【四角関係・彼の気持ち】彼は私の事忘れられていないのでしょうか？それとも彼女とうまくいってないこと私を呼んだのでしょうか？

3年前に付き合いそうになり付き合わなかった彼(以下A)の事を心の片隅で忘れられずに彼氏と付き合い続けていますが、Aの気持ちが知りたいです。

最近私が飲みに出ている時に、1年以上連絡も取らずに会ってもいなかったのに、いきなり何度も電話が来て、出ると、
「話したいことがあるから少しだけ抜けてきてほしい」
と言われ、私も気になり行ってしまいました。
久々に顔を合わせ、寒いから中入ろうと言われ、ビルの中に入り話していました。
Aの話したいことというのは今の彼女への不満で、その愚痴をひたすら聞いていました。すると途中でAの態度が急に変わり、会いたかったと抱きしめてきて、壁に追いやられて避けましたが顔をつかまれてキスを何度もされました。

私は心配して来たのにと腹が立ち、いつまでもAのことを好きでいる女だと思わないでほしいと言いましたが、そんなこと思ってないと言い抱きしめてきました。
そしてあまり長くなると友達に疑われるから帰るといい階段を上っていたら呼び止められ最後に一回だけ抱きしめたいと言われ、私も良くないと思いながらも忘れられていない気持ちが蘇ってきて、上った階段を降りてしまいました。
そして、ビルを出て、一日が経ち、連絡は来ないだろうと思っていたらまさかの来ていて、そこから3時間ほどラインでやり取りしていました。
そして彼女が帰ってくるから連絡しないでねといわれラインが終わりました。
それからは話していません。

Aは何を考えているのでしょうか？
私と同じようになんだかんだ忘れられていないのでしょうか？
それとも彼女とうまくいってないことでの寂しさを埋めたいがために私を呼んだのでしょうか？

maruさま、初めまして、この度はご相談いただきましてありがとうございます。雨宮夕です。
ご相談の内容を読みましてタロットカードと四柱推命で鑑定させていただきます。

タロットカードでAさんのmaruさんへの気持の過去と現在を出してみました。

過去のカードは【カップの３の逆位置】
問題を棚上げにして楽な方へ逃げてしまい、中途半端になってしまっている方です。
現在のカードは【カップのキングの正位置】
Aさんはmaru様の事を今でも好きで親切で寛容でおおらかな人だと思っており、いつでも自分のことを温かく受け止めてくれる存在だと思っています。
今の彼女とうまくいっていない状況に淋しさを感じ、maru様なら愚痴を言っても慰めてくれるし、そんな自分を受け止めてくれる優しさに触れたかったのだと推察します。

彼の今の状況には【死神の正位置】
一度終わりにして今の辛い状況を変えたい、一からやり直したいというカードが出ています。それは彼女とはもう終わりが近い、別れたいと思う気持があるのだと思います。その時はmaru様にそばにいてほしいと思っています。

過去から現在のAさんの気持の流れをタロットで観ましたが、過去のカードでは問題を棚上げして、楽な方へ逃げる彼の気持がでています。
魅力を感じていたmaru様とは付き合いそうで結局付き合わなかったという未完の関係に終わっていますので、それが心に残っているようです。お二人がお付き合いまで発展しなかったのは彼のこんなところに原因があったからでしょうか。人は完全な形より不完全な形のほうが心に残るものです。

maru様がAさんのことを忘れられないのも完全な形で終わらなかったことで心に残っているのだと思います。またお互いにもっと知り合いたかった、話したかったという気持も心残りとしてありますね。
そして、Aさんはmaru様の優しい寛容なよいところを忘れられずに心の拠り所にしているように思います。

彼と彼女との関係をタロットに聞くと【タワーの正位置】がでました。
彼は今彼女との関係にひどく疲れ悩んでいるようですね。うまくいっていない寂しさもあるでしょうけれど、彼の気持ちは彼女との関係を修復することより、別れることの方へ傾いているように思えます。
maru様と連絡を取ることさえも、彼女が知ると大変なことになるから連絡をしないでというくらいですから、彼女がとても神経質になっているのでしょう。
ただ今は彼の方から彼女に別れを切り出すと彼女が何をするかわからないので、彼は別れを切り出さずにいるのではないでしょうか。彼は寂しさを埋めたいという気持も勿論あり、また自分の心強い味方がほしいという感じがします。

maruさまとAさんはよい相性ですね。お二人の関係はmaru様がAさんのエネルギー源となる関係ですのでmaru様はAさんにとって頼りになる存在です。maru様は聞き上手で話しているととても楽しい癒される方だと思います。
お二人が話すときはほとんどAさんが話している感じがします。お二人の運気ですが、maru様の今年の運気はとてもいいですね。対するAさんは今年は物事がうまく運ばない年です。
Aさんの今年は感情の起伏が激しくなりやすく、すごく人を愛したり傷ついたり、淋しさを感じやすくなっています。ひとりではとても乗り越えられない心細さを感じることが多いので、優しいmaru様に話を聞いてほしい、自分のことを受け入れてほしいと切望されたのだと思います。
彼にはmaru様はよい印象の付き合いたくても付き合えなかった不完全燃焼の想い人だったのでしょう。
ただ少し心配なのは彼の心にはいつも複数の女性の思い人がいるということです。お二人が付き合えなかった理由はいくつか考えられますが、彼が問題を棚上げにして楽な方へ逃げる傾向にあること、一人の女性に心を決められなかったことにあるのでしょう。

maruさまとしてはAさんが急に電話してきてすぐに会いに来てと言われ、集まりの途中で抜け出したのは彼に恋愛感情が少しは残っていたのと、maru様の救いを求めている人を見過ごせない優しさからでしょう。抱きしめられてキスされても怒らず帰らずにいたのは彼の事をまだ好きな気持があったのと、ここで何か決着とまでいかなくても棚上げになっている何かの帰着する方向を求めたからでしょう。
そしてmaruさまは彼のペースに巻き込まれずに
「いつまでもAのことを好きでいる女だと思わないでほしい」と、頑張って言いました。
流されずによくおっしゃったと思います。ただmaru様はその後のAさんの対応がなんとも考え難い、電話してくるなら彼女のいない場所でその時のわざわざ来てくれたお礼なり失礼なことをしたお詫びをしてほしかったと思われたことでしょう。
彼女の存在を恐れて連絡してこないでと逃げる素振りなど､問題を棚上げにしてうやむやにする彼の行動が気になりますね。彼女とのことを中途半端にしたまま、自分を抱きしめたりキスしたりする彼のことを１００％信じることはできないと思います。
私はAさんの一体何なの？と訝しく思ったことでしょう。彼を断固として拒絶しなかったmaru様は優しすぎたのでしょうね。その時からmaruさまのモヤモヤが止まらなくなっているのではないでしょうか。

あの晩は誰もいないビルの共用スペースで二人きりになり、彼の寂しさやいたわりを求める心からのペースに巻き込まれてしまいmaru様は困惑されたことでしょう。
今のお二人には心からの話し合いが必要だとmaru様はわかっていらっしゃると思います。ここできちんとした決着をつけて、maru様は前を向いて行ってくださいね。
この度は、雨宮　夕の公開メールにご依頼、そして見てくださった皆様。本当にありがとうございました。