2026/10/24(土)
本日もご縁をいただき、
心よりありがとうございました。
スピリチュアルな世界では、
「光でいること。」
「愛でいること。」
「波動を高く保つこと。」
そんな言葉に出会うことがあります。
どれも素敵な言葉だと思います。
でも、時々、
その言葉が、
自分を苦しくさせてしまうことは
ないでしょうか。
腹を立ててはいけない。
人を嫌ってはいけない。
落ち込んではいけない。
いつも感謝していなければいけない。
いつも穏やかで、
優しい人でいなければいけない。
そんなふうに、
自分の感情を
厳しく見張ってしまうことがあります。
でも私は、
光を届ける人が、
いつも明るくいなければならないとは
思っていません。
人を癒やす人にも、
悲しい日はあります。
誰かを支える人にも、
心が折れそうな日はあります。
愛を大切にしている人でも、
怒りを感じることはあります。
それは、
光を失ったということではありません。
人間として、
心が動いているということ。
私は、
本当の意味で愛を大切にすることは、
自分の中に生まれた感情を
良いものと悪いものに分けて、
悪いと思う感情を
消してしまうことではないと思っています。
怒りを感じた時には、
自分の何が傷ついたのかを
見つめることができます。
悲しい時には、
それほど大切に思っていたものが
あったのだと気づくこともあります。
もちろん、
感じた感情を、
そのまま誰かにぶつけていい
ということではありません。
大切なのは、
感情を持たない人になることではなく、
その感情と、
どう向き合っていくか。
愛とは、
いつも美しい感情だけを持つことではなく、
揺れ動く自分にも誠実であること。
私はそんなふうに感じています。
不安を煽る鑑定ではなく、
今の苦しさの意味を整理し、
自分軸へ戻るための鑑定を大切にしています。
もし今、
「もっと波動を上げなければ。」
「もっと前向きでいなければ。」
と頑張っている方がいたら、
少しだけ思い出してほしいのです。
あなたは、
光を証明するために
完璧な人間になる必要はありません。
笑えない日があっても、
感謝できない日があっても、
誰かに優しくできない日があっても、
その一日だけで、
あなたの本質が決まるわけではありません。
光とは、暗さを一度も感じないことではなく、
暗さの中でも、愛を大切にしたいと思えること。
そして時には、
自分自身へ向ける優しさも、
大切な愛のひとつです。
今夜は、
どんな感情を抱いていたとしても、
今日の自分を否定せず、
一日を終えてくださいね。
本日もご縁をありがとうございます。
愛と光と感謝を込めて
藍那
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2026/10/24(土)
パラドックスの中にある真理
今日は令和8年10月24日、丙午年戊戌月辛未日、わたしの町では雨降りです。
あなたの町ではいかがでしょうか?
急がば回れとか、負けるが勝ちとか、灯台下暗しとか、会うは別れの始めなど一見すると矛盾しているようでありながら、実は深い真理や人生の知恵を表すことわざがありますね。
いちいち納得することばかりです。
それとは違いますが、夏炉冬扇という言葉もあります。
夏の暑いときの炉と、冬のうちわは役に立たないという意味で、またタイミングをはずしてしまえば、どんなに良い才能や意見でも価値を失ってしまうという戒めの意味でもあります。
松尾芭蕉は「許六離別詞」(きょりくりべつのことば)などで「予が風雅は夏炉冬扇のごとし」と用いて、世間からはすぐに役に立たないと自身の俳諧を表現しました。
しかし、夏の炉は夏の湿気を飛ばしてくれるし、冬のうちわは炉の火を起こすために有益だと言った人がいます。
わたしはこんな考え方もいいなと思います。
ちょっと話が逸れますが、夏目漱石のペンネームの由来は、中国の文学書「晋書」などに記された故事で「枕石漱流」(意志を枕にし、流れに口をすすぐ)と言うところを、謝って「漱石枕流」と言ってしまった逸話で、その人物が「石で口をすすぐのは歯を磨くため、流れを枕にするのは耳を洗うためだ」と負け惜しみを言ったことから来ています。これはちょっと無理がありますけどね。
これが正しいと思った道理も事柄も逆の見方をしてみる。
そんな感覚を持つと、人生って深くなると思いませんか?
雨宮 夕
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