☆*Happy-New-Year*★ 2018
あけましておめでとうございます。
楽しく新年を迎えられますように、
今年も幸せな1年となりますよう、
お祈り申し上げます。
【お気に入りのパワースポット】 沖縄
ちゅーがなびら!(沖縄語で、こんにちは) 私が初めて行ったのは2000年ごろ、
琉球王朝時代に用いられた占術書、時双紙(ときそうし)の六十 図表(天人帯占書)
(※全17種の古代文字でユタ(民間巫女)が日の吉凶や時の善悪を占ったもの)等
琉球占術の研究が目的でした。
1728年、人心を惑わすものとみなされ、王府がその殆どを焚書。
現存するものは大正4年、豪商・小橋川家に秘蔵されていたものを専門家が
筆写しした写本で現在、沖縄県立博物館に所蔵されています。
(※ライブラリーで見ることができます)
私は、前世で沖縄に住んでいたようで、住宅地の公園や発電ダムやチーズケーキ店などが、
懐かしくて不思議と涙が流れることがありました。それまでは外国旅行が多かったのですが、
今では毎年沖縄に行きます。東京~飛行機で約3時間、大阪~約2時間、冬でも平均気温
19度と過ごしやすい気候。スピリチュアル なところが気に入っています。
久高島(神の島)は立ち寄ることが多いです。
県南部、知念海洋センター~高速船で約10分(往復1500円位)久高島(くだかじま)があります。
毎年ダイビングに来ている人もいます。ダイビング中、偶に海蛇(イラブー)を見かけるそうです。
(奥歯にハブの30倍の猛毒があり危険)島の特産品(イラブ海蛇の燻製)になっています。
抜け殻はお守りとして人気で限定販売されます。島はうっそうと茂った草薮だらけですが、
毒蛇はいないので、もし噛まれても安心と言われています。
二ラーハナー(魂が生まれて再び帰る所) ヤグルガー御嶽(祝女(のろ)の精進)
御嶽(うたき)とは、聖なる場所・祈りの場所。ノロとは、神々と交信 することのできる存在。
(祭祀の間はその身に神を憑依し神そのもの)
此処で水浴びをしたり、飲用したりします。此処で水浴びは、少し勇気がいります。
(うしろ墓地だし、水汚れてそうだし・・・、インドのガンジス川の沐浴を思い出します。)

この少し先に、フボーウタキ第一の聖地「ワカリカサ・ティリリカサ」があります。
現在も女神以外、出入禁止エリアです。
ニルヤカナヤでイザイホー
古代祭祀(神加那志)12年に一度行われる秘祭。久高島で生まれ育った三十歳以上の
既婚女性が神女となるための就任儀式。神歌ティルル(エーファイ)を唱えながら歌ったり
踊ったりします。島には会館があって、その歴史などを紹介しています。
沖縄には現在5000人程いるといわれているユタ
(※ユタとは霊的問題のアドバイス・解決をするシャーマンのこと)
「医者半分、ユタ半分」ということわざがあるほど地域に根付いています。

写真=私が鑑定で使用しているアンティークのスクライングミラー(黒鏡)
と大正時代頃のヤチムン(陶器製)シーシー
シーサーのことをウチナーグチ(沖縄語)でシーシーと言います。
一般的に魔除けや除災招福に効果が ある獣の像のことです。
左がオス(口が開いている)で、右がメス(口が閉じている)、一対と言われるようになったのは戦後です。
それまで一匹でした。最古のものは、尚貞王21年(1689年頃)、蔡王瑞(さいおんずい)という風水師が、
富盛村(南部八重瀬町)に設置した石造りのシーサー(石彫大獅子)で現在も守り神として残っています。
うみんちゅ(沖縄の男)は、自分の家の屋根にシーシーを乗せるのが夢であり人生の大きな目的でした。
旧暦10月1日のカママーイ(竈(かまど)のお願い&防火儀礼)の祭祀では、
「サリーサリー、ユーカンヒーマー、チウミチミラショーリ」と呼びかけながら、
村の家々を巡り、台所の汚い家庭の主婦は竹の棒で尻を叩かれる伝統があります。
旧暦1 2月24日に、ウガンブトゥチ(御願解の祭祀)
(※新暦は毎年、日にちが変わり2018年は2月9日)
旧暦1月4日に、ウガンブトゥチ(御願立の祭祀)
御願解は、家庭の守護神ヒヌカン(火の神)が昇天して1年間の出来事を天の神(玉皇大帝)に報告する日。
(※玉皇大帝=中国の道教で最高神される天界の支配者)祭壇に7本(天界に昇る階段の役目を果たす
ため段差をつけます)のヒラウコー(沖縄線香)などを供え1年間に感謝します。
(※線香の数には意味があり、多すぎても少なすぎても神様に叱られると言われています)
そして「どうか天の神様には良い事だけ報告してください。新しい年にはパワーアップして戻って来てください」
などと、グイス(祈りの言葉)を唱えます。 御願立 は、ヒヌカンウンケー(火の神が戻って来て迎える日)です。
炊き込みご飯やターンム(田芋)を供え、家族の健康祈願をします。
クワッチーサビラ(いただきます) クワッチーサビタン(ごちそうさまでした)
旧暦の毎月1日は新月(天の門が閉まる日)、毎月15日は満月(天の門が開く日で願いが叶いやすい日)
ヒラウコー12本束ねを3本、膝をつき東に手を合わせ「サリ、アー、トートー、ウー、トートー、」
「チューヌ、ユカルヒマサルヒ、ヤシキノオガミヤイビークゥトウ・・・ユタシクウニゲーサビラ!」
(標準語訳 「今日の良き日に屋敷の拝みを致します・・・よろしくお願い致します!)
などと真心を込めてグイスを唱えます。
その他、オススメのスポットとして、 斎場御嶽(せいふぁ―うたき)、首里城公園、ガンガラーの谷があります。
【今年オススメのパワーストーン4種】
琥珀
19世紀ヨーロッパでは北方の金といわれ、小さな琥珀1つと健康な奴隷1人が交換されるほど高価なものでした。
アンバーは古代の針葉樹の樹脂が化石化(約3000万年前)したもので、コーパルは年代の若い琥珀のこと。
古くからバルト海岸等に、質のよい琥珀が流れ着いたことから「人魚の涙」と呼ばれ、温かみのある蜂蜜色から
大変に暖かい石「太陽の石」とも呼ばれました。石言葉は「癒し、繁栄、大きな愛」。
主な産地は、かつてのプロイセン (ポーランドのグランスク沿岸・ロシアのカリーニングラード州)
そのほか、リトアニア・ラトビアなどバルト海の南岸・東岸地域等。中でもポーランドは琥珀の生産において
圧倒的な世界一を誇り、世界の純正琥珀製品のほとんどがグダンスク地方で製造されています。
琥珀は細胞に活性化を与える力や抗酸化力・免疫力を向上する力があると言われ、電磁波を吸収して、
マイナスイオンを発生しますので大変リラックス効果があります。明るいアンバーの波動を浴びると精神が安定
すると言われています。その黄金を思わせる深い色合いは人気運の象徴。不思議な癒しの力があります。
真珠
紀元前、真珠は生命の源となる神秘の力を宿す天界の雫。神秘的なパワーと守護があると信じられてきました。
6月の誕生石で石言葉は「健康・富・長寿・純潔」。パールは「美しさ」を表す石でもあります。身につけると美しく
優しさを感じさせる人になれると言われています。特にマベパールは守護の意味合いが強く、持ち主を危険から
守ってくれるそうです。母貝に守られ長い年月をかけ少しずつ成長していく真珠は愛情と守護の象徴。凛とした
ホワイトカラーが清純で無垢なイメージを感じさせ、古くから結婚式に欠かせないジュエリーとして愛用されます。
よい真珠の見分け方 ①真珠層の厚み(巻) ②光沢(照り) ③形・色・大きさ・キズ等、多くの条件が絡み合う
ため、他の宝石より評価が難しいと言われています。色は日本や欧米ではピンク系、ついでシルバー系 が良く、
南米ではゴールド系が好まれます。しっかり巻いたものは真珠に入射した光が各層で反射し干渉をおこし独特の
色や光沢を放ちます。見た感じが重厚で、ほんのりと輪のような光芒を画いているものが最良質とされています。
真円真珠ほど評価が高いですが、バロック真珠やドロップ形なども自然の産んだ造形美として人気があります。
珊瑚
日本では七福神が宿るとされ、19の厄年の娘に珊瑚を贈る慣わしがありました。ギリシャ神話ではぺリセウスが
退治したメデューサの首から地中海に落ちた血が珊瑚になったといわれ、悪魔や怪物を撃退し、魔除け、
招福の効き目があるとされています。マナと呼ばれる太陽光線に含まれる気的エネルギーを吸収し放出します。
古くから宗教的儀式に広く用いられ、地中海沿岸では「大地のエッセンス」であると考えられました。
「内面の変化をもたらす」力があり、おろかさ、恐れ、破壊的思考を取り去り、内面のバランスを回復させてくれます。
英国王室では人知を超えた存在の〝聖なるもの〟とされ、王女誕生から1年間、珊瑚のネックレスをベッドに
つりさげる伝統があります。最高品質は「血赤珊瑚」と呼ばれる稀少な赤黒い色調(オックスブラッド)。宝石となる
珊瑚は珊瑚虫という生物によって、永い年月をかけ作り出され、鉱物と違い、どこか温もりを感じるデリケートな石。
スコットランドでは「美と繁栄をもたらす」とされ、旅のお守りとして尊ばれました。赤珊瑚(日本産)は日本近海の
五島列島、小笠原 諸島、高知県沖、奄美・沖縄諸島等で採取されていましたが、現在採取されているのは高知沖、
奄美・沖縄諸島だけです。
翡翠
高い魔除けの効果と五徳を高める神力を持つ聖石として古代より祭祀や呪術に珍重された翡翠。草創期、翡翠は
瑪瑙やその他の宝石と共に「玉」と総称されていました。中国では美しいカワセミの羽の色に例えられ翡翠玉と
名付けられました。翡翠には、硬玉(ヒスイ輝石)と軟玉(ネフライト)の2種類があり、鉱物学的に異なる物質です。
不老不死や生命再生の力があるとされ、平和な眠りをもたらすといわれています。宝石言葉は「富、幸運、長寿」。
日本では縄文時代から宝飾品等として使われてきたことから、2016年9月に国石(こくせき)に選定 されました。
(ちなみに国花は桜、国鳥はキジです) 最高品質とされるは、インペリアル・ジェイド(ロウカンヒスイ)と呼ばれる
深いエメラルドグリーンの硬玉(ジェダイト)とろけるような光沢と透明感があります。
(主な産地はミャンマーのカチン高原など) 軟玉(ネフライト)は、白く透明感のあるものが最上質で羊脂玉(和田玉)
と呼ばれ中国では硬玉より価値が高いとされています。(主な産地はウイグル自治区のホータンなど)
【ヨガによる健康法】
ヨガのルーツは、紀元前のインダス文明まで遡ります。
椅子に座ったまま行う「イスヨガ」、指だけ使う「指ヨガ」、
ポピュラーな「ハタヨガ」などがあり、身体が硬い人ほど向いているとされます。
(※ハタヨガは12~13 世紀ごろ誕生したポーズと呼吸法中心のヨガ)
チャイルドポーズとサンサルテーション(太陽礼拝のポーズ)だけでも、
かなりリフレッシュすることが可能です。ヨガによる呼吸で酸素が体内に入り、
疲労物質が分解されます。自律神経の働きを整えたり、血液の質と循環を良くし
自然治癒力を高めます。心地良い痛みを感じるくらいの刺激を求めながら、
行うのが正しい方法。できないポーズ(アーサナ)も完成形に近づくだけで効果的。
一般的に80ポーズ!静止時間3~5呼吸くらいが適当!
なにより自分が集中して、気持ちよく体を動かせているかが大事。
日本の正座はサンスクリット語でヴァジラアーサナといい、静座とも、
不動の姿勢とも訳され、「座法の王様」と呼ばれています。そのほか、
完全座、蓮花座、盤座、合蹟、長座などがあります。特に蓮花座は、
パドアーサナと言い、インドでは純粋のシンボルとして崇められ、
「最純潔の境地に誘われる高次元のアーサナ」とされています。
シャバーサナ
呼吸に意識を向けてリラックスして行います。
①手の平を仰向けにし脇より少し離して目を閉じ力を抜きます。(寝た状態)
②ゆっくりと自然な呼吸で全身の力を抜きます。(2~3分そのまま)
③少しずつ呼吸に意識を戻し、手足を動かして両手を使い体を起こします。
④あぐらになり両手は太ももの上。目を閉じて今の状態に意識を向けます。
このヨガは筋肉の収縮と呼吸で、リンパの流れや血行をよくするものです。
あけましておめでとうございます。
楽しく新年を迎えられますように、
今年も幸せな1年となりますよう、
お祈り申し上げます。
【お気に入りのパワースポット】 沖縄
ちゅーがなびら!(沖縄語で、こんにちは) 私が初めて行ったのは2000年ごろ、
琉球王朝時代に用いられた占術書、時双紙(ときそうし)の六十 図表(天人帯占書)
(※全17種の古代文字でユタ(民間巫女)が日の吉凶や時の善悪を占ったもの)等
琉球占術の研究が目的でした。
1728年、人心を惑わすものとみなされ、王府がその殆どを焚書。
現存するものは大正4年、豪商・小橋川家に秘蔵されていたものを専門家が
筆写しした写本で現在、沖縄県立博物館に所蔵されています。
(※ライブラリーで見ることができます)
私は、前世で沖縄に住んでいたようで、住宅地の公園や発電ダムやチーズケーキ店などが、
懐かしくて不思議と涙が流れることがありました。それまでは外国旅行が多かったのですが、
今では毎年沖縄に行きます。東京~飛行機で約3時間、大阪~約2時間、冬でも平均気温
19度と過ごしやすい気候。スピリチュアル なところが気に入っています。
久高島(神の島)は立ち寄ることが多いです。
県南部、知念海洋センター~高速船で約10分(往復1500円位)久高島(くだかじま)があります。
毎年ダイビングに来ている人もいます。ダイビング中、偶に海蛇(イラブー)を見かけるそうです。
(奥歯にハブの30倍の猛毒があり危険)島の特産品(イラブ海蛇の燻製)になっています。
抜け殻はお守りとして人気で限定販売されます。島はうっそうと茂った草薮だらけですが、
毒蛇はいないので、もし噛まれても安心と言われています。
二ラーハナー(魂が生まれて再び帰る所) ヤグルガー御嶽(祝女(のろ)の精進)
御嶽(うたき)とは、聖なる場所・祈りの場所。ノロとは、神々と交信 することのできる存在。
(祭祀の間はその身に神を憑依し神そのもの)
此処で水浴びをしたり、飲用したりします。此処で水浴びは、少し勇気がいります。
(うしろ墓地だし、水汚れてそうだし・・・、インドのガンジス川の沐浴を思い出します。)

この少し先に、フボーウタキ第一の聖地「ワカリカサ・ティリリカサ」があります。
現在も女神以外、出入禁止エリアです。
ニルヤカナヤでイザイホー
古代祭祀(神加那志)12年に一度行われる秘祭。久高島で生まれ育った三十歳以上の
既婚女性が神女となるための就任儀式。神歌ティルル(エーファイ)を唱えながら歌ったり
踊ったりします。島には会館があって、その歴史などを紹介しています。
沖縄には現在5000人程いるといわれているユタ
(※ユタとは霊的問題のアドバイス・解決をするシャーマンのこと)
「医者半分、ユタ半分」ということわざがあるほど地域に根付いています。

写真=私が鑑定で使用しているアンティークのスクライングミラー(黒鏡)
と大正時代頃のヤチムン(陶器製)シーシー
シーサーのことをウチナーグチ(沖縄語)でシーシーと言います。
一般的に魔除けや除災招福に効果が ある獣の像のことです。
左がオス(口が開いている)で、右がメス(口が閉じている)、一対と言われるようになったのは戦後です。
それまで一匹でした。最古のものは、尚貞王21年(1689年頃)、蔡王瑞(さいおんずい)という風水師が、
富盛村(南部八重瀬町)に設置した石造りのシーサー(石彫大獅子)で現在も守り神として残っています。
うみんちゅ(沖縄の男)は、自分の家の屋根にシーシーを乗せるのが夢であり人生の大きな目的でした。
旧暦10月1日のカママーイ(竈(かまど)のお願い&防火儀礼)の祭祀では、
「サリーサリー、ユーカンヒーマー、チウミチミラショーリ」と呼びかけながら、
村の家々を巡り、台所の汚い家庭の主婦は竹の棒で尻を叩かれる伝統があります。
旧暦1 2月24日に、ウガンブトゥチ(御願解の祭祀)
(※新暦は毎年、日にちが変わり2018年は2月9日)
旧暦1月4日に、ウガンブトゥチ(御願立の祭祀)
御願解は、家庭の守護神ヒヌカン(火の神)が昇天して1年間の出来事を天の神(玉皇大帝)に報告する日。
(※玉皇大帝=中国の道教で最高神される天界の支配者)祭壇に7本(天界に昇る階段の役目を果たす
ため段差をつけます)のヒラウコー(沖縄線香)などを供え1年間に感謝します。
(※線香の数には意味があり、多すぎても少なすぎても神様に叱られると言われています)
そして「どうか天の神様には良い事だけ報告してください。新しい年にはパワーアップして戻って来てください」
などと、グイス(祈りの言葉)を唱えます。 御願立 は、ヒヌカンウンケー(火の神が戻って来て迎える日)です。
炊き込みご飯やターンム(田芋)を供え、家族の健康祈願をします。
クワッチーサビラ(いただきます) クワッチーサビタン(ごちそうさまでした)
旧暦の毎月1日は新月(天の門が閉まる日)、毎月15日は満月(天の門が開く日で願いが叶いやすい日)
ヒラウコー12本束ねを3本、膝をつき東に手を合わせ「サリ、アー、トートー、ウー、トートー、」
「チューヌ、ユカルヒマサルヒ、ヤシキノオガミヤイビークゥトウ・・・ユタシクウニゲーサビラ!」
(標準語訳 「今日の良き日に屋敷の拝みを致します・・・よろしくお願い致します!)
などと真心を込めてグイスを唱えます。
その他、オススメのスポットとして、 斎場御嶽(せいふぁ―うたき)、首里城公園、ガンガラーの谷があります。
【今年オススメのパワーストーン4種】
琥珀
19世紀ヨーロッパでは北方の金といわれ、小さな琥珀1つと健康な奴隷1人が交換されるほど高価なものでした。
アンバーは古代の針葉樹の樹脂が化石化(約3000万年前)したもので、コーパルは年代の若い琥珀のこと。
古くからバルト海岸等に、質のよい琥珀が流れ着いたことから「人魚の涙」と呼ばれ、温かみのある蜂蜜色から
大変に暖かい石「太陽の石」とも呼ばれました。石言葉は「癒し、繁栄、大きな愛」。
主な産地は、かつてのプロイセン (ポーランドのグランスク沿岸・ロシアのカリーニングラード州)
そのほか、リトアニア・ラトビアなどバルト海の南岸・東岸地域等。中でもポーランドは琥珀の生産において
圧倒的な世界一を誇り、世界の純正琥珀製品のほとんどがグダンスク地方で製造されています。
琥珀は細胞に活性化を与える力や抗酸化力・免疫力を向上する力があると言われ、電磁波を吸収して、
マイナスイオンを発生しますので大変リラックス効果があります。明るいアンバーの波動を浴びると精神が安定
すると言われています。その黄金を思わせる深い色合いは人気運の象徴。不思議な癒しの力があります。
真珠
紀元前、真珠は生命の源となる神秘の力を宿す天界の雫。神秘的なパワーと守護があると信じられてきました。
6月の誕生石で石言葉は「健康・富・長寿・純潔」。パールは「美しさ」を表す石でもあります。身につけると美しく
優しさを感じさせる人になれると言われています。特にマベパールは守護の意味合いが強く、持ち主を危険から
守ってくれるそうです。母貝に守られ長い年月をかけ少しずつ成長していく真珠は愛情と守護の象徴。凛とした
ホワイトカラーが清純で無垢なイメージを感じさせ、古くから結婚式に欠かせないジュエリーとして愛用されます。
よい真珠の見分け方 ①真珠層の厚み(巻) ②光沢(照り) ③形・色・大きさ・キズ等、多くの条件が絡み合う
ため、他の宝石より評価が難しいと言われています。色は日本や欧米ではピンク系、ついでシルバー系 が良く、
南米ではゴールド系が好まれます。しっかり巻いたものは真珠に入射した光が各層で反射し干渉をおこし独特の
色や光沢を放ちます。見た感じが重厚で、ほんのりと輪のような光芒を画いているものが最良質とされています。
真円真珠ほど評価が高いですが、バロック真珠やドロップ形なども自然の産んだ造形美として人気があります。
珊瑚
日本では七福神が宿るとされ、19の厄年の娘に珊瑚を贈る慣わしがありました。ギリシャ神話ではぺリセウスが
退治したメデューサの首から地中海に落ちた血が珊瑚になったといわれ、悪魔や怪物を撃退し、魔除け、
招福の効き目があるとされています。マナと呼ばれる太陽光線に含まれる気的エネルギーを吸収し放出します。
古くから宗教的儀式に広く用いられ、地中海沿岸では「大地のエッセンス」であると考えられました。
「内面の変化をもたらす」力があり、おろかさ、恐れ、破壊的思考を取り去り、内面のバランスを回復させてくれます。
英国王室では人知を超えた存在の〝聖なるもの〟とされ、王女誕生から1年間、珊瑚のネックレスをベッドに
つりさげる伝統があります。最高品質は「血赤珊瑚」と呼ばれる稀少な赤黒い色調(オックスブラッド)。宝石となる
珊瑚は珊瑚虫という生物によって、永い年月をかけ作り出され、鉱物と違い、どこか温もりを感じるデリケートな石。
スコットランドでは「美と繁栄をもたらす」とされ、旅のお守りとして尊ばれました。赤珊瑚(日本産)は日本近海の
五島列島、小笠原 諸島、高知県沖、奄美・沖縄諸島等で採取されていましたが、現在採取されているのは高知沖、
奄美・沖縄諸島だけです。
翡翠
高い魔除けの効果と五徳を高める神力を持つ聖石として古代より祭祀や呪術に珍重された翡翠。草創期、翡翠は
瑪瑙やその他の宝石と共に「玉」と総称されていました。中国では美しいカワセミの羽の色に例えられ翡翠玉と
名付けられました。翡翠には、硬玉(ヒスイ輝石)と軟玉(ネフライト)の2種類があり、鉱物学的に異なる物質です。
不老不死や生命再生の力があるとされ、平和な眠りをもたらすといわれています。宝石言葉は「富、幸運、長寿」。
日本では縄文時代から宝飾品等として使われてきたことから、2016年9月に国石(こくせき)に選定 されました。
(ちなみに国花は桜、国鳥はキジです) 最高品質とされるは、インペリアル・ジェイド(ロウカンヒスイ)と呼ばれる
深いエメラルドグリーンの硬玉(ジェダイト)とろけるような光沢と透明感があります。
(主な産地はミャンマーのカチン高原など) 軟玉(ネフライト)は、白く透明感のあるものが最上質で羊脂玉(和田玉)
と呼ばれ中国では硬玉より価値が高いとされています。(主な産地はウイグル自治区のホータンなど)
【ヨガによる健康法】
ヨガのルーツは、紀元前のインダス文明まで遡ります。
椅子に座ったまま行う「イスヨガ」、指だけ使う「指ヨガ」、
ポピュラーな「ハタヨガ」などがあり、身体が硬い人ほど向いているとされます。
(※ハタヨガは12~13 世紀ごろ誕生したポーズと呼吸法中心のヨガ)
チャイルドポーズとサンサルテーション(太陽礼拝のポーズ)だけでも、
かなりリフレッシュすることが可能です。ヨガによる呼吸で酸素が体内に入り、
疲労物質が分解されます。自律神経の働きを整えたり、血液の質と循環を良くし
自然治癒力を高めます。心地良い痛みを感じるくらいの刺激を求めながら、
行うのが正しい方法。できないポーズ(アーサナ)も完成形に近づくだけで効果的。
一般的に80ポーズ!静止時間3~5呼吸くらいが適当!
なにより自分が集中して、気持ちよく体を動かせているかが大事。
日本の正座はサンスクリット語でヴァジラアーサナといい、静座とも、
不動の姿勢とも訳され、「座法の王様」と呼ばれています。そのほか、
完全座、蓮花座、盤座、合蹟、長座などがあります。特に蓮花座は、
パドアーサナと言い、インドでは純粋のシンボルとして崇められ、
「最純潔の境地に誘われる高次元のアーサナ」とされています。
シャバーサナ
呼吸に意識を向けてリラックスして行います。
①手の平を仰向けにし脇より少し離して目を閉じ力を抜きます。(寝た状態)
②ゆっくりと自然な呼吸で全身の力を抜きます。(2~3分そのまま)
③少しずつ呼吸に意識を戻し、手足を動かして両手を使い体を起こします。
④あぐらになり両手は太ももの上。目を閉じて今の状態に意識を向けます。
このヨガは筋肉の収縮と呼吸で、リンパの流れや血行をよくするものです。






