【ダブル不倫・遠距離・彼の気持ち】お互い家庭がある身の不倫関係ですが彼の気持ちが知りたいです
占い師 煌れいら
お互い家庭がある身の不倫関係です。出会ってまだ半年です。
ネットサイトで知り合って遠距離のためまだ数回しかお会いしていません。
メッセージやりとりは毎日していますが、今後も彼とは関係性続きますか?
日々お仕事等お忙しそうですし、彼の中では私は親友とか飲み仲間など男女の中じゃないみたいなニュアンスではぐらかされていたりもたまにします。
会うと男女の仲にはなります、彼の本音が知りたいです。
どうぞよろしくお願いします。
占い師 煌れいらの鑑定結果
青りんご様、はじめまして。占い師の煌れいらと申します。
この度は公開メールのご依頼を頂きまして心より御礼申し上げます。
占術は四柱推命(しちゅうすいめい)・易(えき)、九星気学(きゅうせいきがく)でございます。
今回の青りんご様の相談ははごく自然で心からの素直なお気持ちの表れでございます。
関係性は続くが、「交流」と「停滞」を繰り返し「ゆっくり進む」
易で「関係性が続くかどうか?」と問い、得た結果は「風山漸(ふうざんぜん)」でした。
「風」は「交流・遠く」などを意味し、逆に「山」は「停滞・切り替え」などの意味があります。
そして全体としての「漸」には「ゆっくり進む」という意味があります。
お2人の関係性は二つの相反する「交流」と「停滞」が交互に巡る状態で続く、という結果す。
「停滞」の期間に入ると不安になるのは心の動きとして当然でございます。
ごく一般的な思いやりをお互いに保っていかれましたなら、関係性が「終わってしまった」というようなご不安は抱かなくてもよいでしょう。
尚、変化の兆しとしては「巽為風(そんいふう)」が出ており、これは「遠く」を意味する「風」が2つ重なりますので遠距離であることを正に表しています。
「異性との関係構築」が薄まり、「自分の学び」へのサイクルに入っている
四柱推命で観てみますと、お二方共通して現在も含め今後暫くは「異性との関係構築」のエネルギーが薄まり、「自分の学び」へのサイクルに入った状態が続きます。
異性との関係構築が100%消えてしまうわけではありませんが「自分への学び」というエネルギーが充満しますので、何となく「異性との関係構築」に焦点が合わず心配になってしまうのです。
青りんご様はあと約9年間「偏印(へんいん)」という星が巡り、その中でも今年1年だけに焦点を当てた運勢も同じ「偏印」が巡っているので影響が強く出るのです。
「偏印」は必ずしも学校で学ぶとは限らず、色んな形や方法で「自分への学び」の気運が高まる運勢で、その分だけ女性にとっての異性の星のエネルギーを弱めてしまい、結果として実生活では不満が出たり、どことなく男女の関係の「ぎこちなさ」を感じてしまいます。
一方、彼氏様はあと約3年間「印綬(いんじゅ)」という運勢が続き、これも「自分の学び」という運勢で、今年だけの1年の運勢は青りんご様と同じ「偏印」が巡っています。
男性にとっての「印綬」や「偏印」という運勢は、女性運と逆の位置にある星ですので「異性との関係構築」はどうしても薄まってしまいます。
そして「偏印」という星は変化自在という特徴もありますので多忙を極めます。
彼氏様が「日々お仕事お忙しそう」であるのは十中八九この影響を受けておられるのでしょう。
「なにか物足りない感じ」
では九星気学で今年の運勢を観てまいりましょう。
お二方とも本命星が「五黄土星(ごおうどせい)」となっていますので、今年度は西方位の「七赤金星(しちせききんせい)」という箇所に位置します。
この箇所には「恋愛」という大変嬉しい意味があるのですが、同時に秋の収穫・口(くち)をも意味し、収穫するが故に目減り(収穫するから畑には作物が無い状態)を表し、何か「一部不足・物足りない感じ」と伴うという運勢になります。
正に、青りんご様のご相談内容にある通り「男女の中じゃないみたいなニュアンスではぐらかされて~」とお感じになるのは、お二方とも「一部不足」の運勢の影響を受けておられるからでしょう。
特にコミュニケーションにおいて、口(くち)という意味からは、例えばですが「愛してる」「恋しい」といった直接的で解り易いお言葉が彼氏様からはなかなな述べられず、青りんご様としては「もどかしく」お感じになることが多々あるかと思います。
「彼の本音:礼節」
では彼氏様の本音ですが、易で観ましたところ得た結果は「天澤履(てんたくり)」でした。
「天」は「地位・肩書・社会的責任」を意味し、「澤」は「恋愛・飲食・悦び」を意味します。また変化の兆しとしては「節(せつ)」が出ており、全体としての「履」は「礼節」を表します。
恋愛を表す「澤」が下の段に出ており心の内面を表しますから、恋愛のお気持ちは「在る」のですが、上段に社会的責任を意味する「天」が乗っていますので、どうしてもそちらが表に出て目立ってしまいます。
その上、全体が「礼節」であり、変化の兆しも「節」ですので、社会的責任を脇へ置くことは礼節を欠きますし、「節」ですから心の内を曝け出すことはあまりお好みではないようです。
内面に恋愛の気持を持ちながらも、それを表立って明確にお伝えなさることはなさらない、というわけです。
「彼氏様のコミュニケーションスタイル:一定の距離感」
最期に彼氏様のコミュニケーションスタイルを四柱推命を用いて、「男女の中じゃないみたいなニュアンスではぐらかされて~」という点に絞って鑑定して参ります。
彼氏様は言葉によるコミュニケーションにおいて、人の気持ちを瞬時に汲み取り、自分の気持ちよりも相手の気持ちに寄り添って、言葉を選んで物事を伝えることに重点を置かない方、との結果が出ております。
それは「洩星(ろうせい)」と呼ばれる、自分の気持ちと感じたままにズバッというのではなく、相手に合わせて伝えるという意味を持つ星をお持ちでないからです。
逆に青りんご様は「洩星」をしっかりとお持ちですので、余計に彼氏様に対してギャップを感じてしまい、それが「はぐらかされて~」というご相談になったのでしょう。
さらには、彼氏様は仕事でも恋愛でも人とは一定の距離感を保ちたい方である、と命式に出ております。専門用語では「刑(けい)」と呼ばれるのですが、これを「自分と近しい人の関係を表す箇所」に持ってお生まれのため、人とベッタリ仲良くなるよりは独りでいることを好む傾向にあります。
彼氏様的には他人を邪険にするおつもりは全くないのですが、態度や言葉の端々に「一定の距離感を取りたい」というニュアンスが見て取れるわけです。
「生まれた性質と運勢の影響」
以って生まれた性質を理解なされば無闇に不安になることが少なくなります。
そして時期によって変わる巡る運勢の影響も知っていれば何故そのようになるのかがわかり、どのような感じ方をすればよいのかも知ることができます。
どうか必要以上にご心配なさらず、青りんご様は彼氏様との関係をゆっくりと進めていってくださいませ。
理想とされる日々を送ることができますよう陰ながら応援させて頂きます。
長文をお読みいただき誠に有難うございました。
煌れいら