会員登録
おすすめ占い師

2020年ウラナ厳選七夕コラム:【蘭胡】七夕の『7つ飾り』の意味

鑑定師 メッセージ
時間外
『2020七夕によせて』
☆ 世界中の人々の、心からの願いが、穏やかに叶うことを切に願っております ☆

Urana鑑定師 蘭胡です。
皆さま、いつも鑑定のご依頼をありがとうございます。感謝申し上げます。
皆さまから頂く感想もすべて拝読しております。
私のモチベーションも上がりますので、今後も感想を楽しみにしておりますね。

2020すぐの突然の新型コロナウイルス。そのスピードと脅威には驚くばかりでした。
感染症拡大の懸念は、いまだ続いていますので、終息まで油断できませんね。
国からの緊急事態宣言や外出要自粛要請によって、大切なお相手に逢うこともままならず、まるで牽牛と織姫のような切ないお気持ちだった方・今もまだお相手に会える日を心待ちに日々を過ごされていらっしゃる方、多いと感じております。
逢いたい方に逢えなくて、どうしても不安に心が揺れてしまうとき…ありますよね。
お相手の声を聴くことで安心できるのに、お電話もままならないお付き合いをされているお客様も多数いらっしゃいます。どうぞ私でよかったら、誰にも打ち明けられない気持ちをお電話でお聞かせくださいね。

星まつりとも呼ばれる七夕は、とっても楽しみな節句の1つです。
もちろん私も、幼いころから色紙や短冊を葉竹に結び、7月7日の夜には牽牛星(わし座のアルタイル)と織姫星(こと座のベガ)が、天の川を隔てて逢えることを信じ、遠い夜空を見上げておりました。今でもカササギの架けてくれたという橋はどこかと探してしまいます(笑)
大人になってから知ったのですが…
夏の大三角ってあるでしょう。こと座のベガとわし座のアルタイルと白鳥座のデネブですよね。このデネブが二人をとりもつカササギだったのです。
きっとデネブの近くに橋があるのでしょうね。

七夕って万葉集にも歌われているのですよ。
「織女之 今夜相奈婆 如常 明日乎阻而 年者将長」
たなばたの 今夜あひなば つねのごと 明日をへだてて 年は長けむ
このような歌が詠まれているそうです。どうです?現代の私たちと変わらないですね。
今も昔もドラマチックな恋愛には胸がきゅんとしちゃう。恋ごころと切なさを想いますね。
「七夕」って外来の中国語なのだそうですが、すでにこの時、「たなばた」って日本語読みしています。興味深いですよね。

東北夏まつりの一つに仙台七夕があります。今年は中止とのことですが、去年観に行った時の写真をご覧くださいませ。
旧暦7月7日なので、8月6日から8日の3日間、アーケード街に10メートルを超える竹に7種類の『7つ飾り』で構成されたくす玉や吹き流しが飾り付けられます。それぞれ意味があるのですよ。




◇ 短冊・・学問や書の上達を願うという意味
◇ 紙衣・・病や災いの身代わりとお裁縫の上達を願うという意味
◇ 折鶴・・長寿を願うという意味
◇ 巾着・・富貴と貯蓄と商売繁盛を願うという意味
◇ 投網・・豊漁を願うという意味
◇ くずかご・・清潔と倹約を願うという意味
◇ 吹き流し・・織姫の機を織る織り糸を象徴しているのだそうです。
ご自宅でお子様と飾る際に、出先で鑑賞する際に、是非『7つ飾り』も意識して楽しんでいただけたら幸いです。お読みいただきありがとうございました。