【元カレ・彼の気持ち】いいかげん忘れたい元カレがいます。彼の当時の状況や気持ち、今現在の彼の気持ちなどを霊視でぜひ見ていただきたいです。

相談者 saaadayoさん
(仮名 40代女性)

いいかげん忘れたい元カレがいます。
10年も前に別れたのに最後が喧嘩別れのような形になったからか未だに思い出されます。
お付き合いしている間、彼にお金も貸しました（貸したというより援助しました）。
返さなくてもいいよとは言ったものの、いつかは返してくれるだろうと思っていましたが返金は勿論ありませんでした。

お付き合いしているときは、わざと私の反応を見たいのか他の女性とのメールなど見せてきたり、合コン行ってきた報告もされたりしました。
八つ当たり逆ギレなどもありました。

ただただ利用されただけだったのか…。
大事にされていなかった気持ちがあります。

彼の当時の状況や気持ち、今現在の彼の気持ちなどを霊視でぜひ見ていただきたいです。

よろしくお願いします。

光曜先生の鑑定結果

初めまして、saaadayo様。ウラナ所属鑑定師の光曜と申します。
この度は、公開メール鑑定をご依頼いただき誠にありがとうございます。

10年もの間、納得できない心の傷を抱えてこられたお辛いお気持ち、お察しいたします。

霊感霊視は特殊能力を用いて「気」（持ち）を読み取ることに優れた占術ですので、この度の「お相手様の気持ちを知りたい」というご相談内容には最適です。
今回の鑑定対象の彼の気持ちを知ることで、saaadayo様のお心の波が静かになり、一歩でも半歩でも前に進み、明るい平和なお心を取り戻せますよう、微力ではございますが精一杯、限られた紙面ですが鑑定させていただきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

過去の彼の気持ち

まずは、10年程前に遡り、当時の彼のお気持ちを視ていきましょう。

霊眼には、行き当たりばったりで自信がなかったと伝える彼の心が映ります。

自分自身のこともままならないのに、saaadayo様のお気持ちは当時の彼には重かったと伝えてきます。
お金を借りたことは、騙すつもりはなく今思えば甘えていたようです。

でも、お金を借りたから見返りに何かを与える、お前の思い通りにならなないといけないのかと思わされる、期待される、とプレッシャーを感じてしまっていたようです。

彼の言い分は、愛情というのは、お金を渡したから相手の思い通りに振る舞え、湧いてくるものではない、これが彼の今も納得できない部分として出てきます。貸してくれたのが最後までずっとお前の俺への純粋な思いやりの気持ちなら、俺は違ったと御魂は言います。八つ当たりはした、自信をなくてした、悪いとは思う、でもお前も我儘だったじゃないか、人のせいにばかりするな、と思っていたようです。

女性とのやりとりを匂わせたのは、気を引いて反応を見たい、綺麗な心だったら素直に受け止めて、お前が悪いわけじゃないのだから何も言わず堂々としていられるだろう、俺が盗られるって思うのかなと思い、エゴを出すかどうか試したようですね。

また、俺はここまでしかしてやれない、できないから、と割り切ってほしかったようです。もしかすると、そのような言葉もあったかもしれません。怒るときや八つ当たりになるときは、saaadayo様から見た正当性を彼が変わればいいとしつこく押し付けられる気がして、だからお前は俺じゃない方がいいんだよ、と余計に切れたりしたようです。
ご相談内容のお手紙と彼の御魂から出てくる気持ちから過去の関係を読み取ると、10年前のことであり、お二人ともまだ若くとても未熟だったのではないでしょうか？
彼の過去のお気持ちからは、大変未熟な人物ではありますが、故意に陥れたりお金のために利用しようとしたりしたわけではないように思います。破れるほどに、あまりにも温度差や行き違いは大きくなってしまったものの、彼なりに向き合おうとしていたり、かえって反発を買う不器用なやり方で、彼女だからってなんでもいいわけではない、そうなるんだったら最初から貸さなきゃいいだろ、お金の問題ではない、お金で俺の心は思い通りにはできない、愛に見返りを求めて不満をためたり、彼の辛い時代の気持ちに寄り添い続けてくれなかったことや女性のエゴへの失望をぶつけたりして表現して伝えていたのでしょう。
これは、恋愛相手として彼も愛の理想をsaaadayo様に求めていたからであり、お互いに最後は思いやりを失い愛情がひっくり返ってしまい互いに相手のせいにし合う怒りや憎しみにまで発展してしまいましたが、恋愛相手とお互いに思っていたからであり、好きな気持ちが彼になかったわけではないでしょう。

問題の原因

お二人の関係がここまで泥沼化してしまったのは何故なのでしょうか。

ご相談内容と彼に読み取らせていただきました気持ちから、若さ故、お互いに相手が思い通りになる、自分の思考が正しいと、お互いに相手に理想を求め過ぎてしまったからでしょう。

そしてそれは、相手の為を思う真の愛情だったのでしょうか。

厳しいですが、saaadayo様は彼にお金を貸すことで彼がもっと自分を認め愛が増すのではないかと錯覚したり、貸している側の優位に立って彼が返したり心を入れ替えて素直なったりするのは当然のように接したり、見返りを自然に思っていた節はなかったでしょうか。

この場合、借りた方は負い目がありますから、さらにその心を思いやって理解者として接し続けなければ、お金を返済する気持ちや感謝する気持ちが残念ながら素直に湧かないのです。こんな駄目な自分でも寄り添い続け赦し受け入れてくれるからこそ、だんだんと尊敬や愛情が湧いてきて素直になれるのです。

しかし、一般的には、若い女性がここまですることは難しいかと思います。

つまり、お金を貸さなければここまで泥沼化はしなかったのです。
きっとそこには、お金を貸してあげて助けたい純粋な気持ちも当初あったことでしょう。
そして、貸さなければ嫌われるかも自分から離れていってしまうかもという不安、相手を自分の元に留めておきたい独占欲があったのではないかと思います。

彼も甘かったです。
貸してくれるんだ、それほど俺が好きなのか、でもそれは親切であり、お前の思い通りになれるかどうかはわからないよ、と他人からお金を借りる重さを考えず、人の気持ちを甘くみていたのです。
彼がこれからの長い一生を健全に生きられる道を手伝うことを思うなら、貸さないで離れていってもいいと突き放し見守る忍耐も必要な時があります。それで別れになったとしても、今ほど憎み合わず、妥当と思い、伝え方によっては後に感謝もされたかもしれません。

何よりsaaadayo様に自信がついたことでしょう。
お互いに人生の足を引っ張り合ってしまったのです。

なぜ、今回数ある原因の中で、お金のことをクローズアップするかというと、お金のことをお互いに未だ許せていないからです。

恋愛ですから、お互い様という気持ちを持たねばなりません。
そして、お金で愛情を操作しようとすると必ず逆効果になり愛は実らなくなるタブーだからです。
本当に相手のためになるには、どうしたらいいか、それを思い考え、さり気なく伝え続けるのが愛です。
愛の本質は思いやりと感謝です。
優しさ、赦し、忍耐も愛が備えているものです。
この要素が揃っているとき良縁は持続しますが、思いやりと感謝を失うだけでも、すぐに邪心につけこまれ愛は崩れていってしまいます。