タロット占いは、タロットカードといわれる様々な意味のもつカードを用いて占うことをいいます。
タロットカードは78枚を用いるのですが、一般的には22枚のカードを用いて占うことが多く、22枚のカードにはそれぞれ0愚者、I魔術師、II 女教皇、III 女帝、IV 皇帝、V 教皇、VI 恋人、VII 戦車、VIII 正義、IX 隠者、X 運命の輪、XI 力、XII 吊された男、XIII 死神、XIV 節制、XV 悪魔、XVI 塔、XVII 星、XVIII 月、XIX 太陽、XX 審判、XXI 世界と22種類のカードがあり、これらを大アルカナカードといいます。
タロット占いではめくられたカードにてあなたの未来を占い師が読み解き(リーディングといいます。)、占い師によってどのような意味をもつか占い師が解釈します。
カードの向きも正位置、逆位置とあり、カードの向きによって意味が変わります。
例えばVI恋人のカードが正位置の場合には、恋愛が進展する、または愛による快楽といった解釈ができますが、逆位置の場合には、嫉妬や裏切りという解釈に変わります。
タロット占いは、カードをどのような配置でならべるか(スプレッド)でも大きく解釈が変わります。
占い師によりどのようなスプレッドでタロットを配置するか変わりますし、占う内容によって変える方もいます。
またリーディングは占い師のインスピレーションや直感などセンスによることが多く、占い師によりリーディングは様々ですので、あなたにあった占い師を探すことをお勧めします。
タロットは何気なくめくったカードが、なんらかの意味をもつという考えであり、あなたの意にそぐわないことがでたとしても未来は刻々と変化すること前提に考えられています。
タロットカードには絵柄が違うカードが多数あり、現在何種類あるか定かではありません。
様々な絵柄のカードが作られ、今現在でも多くの絵柄のカードが生まれていますが、タロットカードには一般的には、1909年にイギリスで出版されたウェイト=スミス・パックをベースとしたタロットカードが最も普及しており、他に1947年に出版された「トート・タロット(Thoth Tarot)」、18世紀前後にフランス出版されたとさせるマルセイユタロット(またカモワンタロットともいう場合があります。)があります。
冒頭に説明した22枚のカードはウェイト=スミス・パック(ウェイト版)です。
マルセイユカードの場合は、番号なし愚者(Le Mat)、I奇術師(Le Batteleur)、II 女教皇(La Papesse)、III 女帝(L‘Imp_ratrice)、IV 皇帝(L’Empereur)V 教皇(Le Pape)、VI 恋人(L‘Amoureux)、VII 戦車(Le Chariot)、VIII 正義(La Justice)、IX 隠者(L‘Hermite)、X 運命の車輪(La Roue de Fortune)、XI 力(La Force)、XII吊るされた男(Le Pendu)、XIIIタイトルなし、XIV 節制(Temp_rance)、XV 悪魔(Le Diable)、XVI 神の家(La Maison Dieu)、XVII 星(L’_toile)、XVIII 月(La Lune)、XIX 太陽(Le Soleil)、XX 審判(Le Jugement)、XXI 世界(Le Monde)となっていますので、ご注意ください。