第十七弾インタビュアーは……
三波ママ先生です!
ウラナでは3年目のベテラン鑑定師で口コミでは定評がある先生です。
西洋占星術に易で鑑定する他、ご自身で作られたオリジナルカードで独自の鑑定もしているそうです!そんな先生の占いへの向き方など…たくさんインタビューしてまいります!
「本日はどうぞ宜しくお願い致します。」
初めましての方もお話をさせた頂いたことのある方も、改めまして、三波ママと申します。
本日はよろしくお願いいたします。
ご依頼者様、ウラナのスタッフの方々に支えていただきながら占い師として活動させていただいています。
このほどはインタビューという貴重な機会を与えてくださり、感謝申し上げます。ありがとうございます。
皆様のお役に立てるようなお話ができるかわかりませんが、お手柔らかに、よろしくお願いいたします。
ちなみに、「ママ」と名乗っているのは「先生」と呼ばれる気恥ずかしさからなので、「ママ」と呼んでいただけると嬉しいです。
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「占術について教えてください」
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小学生の頃、「マイバースデー」という占い雑誌をよく買って、占ってみたりしていました。
トランプ占いやペンデュラムのような占いを楽しんでいました。
簡易的にホロスコープも作成してみたりしていたのですが、当時はチンプンカンプンで雑誌に書かれているまま星を読むしかできなかったですね(笑)
その後も占いは好きでしたが、自分が本格的に占いに取り組んだのはすっかり大人になって、占い師の友人ができたからです。
霊視できる先生のような不思議体験などがなかったので、自分が占う側になるイメージが無かったのですが、きちんと理論的に学びつつ直感を磨いていけばいいんだ!と気づいたのです。
占いを本格的に学ぼうと思い、最初に取り組んだのは「易占(えきせん)」です。
最初は「コインを使って占える」のような本を手に入れてチャレンジしてみましたが、とてもよく当たっていました。
難しい漢字がいっぱい出てきて苦労しましたが、慣れればこなしていけるようになりました。
そして、何より、易占の元になっている「易経(えききょう)」に流れる中庸の考え方、シンプルなのに奥深いという部分に魅力を感じ惹かれていきました。
道具を使って占うものでは他に、タロット、ルノルマンカード、コーヒーカードを使うことが多いです。
相談内容とその時の直感によってどれを使うか決めています。
生年月日を使った占いは「西洋占星術」がメインです。
その人がどういったタイプの方なのかをみたり、適職などをみたり、時期をみたりします。
他に、算命学も時々使っております。
最近は占い師の友人達とオンラインで習得中の占術を披露したり、互いに占いあったりしながら研鑽しております。
他の方の占い方や伝え方など、とても参考になってありがたい時間です。
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「大人の恋愛などで周囲の人に相談しにくいことについてどう思われますか?」
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まずは不倫についてですが、不倫が良いか悪いかは私が判断することではないと思っています。
相談される方だって、悪いことをして迷惑かけてやる!みたいな気持ちでそうなったわけではなく、気付けば恋に落ちていたので悩むことになるのでしょう。
ですから、相談者様が知りたいと思っていることについて占うということを優先しています。
占う中で、お相手の、既婚者の方の気持ちが相談者様にしっかり向いている、このお二人には強い縁があるという場合は、スタートが不倫だとしても、うまくいって欲しいと思うこともあります。
縁があっても不安な気持ちや思うように会えない不満から喧嘩になってしまったりしては、うまくいくものもいかなくなってしまいますよね。
不安になる気持ちに寄り添いながら、お相手の気持ちを信じていけるように、出ている占い結果をお伝えしています。
不倫は数か月で解決するものではないことが多く、年数をかけていくこともありますから、気持ちが穏やかに過ごせるように、ということも心がけています。
他には周囲に相談しにくい身体の関係についてですね。
「不快に思ったらごめんなさい」という前置きを付けて相談してくださる方が多いのですが、私はまったく不快に思ったりしません。
男女において身体の関係については大事なことだと思っているので、レスの問題、過剰な問題、相手が独りよがり…など遠慮なくご相談ください。ちょっとした惚気や自慢したい場合でもお話しください(笑)
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「運が良い悪いってどういうことですか?」
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「お金持ち」だったり「成功者」と呼ばれたり「人気がある」「カリスマ性がある」と評価されたりする人は運が良いというイメージがありますよね。
私は若い頃、著名人や富裕層の方たちを接客する仕事を経験しました。
たくさんの方にお会いする機会があり、同じ人間なはずなのに、どうして自分はそういう人たちとは違うのだろう。と思ったりしたこともあります。
その経験も占いを本格的に志すきっかけになったと今では思うので自分にとって良い経験だったのでしょう。
若い頃には気づけなかったですが、今になって思うと、その方たちは「大きな信頼感」を持っていたのだな。と感じます。
その信頼は自分自身にも世の中にも向かっているのです。
人生には運の波があって、運の良い時期があれば、下降する時期もやってきます。
運の良い時期は物事がとんとん拍子に進みやすく物事を前向きに考えられるし、積極的に行動することが出来るものですが、運の悪い時期は物事が思うように進まなくなり、そこから保守的になり過ぎマイナス思考になってしまいがちだったりします。
誰にでもある辛い時期はありますよね。
この時期を上手に乗り越えられる人もいれば、上手く乗り越えることが出来ずに
長引かせてしまう人もいます。成功者だってカリスマ性がある人だって人気者にだって、運の波はあるのです。
そんな中でも、大きな信頼感を持てる人は明るくポジティブ思考で行動できているのだと思います。
ではどうして、明るくポジティブ思考になれるのでしょう?
また、どうしたらネガティブ思考に引っ張られずに少しでも短い時間で、抜け出す事が出来るのでしょう?と考えてみました。
私はポジティブ思考やネガティブ思考は癖のようなものだと思っています。
自分の癖に気が付くことができれば時間がかかるかもしれないけれど、直せるものだとも思っています。
そのためには「志」を持つことが大事ではないでしょうか。
「志」は「誰かのためを思って、または何かのためを思って持つ目標」と考えてみてください。
自分のためではなく、誠実な思いや希望を持った誰かの・何かのための目標です。
「パートナーの幸せのため」
「安心な世の中のため」
「たくさんの人の笑顔のため」
「健やか家族のため」
「世の中に貢献している会社のため」…
自分の事だと我慢出来ないけれど、誰かのためなら出来るということを一度は経験したことがあるでしょう。
自分の目標だけでは自分の満足だけなので、辛いなぁと思った時、自分の目標を変えてしまえば辛い事を簡単に回避できてしまいます。ですが「志」を持つと、辛いことから逃げるのではなく、乗り越えていこうと思えます。
乗り越えた経験が自信となり、運の良い時期を伸ばし、辛い時期を短い時間で抜け出す事につながるのです。
そうした経験が人としての器を大きくし、他人からも自分自身からの信頼をも得られるのでしょう。
一生をかけて貴重な経験を積み重ね、運の良い時期を長く過ごせるように精進していきたいと思います。
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「恋愛を長続きさせるためにどうすればいいですか?」
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恋愛を「良い」「悪い」と言うことが適切かはわかりませんが、ここでは便宜上、あえて良い・悪いとします。
最近は恋愛を面倒だと感じる若い人が増えているらしいです。
デートでお金がかかる、自分の時間がなくなる、傷つくかもしれない、他人に合わせなければならない…
そんな風に考えたら、恋愛はやっかいなものですよね。
でも、そのやっかいと向き合って、なんとかやり繰りしていく過程が恋愛の醍醐味ではないでしょうか。
良い恋愛は絶対的な約束はないけれど、精神的な強い結びつきを生みだします。
血のつながった、切っても切れない縁とは違い、他人との見えない絆や縁を確固たる結びつきにする過程は試行錯誤の連続です。
相手を思いやり自分の意思も伝え、互いに成長していける。そんな関係を築ける恋愛が良い恋愛と呼ぶのではないかなぁ。
一方、悪い恋愛はというと、恋愛は「相手がいてこそ!」なのに、ひとりよがりになってしまう恋愛です。
相手を自分の枠にはめようとして相手を変えようとしてしまい、自分の価値観の中だけで、相手を判断してしまうパターンです。
例えていうと、仕事に生き甲斐を見出し一生懸命な彼と時間に余裕のある彼女。
「仕事と私、どっちを選ぶの!?」と言ってしまうケース。
相手の価値観を思うことができれば、仕事と自分を天秤にかけるような発言はしないでいられるでしょう。けれど、自分に時間を使ってくれない彼を目の前にすると、言いたくなってしまうこともありますよね。
悪い恋愛パターンに落ちてしまう人は、自分が自分を大事にできていないのかなと思います。
「自覚無く」自身が愛せていない自分を相手に愛してもらおうとしている。
ほとんどの人は、自分のことは自分自身が一番わかっていません。
自分の顔は自分では見えないようにできていますよね。
自分が愛せてない私を相手に愛してもらおうとすることは間違ったことではないけれど
「自覚が無い」ということは少々問題かも。
愛することは自分を成長させること。そして、自分を大事にすることにつながります。
「自覚が無い」と、このことに気がつきにくく、なかなか自分自身を大事にすることに結びつきません。
結果、ひとつの恋愛が終わった時、相手に愛されなくなった自分を否定された自分と考えてしまいがちです。
自覚があれば、終わった恋愛で自分が否定されたとは考えないでしょう。
そもそも、自身が愛せてない自分がいることに「自覚が無い」場合、誰かを愛するということがわからず、恋愛がひとりよがりになってしまうのです。
自分を大事にしつつ、相手を大切にする恋愛。
良い恋愛ができる相手との出会いが世の中にたくさんあると良いですね。
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「夫婦円満の秘訣を教えてください」
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夫婦円満の秘訣は好奇心だと思っています。
一緒に暮らしていたら相手のちょっとした普段の行動を不快に思うことってありますよね。
だからといって、イラッとしてすぐ不満を伝えてしまっては、言う方も言われる方も気分は良くないもの。
じゃあ、どうするの?
イラッとしたら少し冷静になって、不満をやんわりと伝えるのが良いのでしょうか。
これは、言われる方は少し和らぐかもしれないけれど言う方が「我慢した感」を募らせることになりかねません。
私が思う夫婦円満の秘訣としてはイラッとしたら「一度、自分を振り返ってみる」です。
なんでイラッとしたんだろう?
相手の行動が世間の常識から大きく外れているのかな?
世間の常識から少し外れているのかな?
そもそも世間の常識だっけ?
私の常識??私の常識って、一般的なものだっけ?
そこから、
じゃあ、相手の常識は?
相手の常識は一般的?
相手の常識は非常識?
そんなに非常識ではないなら
なんで私はイラッとしたのだろう?って考えてみれば良いと思います。
大きく非常識なら、知らない事は教えてあげれば良い。知らない事は教えてもらえば良い。
価値観の違いなんて普通にあることです。
相手の価値観に興味を持って「その価値観も面白い!」と、思うことがまず大事ではないでしょうか。
そこから、その価値観を自分が持つか持たないかは別の話です。
相手の持っている価値観について好奇心を持ってみることで、自分の幅が広がるチャンス!と、思うことが、私の夫婦円満の秘訣のひとつです。
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「先生の浄化・エネルギーチャージ方法教えてください」
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鑑定の場や部屋の浄化には基本、クリスタルチューナーを使っています。
水晶とチューナーが奏でる響きは澄んでいて、浄化されているなぁ。と感じやすいです。
クリスタルチューナーを持っていない場合には柏手(かしわで)を打つようにしています。
柏手の音が最初はくすんでいても、だんだん澄んだ音に変わっていきます。
クリアな音が響けば浄化完了です。
ホテルなど不特定多数の方が泊まる場所では部屋を浄化してから利用することをオススメします。柏手なら道具も要らないですし、簡単にできますよ。
部屋の浄化とちょっとずれますが、引っ越しする際のオススメをお伝えします。
荷物の一番最初に運ぶものは「万年青(おもと)」という植物の鉢植えを最初に入れてみてください。
契約して鍵を貰ったら、部屋を綺麗にしてから「万年青」を入れておくと浄化してくれます。
そんなに水やりの必要はないので数日、置きっぱなしでも大丈夫でしょう。
もし、その数日で枯れてしまったら、本格的な浄化をそれなりの方に頼んでみた方が良いかもしれません。
引越しなんてそんなに機会があるわけではないので、一部の方向けになってしまいましたが、参考にしてみてください。
他に浄化するためにお香を使います。お気に入りはフランキンセンスです。
浄化パワーが強いと思いますし、独特の香りが癖になります(笑)
私のエネルギーチャージはパワーストーン。石から元気が貰えます。
私の場合は「石長比売(イワナガヒメサマ)」が守護してくださっているので、特にそうなのかもしれません。
「イワナガヒメサマ」はあまりメジャーではないですが、「木花開耶姫(コノハナサクヤヒメサマ)」のお名前は耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
とても美しい神様ですが短命でした。
「イワナガヒメサマ」は「コノハナサクヤヒメサ」のお姉さまで、みにくい神様と言われています。
美しくない=醜いとされてはいますが、私は見え難いという意味も含まれていると思っていて、永遠に続く真実は見え難いもの、だけど、大切にしなければいけないもの。と捉えています。
つまり、石は一見、分かりにくいけれど真実の波動を持っているのではないでしょうか。
休日にはパワーストーンのアクセサリーを作って楽しんだりします。
ブレスレットは依頼されてお作りしていまして、最近、恋愛祈願のパワーストーンブレスレットを希望していた女の子に誕生日プレゼントとして念入れをして渡してあげたら、数日後に告白されました!という報告を受けました。
我ながらびっくりです。
アクセサリー作りはパワーストーンだけではなく、
ジオマンシーチェーンというジオマンシー占いにも使えるブレスレットやペンデュラムも自分で作ったりしました。自分で作った占い道具は愛着がわき、占いの神様と通じやすい気がします。
他には神社参拝でエネルギーチャージしております。
湧き水のでる神社でお水をいただき、体内浄化して元気に過ごすことができていますよ。
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「アフターメッセージについてお聞かせください。」
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鑑定させていただき既定の時間以上ご利用いただいた方々にはできる限りアフターメッセージを送らせていただいています。
このアフターメッセージですが、スルスル書ける場合と、時間がかかってしまう場合があります。
文字にするとニュアンスが伝わらないので言葉選びをしているうちに、かなりの時間が経っていたりして、時には10分の鑑定なのに15分かけてアフターメッセージを書いていることもあります。
ケースによってはメモ書きのようなメッセージになっていることもあり、申し訳ないと思っておりますがそういう事情ですのでご了承ください。
ぴったりな言葉が見つかりスルスル書けた時は何か降りてきているみたいな感じです。
その違いが何かは自分では分かってないので、語彙力を高めていかなくちゃと思っています。
渡しを数秘で占うと、独特の言葉感覚の持ち主と鑑定されます。宇宙語と表現する方もいます(笑)
ですので、伝わる言葉を選ぶように気を付けていますが、分かりにくいことがあったらごめんなさい。
鑑定の最中にも宇宙語を話してしまった…と思うことが時々あります。
気付けた時には言い直すようにしていますが、分かりにくい時にはお尋ねください。
皆様に育てっていってもらっております。感謝です。
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「占いとの向き合い方について教えて下さい」
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悩んだ時や迷った時って、Aを選ぼうと思っても、やっぱりBの方が良いのでは、でも、Aも捨てられない…みたいな感じで、同じ思考でぐるぐるして抜け出せなくなっていると思います。
本当はCという第三の選択肢があるのに、気づけなかったり、AとBのメリットだけしか見えなくなっていたり、もしくはデメリットしか見えなくなっていたり。
そんな時に占いは役立つと思います。
自分以外の考え方ややり方が登場することによって、新しい展開が見えてきます。
第三の選択肢の登場でかえって混乱するという場合は、なぜ、その第三の選択肢を選べないのか、選びたくないのかを深掘りすると今、選ぶべきことが浮かび上がってくるのではないでしょうか。
占いの結果にはこんな風に出ていますよ。アドバイスはこんな風です。とお伝えしても、
自分の今までの考えの中にない場合は落とし込めないことがあると思います。望む結果でない場合は特にそうかもしれません。
そんな時はなんでその占い結果を拒否しているのか、そのアドバイスは有効だと思うのになぜ行動できないのか、自分の気持ちに向き合ってみてください。
ご自分の中に答えがあったりするものです。
私も悩んだ時は占いますが、自分の受け取り準備ができていないとアドバイスに従えないことはあります。
そういう時には、だからこういう結果になっていると分かるので、現状を受け入れるかアドバイスを行動に移すかの二者択一に腹をくくるようにしています。
あまり望まない嬉しくない未来でも、思いきって自ら飛び込んでしまえばダメージは少ないものと思っています。
基本、波乱万丈運の星回りを持って生まれてきているので、このような感覚になっていったのかもしれませんが……。
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「これからはどんな時代になると思いますか?」
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それまでの過去約200年は「地」の星座で木星と土星が重なっていたのですが、
2020年12月22日に水瓶座で木星と土星が重なり「風の時代」が始まったと言われています。水瓶座の支配星、わかりやすく言うと水瓶座に関係の強い星は「土星」と「天王星」です。土星は保守的な星で、天王星は革新的な星です。
反対の意味を持っているようですが、革新のためには軸がしっかりしていなければいけません。
ですので、土星と天王星は矛盾しているわけではなく、補い合っているのです。
土星が持っている力、ひとつひとつ積み重ねていく力は人生を歩むうえで大事なことです。
誰でも「壁」にぶつかって「限界」を感じることがあると思いますが、その壁は積み上げてきたからこそリアルに感じるものです。
例えば、タメ口は親しい人同士の話し方で、親しさを感じていき信頼が成り立っているから許される話し方ですよね。
親しさや信頼を成り立たせるためには時間だったり、やり取りだったりの積み重ねが必要です。
始めは敬語や丁寧語を使っていても、だんだんと普段使いの言葉で話すようになっていく、親しくなったからこそ言える軽口や本音があります。
最初からタメ口で話をする人もいますが、その人がそういうキャラクターを積み上げてきたから許されるのでしょう。
積み重ねたからこそ壊せる。ということがあるのです。
これからは限界を突破していける時代になると思っています。
そうあって欲しいという願望も入っていますが、ギリギリまで頑張ったからこそ意味のある突破ですから頑張ってきた人は報われる時代となって欲しいです。
また別の視点でみると、情報の価値があがっていく時代となるでしょう。
情報の価値が上がる傾向にある中、玉石混合の情報が流通しやすい時代になっていきます。
情報過多になっていくので、手に入れた情報を鵜呑みにするのではなく自分で取捨選択する力を付けていかなければなりません。
自分の中に経験値を積んでおけばうまく取捨選択できるようになります。
体験できなくても、知識として積んでおくでも良いです。
自分で観て聴いて感じて、あたたかなものを拾っていけば間違いないですよ。
お話しながら思いましたが、「本」って水瓶座っぽい感じがします。
世の中にはたくさん本が書かれていますが、実は本当に真新しいことが書かれているものは少ないと思います。
作家さんが積み重ねた知識や経験を自分なりに解体して自分なりの言葉で再構築しています。
たくさん積み重ねたものを破壊し自分なりの見方を大切にしていく。
映画もドラマも漫画も同じではないでしょうか。
私が今、お話させていただいていることも同じでしょう。
どんどん積み重ねて限界突破して壊して新しく自分のものを作っていきましょう!
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「オリジナルのカードを作られたようですが?」
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「ティーチンカード」と「ブレスカード」という占いのオリジナルカードを作って、日運を占いTwitterにあげています。
ティーチンカードは易占とルノルマンカードのハイブリッドカードなのです。
易経には生きていくうえで参考にしたいこと素晴らしい教えがたくさん書かれています。
ですが、難しいと感じる方が多いので、もう少し身近なものになるといいな。という希望を込めて、ルノルマンカードのシンプルさを参考に作成したカードです。
易経には「吉」や「凶」という言葉も書かれていますが吉なら良いことがあり、
凶が出たら嫌なことが起こるというようなものではありません。吉が出たらこのまま自信を持って進んでも良い。
ただし、奢ったり、調子に乗ったりすればその吉運はやってきません。
凶が出ても考え方・やり方を見直せば避けられることもあります。
時代の変化を越える「自然現象に則った考え方」が書かれているのが易経です。
その易経に興味を持つきっかけとなるカードになればと、シンボルをみればイメージがわき、すぐに占いのツールとして利用できるように工夫して作成しました。
占いの結果は他人がそうしなさいというものや「〇〇すべき」というものではありません。
自らそうしたいと思うことが大切。
最終的には占わなくても、自分の立ち位置を知り、次にどうすべきかを自ら知ることができるようになるのが易経の目的です。
こんなにすばらしい「易経」難しいという理由で触れないでいるのはもったいない。
そこで、考えたのが「ティーチンカード」です。
Teach(ティーチ)と易占いのI Ching(イーチン)を合わせ考えた言葉です。
漢字で書くなら「茶易札」
イラストは自分で描きました。
ルノルマンカード占いはカード一枚につきひとつのシンボルが描かれていて、始めたばかりでも占いやすいカードです。
でも、きちんと当たるという奥深さがあるルノルマンカード。
さらに、ルノルマンカードの源流となったと言われるコーヒーカード占いがあるのですが、そのコーヒーカードは32枚なのです。
易経は64卦あるのですが、その半分だなと思ったら、私の中で想像が駆け巡り、創造力がみなぎりました。
もう一つのオリジナルカード「ブレスカード」は祝福(bless)と呼吸(breath)という意味を持つカードです。
占いは相手の気持ちを占ったり、現在や未来の状況を占ったりしますが、アドバイスカードとして使用するために作成しました。
生きていく上で呼吸はとても大切です。
自分の状態というのは呼吸によく現れるものです。落ち着いている時の呼吸と悩んだ時の呼吸は違いますよね。
穏やかな呼吸を常に身に着けていられるように祈りを込めたアドバイスを。のつもりですが、こちらのカードはまだまだ開発中です。
もともと、オリジナルカードを作りたいと思って作ったわけではなく、
易占がもう少し身近になると良いなと思っていろいろ工夫していたら作ることになったという感じです。昭和以前は、道具を使った占いといえば、筮竹(50本の細長い棒)を使って占う、易占というイメージが多かったと思うのですが、現在はすっかりタロットの方がイメージ強いですよね。
先程も言いましたが、易経は良いことたくさんが書いてあるので易占に親しむ人が減っているのは少し寂しいです。
たしかに解釈も難しいとは思いますし、いつまでも学び続けなければいけないのですが、
その学びの仲間が増えて欲しいという思いで作りました。
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「最後にお客様へメッセージをお願いします。」
「言霊(ことだま)」の力というのは本当にあると思っていて、皆様にも大切にして欲しいと思っています。
悩みというのは「言葉」の問題でもあります。
同じ出来事でも「辛い」という言葉にする人もいれば「ワクワクする」という言葉にする人もいます。
「これしかない」と言葉にするか「まだこれだけある」と言葉にするかで、結果が違ってくることはあるでしょう。
幸せになりたいと思うなら、たった今「自分は幸せだ。」と心から思ってください。
これで幸せになれます。
なんだか、とっても簡単でバカげてるように感じるかもしれませんがこれは真実です。
そして、簡単に思えても、簡単にできない人が多いと思います。
私もようやくできるようになりました。たぶん。
心の修行には終わりがないと思っているのでたぶんということです。
自転車に乗れないうちは自転車が難しく感じるけど、乗れるようになったら、なぜ乗れなかったのか分からなくなりませんでした?
何かが過去にあったから幸せ。何かが今あるから幸せ。何かが未来にあるから幸せ。
「過去」や「未来」の幸せは錯覚かもしれません。
事実だったとしても、過去も未来も自分の都合で変えられるから錯覚かもしれないのです。
例えば、希望の進路に進めなかった。でも、代わりに見つけた進路が自分にとても向いていて成功した。ということはわりとあることです。
希望の進路に進めなかったことは不幸となりますが、その後どうなるかはわからないのです。
禍福は糾える縄の如し
人間万事塞翁が馬 です。
過去も未来も「幸せ」か「不幸」かは、変化してしまうことなのではないでしょうか。ですから「幸せ」を本当に感じられるのはまさに「今」なのです。
言霊を大切にしてみてください。
私自身としては、言葉に真意を乗せられるか、伝えていても伝わっているか。
自分が発した言葉を相手は受け止められるのか。を意識しております。
言葉は使うもの、便利なものですが、刃(やいば)「言刃」にもなります。
刃物の傷は治りやすく
言刃で切られた
心の傷は直りにくい
私の人生の師匠である合気道師範 佐々木の将人先生の言葉です。
占い師として言葉に心を乗せて伝わるように心がけ、皆様のサポートをさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
本日はありがとうございました。
お客様や占いに対する思い、また恋愛観や夫婦間についてなど
聞かせていただきました。先生の最後のメッセージでの、「言霊は本当にあると思っている」ことにとても共感致しました。
今回のインタビューでは特に先生のまじめさも伝わる内容でプロの鑑定師だなと感じました。