●心に残る口コミの数々●


――6000件を超えるレビューの中には、数え切れないほどの温かな言葉や、クライアントさまの変化の記録が残されています。

「彼と復縁できました」
「自分を大切に過ごしていたら、彼が別人のように優しくなって戻ってきました」

そんなご報告をいただくと、私自身も胸がいっぱいになります。

また、「生き方が変わった」「考え方が変わった」とのお言葉をいただくこともあり、鑑定を通して誰かの人生に小さなきっかけを届けられたのだと知ると、幸せな気持ちになります。

とくに印象深いのは、ある方が「先生は、エイブラハムの本に登場するソロモンのようだ」と書いてくださったことです。
私自身、エイブラハムの思想に大きな影響を受けてきましたので、そのように感じていただけたことは本当に光栄で、忘れられないエピソードのひとつになっています。

口コミは単なる評価ではなく、クライアントさまの人生の一部であり、その変化や気づきの記録です。そのひとつひとつを大切に受け取り、私もまた学ばせていただいています。

●10年の歩みと、変化してきた自分●
2015年から活動を始めて、10年。最初の頃は、とにかく「当てること」に一生懸命になっていた気がします。

けれど、年月を重ねるうちに気づいたのは、「未来を当てること」よりも「心に寄り添い、希望を届けること」の方が、はるかに大切だということです。

不安な気持ちを抱えていると、たとえ良い未来を告げられても、なかなか素直に信じられないもの。だからこそ、まずはじっくりとお話を聴き、その方の心を解きほぐすことから始めています。

今では、以前よりも冷静に、そして愛をもってクライアントさまのお話を傾聴できるようになったと感じています。それが私自身の成長であり、10年間で培った大きな財産です。

●心と体を整えるためのこだわり●

鑑定を続けていくうえで、食生活や心身のケアはとても大切にしています。


●食生活の工夫●
・ 鑑定前は胃腸に負担をかけない食事を心がけ、野菜やスープ、フルーツを中心にいただく。
・ カフェインや刺激物は控え、波動が乱れないよう意識する。
・ 水分は湧き水や浄水、ハーブティーなど、クリアで澄んだものを選ぶ。
・ 甘いものは気分転換として少量だけ。心をふわっと和ませる存在として。

●心と身体の整え方●
・ 鑑定前には短い瞑想と深呼吸をし、“今”に意識を集中する。
・ 毎朝、太陽の光を浴びて一日のエネルギーをリセットする。
・ 月の満ち欠けに合わせて、自分自身の行動や浄化を意識する。

●占い師としての心がけ●

・ まず「占う」より「聴く」。お客様の想いを受け止めることから始める。
・ メッセージは恐怖や不安を与えるものではなく、未来へ希望を感じられる形で伝える。
・ 鑑定後には「心が軽くなった」と感じていただけるよう導く。
・ 占いは「答えを押し付ける場」ではなく「魂の選択をサポートする場」である。


こうした積み重ねが、クライアントさまに安心していただける場づくりにつながっているのだと思います。

●復縁の成功例と、そこに隠されたプロセス●

――「復縁の相談」は、これまで本当に多く寄せられてきました。

中でも印象的だったのは、長い間音信不通だったお相手と見事に復縁を果たされた方。最初は「彼から返信が来る気がしない」「もう終わってしまった」と絶望していました。

けれど、セッションを重ねる中でご自身の自己認識を変え、「自分は愛される価値がある」と心から受け入れられるようになったのです。すると、不思議なことに彼から連絡があり、以前とはまるで別人のように優しい関係へと変わっていきました。

復縁の鍵は「相手を変えること」ではなく「自分自身の波動を整えること」。
そのことを実体験として学ばれた姿に、私も深く感動しました。


●成功へのアプローチ●

復縁や恋愛に限らず、「彼（彼女）軸」になっているときは、自分自身に軸を戻すことから始めるのが大切です。

・ 不安や心配のループから抜け出し、自分自身の波動を高める
・ 「不安からの思考」はさらなる不安を引き寄せるため、まずは感覚を整える
・ 自分の心が安心していれば、その波動が現実を引き寄せていく


こうしたアプローチを一緒に確認していくことで、クライアントさまは自分らしい生き方を取り戻していかれます。

●復縁が難しい場合の伝え方●

もちろん、すべての復縁が叶うわけではありません。

中には「本人が心の奥で本当は望んでいない」ケースもあります。
「無理だ」と思い込んでいる場合や、「復縁しても辛い関係を繰り返す」と潜在的に感じている場合です。

そういうときは、「本当にその相手が自分の望む人なのか」を改めて考えていただくようにお伝えします。
ときには「手放す勇気」こそが、次の幸せにつながることもあるのです。

●令和の時代と価値観の変化●

平成の頃は「家族や社会のためにどうするか」が強調されていました。
けれど令和に入ってからは、「自分はどう生きたいか」「自分らしさを大切にする」という価値観へと移行していると感じます。

相談内容も変化しました。
「答えを教えてください」から「自分で選ぶためのヒントが欲しい」へ。
また、恋愛や仕事の「形」へのこだわりが薄れ、多様な生き方を肯定する流れも強まっています。

●社会の空気感●
・ コロナ禍の影響
「健康」「孤独」「働き方」への意識が大きく変わり、人生の優先順位を見直す人が増えたようです。
・ 不確実性の時代
先が読めない状況が続く中、未来予測より「心の支え」や「安心感」を求める鑑定が増えたように感じます。
・ 精神的ケアの重要性
占いは単なる未来予測ではなく、カウンセリング的な役割が強まっているようにも感じます。

●お気に入りの本●
やはりエイブラハムの『サラとソロモン』シリーズは特別な存在です。
初めて手に取ったとき、ただの物語ではなく“魂に響くメッセージ”として受け取れたことを今でも鮮明に覚えています。子どものサラがソロモンという知恵者から学んでいく姿は、私自身がクライアントさまと関わるときのスタンスとどこか重なります。

ソロモンが「自分の感情は、自分が今どこに向かっているかを示すガイドだ」と語る場面がありますが、その考え方は今でも私の鑑定のベースになっています。悲しみや不安を感じることは悪いことではなく、「自分が望む方向とずれているよ」と教えてくれるサイン。その視点を持つだけで、多くの方が楽になり、自分を責めるのではなく調整していけるようになるのです。

また、私は潜在意識の実験を日々の生活に取り入れているのですが、その実践の参考になったのが『タフティ』という本です。ちょっと独特な文体で書かれているので最初は不思議に感じるかもしれませんが、読むたびに「現実はもっと柔軟に変えられる」という感覚を与えてくれます。

例えば「映画のスクリーンを意識的に切り替えるように、自分の意識を選び直す」――そんな具体的なワークが紹介されていて、私自身も朝のルーティンや鑑定前の意識調整に活用しています。
実際にクライアントさまにアドバイスをするときも、この本から得た“意識の切り替え”という考え方をベースにしてお伝えすることがあります。

●読むときのコツ●

『サラとソロモン』は、物語として一気に読み進めるのも良いのですが、私は 「心に残った一文を1日抱きしめるように過ごす」 という読み方をおすすめしています。すると、その言葉がその日の出来事や感情と自然にリンクして、「ああ、これを今の私に伝えてくれていたんだ」と気づく瞬間がやってきます。

『タフティ』は逆に、全てを理解しようとせず、「今日はここまででいい」と直感的に区切って読むのがコツです。理解できない部分をそのまま受け入れることで、後になってふと現実の中で腑に落ちる体験がやってくることがあります。

本は“知識を取り込むもの”ではなく、“自分の意識を響かせるもの”。だから焦らず、心が反応する部分を味わうように読んでみてください。

●心に残っている一節●

特に『サラとソロモン』の中で、私の心に強く残っている言葉があります。

「あなたが今どんな気持ちでいるかが、あなたの未来を形づくっている」

これはシンプルでありながら、とても深い真理です。私たちはつい「どうしてこうなったのか」「未来はどうなるのか」と外側の出来事に答えを求めがちですが、本当に大切なのは“今、何を感じているか”。
それを教えてくれる一節は、今でも私の心の軸になっています。

本はその人の“心の鏡”です。読むタイミングや状況によって、同じ一文でもまったく違う意味を持って響きます。だから私は、折に触れて何度も読み返し、そのときどきの自分に必要な答えを受け取るようにしています。

こうして本との対話を繰り返していくことで、鑑定の深みも増し、クライアントさまにお伝えできる言葉の質も変わってきたように感じています。

●最後に、皆さまへ●

このたび、皆さまからいただいたレビューが6000件を超えました。

2015年からの道のりを振り返ると、すべてのご縁が私を成長させてくれたと感じます。

令和の時代は、私たちの価値観を大きく揺さぶりました。だからこそ、今は「心に灯をともす占い」が必要とされています。

私はこれからも、迷いの中にいる方が自分の道を信じて歩めるよう、寄り添い続けます。

出会ってくださったすべての方へ、そしてこれから出会う方々へ。
どうか光と祝福が、あなたの道を優しく照らし続けますように。

感謝を込めて。
MAI