2020/09/09(水)
猫でも人間でも、治療や医療行為をできるだけしない方が、安らかに苦しむことなく旅立てるのだそうです。そして、自然な死は「猫との別れ=深い悲しみや喪失感」という公式には当てはまらず、動物が生を終えることは、生まれることと同じように当たり前で普通のことだと感じることができるらしいのです。
現代においては人間同様、猫の自然死も減っていて、人々の余裕が、かえって猫の自然死を阻害しているとの見方もあります。私もそうだったのですが、猫が死に向かう過程で、何かをせずにはいられずに通院することで良心の呵責から逃れようとしてしまいます。でもそれは、本当に猫の望みだったのかということなのです。
「死ぬことは特別じゃないんだ。考えなくてもいい。苦しむ必要なんかないよ。生まれる、生きる、死ぬ、みんな自然の流れだよ。大きな流れに身を任せればなんてことない。」
猫ちゃんは旅立つことで、今ほとんどの人が忘れている自然な死生観を教えてくれます。私も今回、キキからたくさんのことを教わりました。キキに心からありがとうと言いたいです。私と命が尽きる時まで一緒にいてくれてありがとう。今も、これからもずっと愛してるよ…と。
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