2026/10/15(木)
2026年10月15日(木)— 本日の神職メッセージ
今日のテーマは、**「小さく始め、静かに育てる」**です。
本日10月15日は、旧暦9月5日。六曜は**先勝**、十二直は**建(たつ)**、二十八宿は**角宿**。二十四節気では**寒露**、七十二候は**「菊花開(きくのはなひらく)」**です。月齢は約4.5で、新月を過ぎた月が少しずつ光を増している途中です。
今の月は、満月へ向かって育っていく段階です。
スピリチュアルな象徴として見るなら、今日は**「大きく結果を求める日」ではなく、「これから育てたいものに小さな一歩を与える日」**と読むことができます。
何かを始める時、人はつい完璧な準備を求めます。
もっと知識が必要。
もっと自信が必要。
もう少し環境が整ってから。
けれど、すべてが整ってから始められることは、実はそれほど多くありません。
今日の十二直は「建」。
物事を建て、生じさせる意味を持つ日です。
だから今日は、
**「完成させる」のではなく、「最初の一本を立てる」**
くらいの気持ちで十分です。
⛩️ 神職として――始める前に、まず整える
神道では、大切な祭事の前に祓い清めを行います。
これは単に悪いものを追い払うというより、
**新しいものを迎えるために、場と心を整える**
という意味があります。
ですから今日、新しく何かを始めたい方は、まず身近な場所を一つ整えてみてください。
机。
玄関。
神棚。
財布。
鞄。
どこでも構いません。
不要なものを一つ片づけてから、
**「これから育てるものを、大切に育てていけますように」**
と手を合わせてみてください。
始めることと、整えることは別々ではありません。
整えたところに、新しい流れは入りやすくなります。
🌒 若い月――まだ小さくていい
今日の月は、新月から数日を経た若い月です。東京では月の入りは19時半頃で、夕方から夜の早い時間に西の空で見つけやすい時期です。
細い月を見ると、
「まだこれだけしかない」
と思うこともできます。
けれど反対に、
**「ここから満ちていく」**
と見ることもできます。
人の人生も同じです。
まだ始めたばかり。
まだ自信がない。
まだ誰にも知られていない。
まだ結果が出ていない。
それでもいいのです。
今は、満月になる必要はありません。
**今日の自分に必要なのは、今日のぶんだけ光ること。**
それで十分です。
### 🌼 「菊花開」――静かな美しさ
七十二候の「菊花開」は、文字どおり菊の花が咲き始める頃を表します。
菊は、春の花々のように一斉に華やかさを競うのではなく、秋の深まりの中で静かに咲きます。
今日の私たちにも、この姿勢はよく似合います。
誰かより目立たなくていい。
誰かより速くなくていい。
自分に合った時期に、自分らしく咲けばいい。
焦って咲かせようとすると、かえって自分の形を見失います。
今日は、他人と比べるより、
**「昨日の自分より、ほんの少し育ったことは何だろう」**
と見てみてください。
🙏 今日の小さな祈り
神棚がある方は、お水を新しくして二礼二拍手一礼。
そして、
**「今日という一日をいただいたことに感謝いたします。
焦らず、驕らず、今の私にできる一歩を大切にできますように。」**
と申し上げてみてください。
神棚がなくても構いません。
朝の光の中で一度深呼吸し、
**「今日もありがとうございます」**
と心の中で唱えるだけでも十分です。
---
今日は「先勝」でもありますが、六曜は神道そのものの教えではありません。
ですから、先勝だから何かを急がなければならないということではありません。
私はむしろ今日の暦全体から、
**「思い立った小さなことを、先延ばしにせず一歩だけ始める」**
という流れを感じます。
大きな決断でなくていい。
一通の連絡。
一ページの勉強。
一行の文章。
五分の片づけ。
その一つが、数か月後には大きな流れになっているかもしれません。
今日の言葉
**「小さな始まりを、侮らない。」**
月も最初から満ちているわけではありません。
細い月から、毎日少しずつ光を増していきます。
今日は、あなたもそれでいい。
**少し始める。
少し育てる。
そして、急がない。**
どうぞ今日も、平らかでよき一日をお過ごしください。
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2026/10/13(火)
本日もご縁をいただき、
心よりありがとうございました。
人を大切に思う気持ちは、
誰もが同じように
表現するわけではありません。
言葉にして伝える人。
行動で示す人。
一緒に過ごす時間を
大切にする人。
相手が困らないように、
見えないところで支える人。
愛情の表現には、
いろいろな形があります。
でも時々、
自分がしてほしい愛情表現と、
相手がしている愛情表現が
違うことで、
すれ違ってしまうことがあります。
「好きって言ってくれない。」
「もっと一緒にいてほしい。」
「こんなにしているのに、
どうして分かってくれないんだろう。」
どちらも大切に思っているつもりなのに、
気持ちが届いていない。
そんなこともあるのだと思います。
私は、
愛情があることと、
その愛情が相手に伝わっていることは、
必ずしも同じではない。
と思っています。
だからこそ、
「私はこうされると嬉しい。」
「こういう時に安心する。」
「あなたのこういうところが嬉しかった。」
そんなふうに、
自分の感じ方を
言葉にしてみることも大切です。
相手に察してもらうことだけを
待つのではなく、
自分の心の中にあるものを
伝えてみる。
そして、
相手が何を大切にしているのかも
聞いてみる。
もちろん、
伝えたからといって、
必ず分かり合えるわけではありません。
愛情表現の違いではなく、
実際に大切にされていない関係もあります。
だから、
どんな関係でも我慢して
理解し合わなければならない、
ということではありません。
ただ、
お互いに大切にしたい気持ちがあるのなら、
その伝え方を知ることで、
今まで気づかなかった優しさが
見えてくることもあるのではないでしょうか。
不安を煽る鑑定ではなく、
今の苦しさの意味を整理し、
自分軸へ戻るための鑑定を大切にしています。
私たちは、
自分が嬉しいと感じることを、
相手も同じように
嬉しいと感じるとは限りません。
だからこそ、
「どうして分かってくれないの?」を、
「私はこうされると嬉しいんだよ。」に
変えてみる。
その一言が、
二人の間にあった小さなすれ違いを
ほどくきっかけになるかもしれません。
愛情は、
心の中にあるだけでは、
届かないこともあります。
大切な人だからこそ、
自分の気持ちを伝えること。
そして、
相手の気持ちにも
耳を傾けること。
そんな日々のやり取りを、
大切にしていきたいですね。
本日もご縁をありがとうございます。
愛と光と感謝を込めて
藍那
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