2020/07/05(日)
私はNZに一年住んでいたことがあり、面白い体験をしたり、日本とは違う文化をたくさん知ることができました。中でも、男女平等がほぼ実現できていることは素晴らしいと思ったものです。最初の2週間だけホームステイをしたのですが、年配のご夫婦は仲がよく、ご主人は家事を当然のように手伝い、奥さんに優しく寄り添っていました。
私が居た頃からNZの首相は女性であり、様々な職種で女性の締める割合は半分位に達していたのではないでしょうか。でも女性たちは男性と「同じように」頑張っているのではなく、きちんと甘えるところは甘えて、サポートしてもらっていました。例えばNZのガソリンスタンドは全てセルフだったのですが、女性ドライバーにはスタッフが給油してくれるのです。「女性はそういうことを嫌がるから」だそうです。
この平等の意識は、「感覚」としかいいようがありません。日本では、女性が権利を求めること、男性と同じように遊んでしまうことに対する「憎悪」が根強く残っていて、それを求めたり、実際に行動して過ちを犯してしまうことに対する嫌悪感をあからさまに表現したりします。例えば、主婦の労働対価に目を向けない男性の「誰に食べさせてもらってるんだ」というような思考は、それが年配の男性であればなおさら、もはや矯正しようがないのかもしれません。
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