけております。

また、カードやオラクルメッセージが示された通り、ありのままをお伝えできるよう、言葉の語彙を増やせるよう読書を怠らず、感性を磨くことも忘れないよう、日々様々なことから学んでおります。

私自身は教会や聖堂にいると落ち着き、波動が安定・回復します。
また自然のなかにも波動のよい場所がたくさんありますので、普通に散歩をするのが好きです。
また、自宅でマヤのピラミッドパワーを集めて、神的なエネルギーを交流させるため、4色のキャンドルをつかってマヤ的な儀式を一人で行うこともあります。

自分でも不思議なのですが、わたしは「光の言語」とも「宇宙語」ともいえる光の秘密のことばを話すことができます。
20代の頃は単語的で朧気でしたが、40代になると自動書記とともに光の言語がメッセージとしておりてくるようになりました。
「光の言語(ライトランゲージ)」も色々ありますが、私は宇宙アカシックにチャネリング、アクセスすることで、そのタイミングで開いた「天の書物」から届いたことばを伝えるというようなものです。
いつものように精霊と対話をしたり、マヤマントラや般若心経を唱えて、波動調整をしています。そのことで自分自身の肉体意識と精神とナワールが再起動、再結合されて、時の循環がよくなります。
自分がアクセスしようとしなくても、天から光の言語が下りてくるときもあります。
お客様へのメッセージも受けとったらお伝えするようにしています。

宇宙の鼓動に波長を合わせることで、生命樹と世界樹の運命の循環が刷新され、自然の元素のエネルギーが集まり、自分チューニングができるようになります。
嫌なことも良いことも、時の運の循環として捉えることで、自然界の摂理に準じたギフトを掴む事ができるようになります。
それらが結果として開運に繋がるのではないかと思います。

開運ときくと、どこか運命的で奇跡の訪れのような感覚をもつかもしれませんね。
もちろん、そういった天からのギフトもあると思いますが、受け取る側、運を天とつなげて開くこちら側の態度や姿勢にも関係するように思っています。
そのためには、目標をしっかり設定することや、自分自身をよく知ることも大切です。
そこに向かって進む上で、多少の困難や試練があったとしても、ポジティブな考え方ができて、挫折さえも学ぶ姿勢をもつことが、開運のカギとなります。予測したとおりに行かなくても、心を開いて、柔軟な思考をもつことも大切ですね。

人生は予期せぬ出来事の連続です。
多少の荒波は覚悟して、それでも柔軟に乗り越えていく強い意思と、幸せになるためのちょっとしたコツと、天の引き寄せを期待する強い気持ちをもっている人に開運が訪れるのではないかと思っています。

これまで20年間、沢山の方の占いをしてまいりましたが、幸せを掴む方、目標を達成したり、成就されて報告に来て下さる方も沢山いらっしゃいました。
それぞれ悩みごとの内容も経験も違いますが、共通している特徴があります。
それは「結果」だけが大事なのではなく、その選択に至るまでのあいだに「自分」を見つめなおし、様々なアドバイスや気づきを参考にしながら、ご自身で「覚悟して決断」されていらっしゃる、という前向きな姿勢だろうと感じています。
幸せとは、どんなカタチのものでも、大きくても小さくてもよくて、ポジティブでナチュラルな「幸せ」や「喜び」センサーが、「自分」のなかで正常に機能しているのかどうか、なのかなと考えています。
幸せは、個人の主観的な感情ですが、自分が望むような喜びや満足を感じるものです。

それは、人生や現状に満足したい、自己成長して達成を味わいたい、という欲求が自分のなかで強くなっている時により意識しやすくなります。
健康であることは幸福感や幸せに大切な要素ですし、心の平穏や安定感、内的に満足していられると感じることも幸せの一部ですね。また、自分が大切にする価値観や信念に基づいて行動できたり、目的や意義を感じることも幸せの要素です。
友人や家族、恋人や会社での社会的な繋がりや支えが、不満足だったり、理解や共感を得られず、助けられていると感じない時、人は不幸だと感じることが多くなります。
なので「私」にとって、今、幸せの意味って何かな？と考え、何が自分にとって本当の幸せなのかを探求することで、先ほどの「自分の幸せセンサー」が正しく機能して、幸福度が上がる。とわかっていることが、幸せを掴むコツなのだろうと思います。

『聖書』『マヤ神話　ポポルヴフ』『Codex Borgia』『マヤ神話チラムバラムの書』
『気流の鳴る音』『心理学と錬金術』『洞窟のなかの心』『神々の沈黙』など

愛読書は毎年更新されるほど、沢山の本を読みます。
でも、上にあげた本は少し格別です。これらはどこか「本」としての存在を超越しています。書かれている言葉や内容が「神的なエネルギー」を放ち続け、真理なるものを象っているからだと感じます。
聖書やマヤ神話、写本達からは、沢山のことを今も教え続けられていますし、自分が迷ったり戸惑ってしまったとき、自分を再起動させるために大切な本達と言ってもよいかもしれません。

人や命あるものはいつも「死」に向かっています。
「生と死」は背中合わせであるというマヤの叡智や世界観は、人や時間や社会を再認識しなおしてくれます。
また、別様の世界、別次元で生じている営みや縁起などは、存在や時間を超越させてくれる、また素粒子のように意識化されてくるものだと思います。

事実だけを表現することとは違い、見えても見えず、見えなくても見えることを知り、あるがまま見えないものの真の姿や本質を知ることで、現実という事実風景や日常に捕らわれることなく、見えるもので見えないものを表現すること、生き生きと語ることができるようになるのです。
そのときはじめて人は、神話的で「素」的な自分の内部が開き、光と影が合流しながら、チチェン・イッツァピラミッドに春分と秋分に降臨する「羽毛をもつ空飛ぶ蛇・ククルカンの光と影」の意味や、人生の摂理などが理解できるようになります。
そういった事を教えてくれた大切な書物だといえます。

人が恋に落ちるのに時間は3分もかからない。とはよく言われますが、一瞬で心を奪われたり、わけもわからず相手が好きでたまらなくなったりするのが「恋愛」なのだろうと思います。
若い時の私もご多分には漏れず「恋に落ちやすいタイプ」でした。
失恋や不成就にめげることなく、また好きな人が出来れば、積極的にアプローチしていました。
10代の頃は踊りが上手なカッコいい先輩と付き合い、アメリカ留学するときに別れました。
その後は外国人のボーイフレンドも何人かいました。
旅行代理店で働いていた頃、添乗員の男性を好きになってしまい、その方は既婚者でしたが、二人で駆け落ちという「恋の逃避行」をしたこともありました。
結局1週間ほどで戻ることになり、あっという間に夢から現実に引き戻されたという苦い経験でした(´；ω；`)。
恋多きタイプでしたが、その分痛い目にも遭いました。
24才で一度目の結婚をして5年で離婚。その後再婚して二人の子にも恵まれましたがその結婚も長くは続かず、2回目の離婚。その後はシングルマザーとして子育てをしてきました。
わたしは結婚に向かないタイプなのだ、と自分のことを思っています(弁解かな)。

そんな私を丸々理解してくれた方がいますが、恋愛関係ではなく「人類愛」の次元でのご縁です。その出会いによって私は私であることを受け容れたように感じています。

人は、恋には臆病になりがちで、失恋や恋が実らないことや、傷つきたくないなど・・・不安要素がいっぱいです。好きになることを恐れたり、付き合ってるかどうかの確認や関係性にこだわったりもしてしまいます。
でもそれは、いつまでたっても解決することのない「自分の恋愛観との向き合い方」なのではないかと思います。
恋の特権は若い人のためだけにあるのではなく、いくつになっても、恋愛に自由に開かれていることは、その人の人間観、人生観や生き方のようなものに準じているのではないでしょうか。

恋愛では、お互いがずっと同じ感情が続くものではなく、恋愛のレベルが上昇して、家族愛や博愛・人類愛のような、より大きな愛の次元に結合していくのだろうと思います。
そのことがわかっていれば、少しくらい気持ちがすれ違ったり噛み合わなくなったりしても、右往左往することなく、愛を育んでいく姿勢が生まれるのではないかと思います。