第一弾の今回はジェンマ先生にお話を伺いました。
ジェンマ先生はタロットカードなどは使用せず、相談者のエネルギーを感じ取り、心身の違和部分をセラピーしていくという独自の鑑定スタイルをお持ちの先生です。
「人気鑑定師ジェンマ先生に普段は聞けない鑑定のこだわりや占い方法や現代女性に伝えたいメッセージなどを沢山インタビューさせて頂きます。本日はどうぞ宜しくお願いします。」
「こちらこそ、どうぞ宜しくお願い致します。」
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「自分が占い師になったきっかけを教えて貰えますか?」
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「自身の感知するものがもしかしたら人様のお役に立つこともあるかもしれない、と本格的に個人鑑定を始めたのが、かれこれ12〜13年ほど前になります。
ほどなくして、身内の看取り・おくりを立て続けに体験し、自身の“霊的感性・エンパス”が強まったことに気付きました。『この性質とここまでの人生で得たものを元に、セラピストとして生きたい』…セルフチューニングのためによく訪れる教会でふと閃き、祈りを捧げたその日に、もう必然としか言いようがないのですが、 それまで公私共に知らぬ世界だった“電話鑑定”が急に気になり、サイトをまず検索したらウラナしか目に留まらず、すぐに応募して、ありがたくご縁を頂いた次第です。
家系はごく一般的な仏教ですが、学生時代にクリスチャンになった父の意向により、ノンクリスチャンの母のお腹の中にいる頃から教会に『運ばれて』いました。生まれて間もない頃は夜中になっても眠らず、泣くでもなく、目をぱっちり開けて嬉しそうにしていたようで…慣れぬ育児の疲れもあったでしょうし、何より赤ちゃんを寝かせないと!と母は、あれこれ手を尽くしたと聞かされています。もしかするとその頃から、見えないものとコンタクトを取っていたのかもしれません。
成長するにつれ、主に父と、時に母も一緒に毎週聖堂での時間を過ごすことになるのですが、子どもですから、大人向けの話に当然退屈も覚えます。ですが、じっとしていなくてはいけないので、自然と高い天井を見上げて【目に見えぬけれども感じる優しい存在たち】によく遊んでもらっていました。とても面白かったですよ。だって上を見て、視線を落として現実を感じて、また上を見て…を繰り返すと、「えー?」って言いそうになるほど『上』と『現実』の間にギャップがあるんですもの(笑)。
それが、今のチャネリングの原点とも感じています。
共働き家庭の一人っ子で、独りの時間が多く、独りが好きでしたね。快活、とは言い難く、おとなしくおっとりしている子どもで、学校でも家でもつねにセンサーが働き、大人やクラスメイトの心や空間のムードを感知していました。感じ取るものを元に、「生き延びるにはこの要望や状況に合わせないといけない」と危機感が働き、疲れやすく急に体調を崩すことが多く、特に大人たちは私の状態を理解しにくかったようです。思えば、現在では少しずつ知識や対応も広まり始めている『HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)』でした。シンプルに生まれつき感度が高く、環境要因として一人の時間が多くあり、霊的な事は霊的感性の強い父親から受け継いでいる…それが、鑑定の道へのきっかけと思っています。その父はもう他界していますが、黙って見ている…何かあれば叱られる(笑)、生きている頃とあんまり変わらず、何かにつけそばにいるんですよね。その父から霊性バトンを受け継ぎ、今の仕事に導かれたとも感じています。」
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「ご自身のお力に気がついた時はどの様な時ですか」
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「鑑定師になる以前のことです。若さゆえ無理をする事が多く、頻繁に腎盂腎炎にかかっていたので、主治医の勧めにより2週間程仕事を休んで休養のため帰省しまして、久しぶりに父と2人でのんびりとテレビを観ていたんです。
すると父が唐突に「○○さん、どうしてるかな…」としみじみと首を傾げました。と同時に父の真横に、姿こそ捉えにくいけれども確実に女性、と分かるかたが現れたんですね。当時の父は既に定年退職し、週の大半、訪問傾聴ボランティアをしていたのですが、活動仲間の先輩女性がその数日前に亡くなられたと、帰省してすぐ父が母に話していたのか…何となく耳にはしていました。ですが、そもそも私は、そのかたを知りません。「お父さん、そこにいるよ。隣!」…時間にして約2〜3分程でしょうか…その女性は『お父様に伝えてくださる?』と父への言葉を一方的に猛スピードでお話され、逃げる事ができませんでしたね。おっしゃることを全て通訳すると女性は、「お嬢さん、どうもありがとう。じゃ、私、他のみなさんの所にも行かなくちゃいけないから!」と明るく手を振り、すっといなくなられたのです。
訳し終えた私は、元々体調が良くなくエネルギーが落ちている状態ですから、とにかくぐったりで。父は父であっけにとられ、「どうしてお前、会った事もない、知らない人の事が分かるんだ!?」と状況を把握できぬようでしたが、徐々に父は言われた事を反芻し、「まだいるか?」と聞くのです。私自身も、何が起きたのか分かる様な分からない様な…息切れして咄嗟に口にしたのが、「亡くなったばかりのフレッシュな魂さん…勢いがすごかった…」だったと記憶しています。私は、次元が変わられたばかりの想念を『すごくフレッシュに感じた』ようですね。
その後、なぜそのかたが見えたのか、私を使って下さったのかを考えると、そのかたと父と私は、【神様を信じている】という共通項がありました。3者の霊的感性がぴたりと合致し、ありがたいことに、私は父を通してそのかたと“出会えた”のでしょう。父も本来は感じ取れる人なのに、とても怖がりでして(笑)…自分で見ようとせず、私に通訳霊視を頼んでくることがそれから何度もありました。ですが、応じる時もあれば、「お父さんだって見えるんだから自分で見て。私の身体がもたなくなる」と即座に断ることもあり、そうしながら感覚的に、見る・見ない、のコントロールレッスンを重ねていたようにも思います。」
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「ジェンマ先生の鑑定方法について」
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「そのように、目に見えぬ存在の代弁をさせて頂くことも、セラピストとしての仕事の一つです。トランスは、身体の状態が良くない時には負荷がかかるため、けっしてできません。コンディションをいかに健やかに整えておくか…この仕事をする限り、日々が訓練と葛藤の連続でもありますね。
占いのサイトに所属させて頂いていながら難しいのですが…私はタロットや易など道具を使うタイプの鑑定師ではなく、身体が道具であり、占う感覚が分かりません。性質としては、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)かつエンパスですので、ご質問においては、入ってくるもの・感じ取るものがあればそのままお伝えしますし、時にはサードアイで感じ取る光景の描写を、また、クライアント様を通して現れる※エネルギー体※があれば、そのやり取りを実況中継のように聞いて頂き、ヒントとして頂くのですが、もちろん、私がお伝えすることに絶対はありません。
このように、私は鑑定をさせて頂けるけれども、結果が手に取るように分かりやすいだろうと想像される『占い』はできませんし、どこまでを占いというのか、何を以て占いというのか、果てしなく悩み、仕事にならなくなった時期があります。ならば、セラピストとしての活動こそできずに本末転倒となる、と気づき、ようやく最近になり、悩むことを捨てました。
私の鑑定は、クライアント様のエネルギーを感じ取りながら、絶対的に信頼している『上』と繋がった状態でセッションをさせて頂くスタイルです。これは、クライアント様との共同作業でもあります。あくまでクライアント様のお悩みのお答えは、お心の中にあります。ただし、エネルギーが落ちていらっしゃる場合、クライアント様は自らお答えを見出すことができにくい状態なんですね。私自身も時にそうなりますから。そうしたお気持ちを話して頂き、分かち合い汲み取りつつ、心のターンオーバーを促すエネルギーをオートで調整・補給させて頂くことが、私の鑑定における揺るがぬ基本です。」
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「よく『上』とおっしゃっていますが、具体的には何のことでしょうか?」
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「あ〜、すぐ『上』と言ってしまうので、「どこ?」ですね(笑)。私は、室内でも屋外でも、どこでも、何かを感じて無意識に『上』を見やるくせがあります。きっと自身のチューニングをしていたり、何かとコンタクトを取って情報を得ていると思うのですね。私たちの頭上には、空がありますよね。空は宇宙の一部です。その宇宙には、神様、その他高次、魂の根源…一口に言い表せぬ存在が集合しています。そこはいわば私たち人間のふるさとのような場所です。そこから導きをくださる存在は、一つとは限りませんし、いつも同じでもないので、私は一括して『上』と表現しています。『上』は、都度の状況に応じて、様々な事を決めてくれていますし、人間の小ささや愚かさもきちんと見ています。セッション中に、『上』が「○○しなさい(もしくは「してはならない」)」とおっしゃれば、私はそれに従うほかありません。
『上』とは、誰しもが繋がれるのですが、思考で繋がろうとして繋がれるものではありません。また、繋がろうと思わずとも、ひゅんと繋がることがあります。これも、時とタイミングだと思いますし、個々の感覚や役割、使命によるものだと感じています。ここで一つ言えることは、『上』と繋がっている時に“直感”が稼動しやすい、ということです。閃きは『上』から降りて来るものであり、受け取り上手であればあるほど、『上』を信頼すればするほど、自分に正直であればあるほど、“道しるべ”をくださると思います。」◀この写真は、スイスの工業エリアの空です。なにげなく『上』を見ると、十字架状の飛行機雲がありました。感動して、「ぅわっ!」と思わず声が出たと思います。この光景を見られたことも『上』からのギフトですし、どこにいてもしっかりと守って頂いている、と実感できたお気に入りの1枚です。
「幼い頃には、おとなしくエネルギッシュではなかったのに、学齢を重ねるにつれて、父の意向…もうこれはあえて親の『エゴ』と言いますけれども…固定観念に徹底して抑え込まれていることが悔しくなり、どうにか自分の意思を貫くために、エネルギーの大きな男親を相手に激しい衝突を繰り返しました。そうして自然と鍛えられ、潜在的に非稼動だったエネルギーが徐々に稼動し始めたのかもしれません。さほど広くない範囲内ではありましたが、これ!と感じる事に納得するまでのめり込むようになって、いつしか周囲から「普通じゃない」「変わってる」とジャッジされて傷つく事もしばしばでした。一方で、「『変わってる』というのは、あなたなんてもんじゃない。上には上がいる」「あなたは自分が無い」と言われる事もあり、『私は一体何だろう?』と混乱もしましたね。
今ではだいぶ図太くなって(笑)、「私は私でしかないし、このエネルギーとパッションがあるから、鑑定をさせて頂ける」と思っています。
身近なところであれば、まず家族と友人は、落ち込んだり疲れている時、私と会話をしていると身体が温かくなったり気持ちが軽くなる、と喜んでくれるのが嬉しいですね。
クライアント様においても、「元気が欲しくて」とお電話をくださるかたが多く、「どんどんエネルギー、どうぞ!」とオートで流れるエネルギーを体全体で受け取ってくださる様子をサードアイから身体全体にかけて感じ取るのが喜びでもあります。
このように、エネルギーを基本に鑑定をさせて頂く、といった意味では、鑑定師の中でもかなり特殊だと思っています。」「また、お身体の具体的な不調は、“私”という道具が自然同調するので、連動してお辛さが分かることがあり、能動的にエネルギー調整特化とさせて頂くこともあります。ただ、不快な部分をよく拝見すると、そのかたには不要な※エネルギー体※が入り込んでいたり、乗っているように感じられる場合もありますので、念のためその特徴をご説明しつつ浄化することを得意としています。」
※エネルギー体※私が表現する“エネルギー体”とは、実際に目に見えるものではなく、サードアイで感じ取るヒトやモノの姿であり、潜在意識や、想念の形象化と言えるかな…と思います。またクリアに見えれば見えるほど、勢いがあればあるほど、顕在面もしくは、顕在意識に近い部分、と判断しています。
浄化の際に見えるエネルギー体においては、既に故人でいらっしゃる場合が多いのですが、故人か否かは、エネルギー体が自ら私に“こうなった経緯”を感覚で教えてくださいます。
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「どの様なご相談内容を多く取り扱いますか?また得意なご相談はありますか?」
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「様々なご相談内容を聞かせて頂くので偏見などはありません。まずはクライアント様と周波数を合わせることから始めて、入ってくるものをお伝えしつつ、対象のお相手様がいらっしゃる場合は、許可を頂き「OK」であれば、徐々にお言葉を受け取り、その繋がりを元に一気に潜在意識へと深く潜るイメージですね。あ…それと、お相手様の性質にもよるのでしょうか、私が許可を取らずとも勝手に“私”に入ってしまわれて、“私”を使って、とうとうとお話になることもあります。
かつて、母方に縁ある三重県で、現役の海女さん達とお話をさせて頂いたことがあったんですが、彼女達のアコヤガイを獲るためのステップが、私が潜在意識の『核』を捉える方法と似ているな…と実感したんですね。彼女達は、時に潮に流され溺れた恐怖も教えてくださいました。私の場合は、トランスに入り過ぎて記憶が飛び、しばらく“私”に戻れない時にあてはまるなあ…と。それ以来、きらめく貝のような『核』を捉えた場合や、お相手様が『言葉として』投げて来る場合…もあるんですが、「今のは、お相手様がけっして口にしない本心だからね。これ、大事な貝よ、はい、いまそちらに渡したから、これを現実で自分のものにしてね!」とか…端からすれば、意味が分かりにくく、とんでもないセッションですよね(笑)。」 - 「ジェンマ先生が海女さん!深海に潜るイメージでしょうか?気持ちとかが流れて伝わる感じでしょうか?」
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「情報の受け取りかたは、主に2パターンあります。一つは『上』から情報が入ってくる場合。もう一つは、自ら潜り、取りに行く場合ですね。『上』から入ってくる場合は、脳の真ん中にストンと降りて来る感覚があり、即、言語化してお伝えしています。また、魂を拝見する場合は、『上』に意識を向けるとあり方や形のイメージが降りてきます。ケースバイケースではありますが、おっしゃる通り、情報がひたすら一方的に流れ込んで来る感覚を覚えることもありますね。
また、先ほどから、トランス、としばしば表現していますが、潜在意識に深く入らせて頂いたり、エネルギー体に“私”に入り込まれた際は、トランス状態と表現しています。その際の私は、口調や醸し出すムード、放つエネルギーが電話越しでも伝わるようで、『人が変わったようだ』とお感じになるクライアント様も複数いらっしゃいます。時と場合、伝えるタイミングによるのですが、魂に訴えかける語り口になるようですね。総じて、鑑定時は、基本的には、日常の自分ではない、もっともっと原始的な自分、のようで、とても自由で、解放的でもあります。」 - 「トランス??」
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「初めて父を通して代弁をした際の感覚がまさにそれなんですが、クライアント様に入ってくるものを一気にお伝えして自分に戻った時に、何をお話したのかを断片的にしか覚えていないことがあるんです。記憶が欠落した部分は、きっと第三者の私は「覚えていなくていい」ことなのでしょうね。」
- 「凄い事ですね。」
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「いいえ、凄くはないんですよ。もしも行き過ぎて自分に戻れなくなれば、エネルギー修復に時間がかかる体験を何度もしているので。ですから、つねに、潜ろうが、入られようが、お伝えしたら速やかに戻ることがかなめであり、むしろ、トランスの現象を“私にとっては、仕事に必要な健やかな解離”…解離は「没頭」の方が分かりやすいでしょうか…そのように位置づけて、現実的な視点を忘れぬようにしています。鑑定前には、トランスに入ることが起こりうるのが大前提でもあるので、何が起きても必ず“私”に戻れることを信じて、自分を『上』に委ねてから待機を始めています。
あ、せっかく「凄い」と言って頂いたので…そこを有難く受け取ってお話を続けると、きっと私の特技なんでしょうね…潜在意識を呼び起こし、ヴィジョンや会話として感じ取るということが。
感じ取る、ということにおいてもう少し分かりやすく例えるなら…クライアント様のエネルギー状態を拝見すると、柱となる軸が背骨のようにまず見えるんですね。悩み過ぎて細くなられている時もありますし、疲れ切っているクライアント様の軸は、縮んでいたり、細くなっていたり、丸まっている、というふうにです。
オーラは機敏に色が変わるので、私の場合はそこにあまりこだわらず、感知する『状態』を大事に、慎重に能動セラピー特化、とさせて頂くこともありますね。
お声は元気に聞こえるけれども、じつはカラ元気でいらっしゃり、どうしても無理をされていることはすぐに分かるので、そうした際は、「とても疲れていらっしゃいませんか」と一言お声をかける様にしています。クライアント様は驚かれたり、お話の最中に、急に涙なさるかたもいますね。そうした時、徹底同調し、果ては共に泣くのが「寄り添い」と思われるかたもいるかもしれませんが、それは違う…と私は思うんです。私は鑑定に専念する自己と一部始終を俯瞰で見つめる自己を分けてワンセットにしていて、これはお弁当箱の二段重ねに例えられるんですけど、開けて一つを後ろに並べておくみたいなイメージかな…、なので、セッション内でクライアント様に何かが起きた時は後ろの箱の自己にすっとスライドし、出来る限り客観的かつ冷静であれるようにしています。涙された場合は、一気にエネルギーの状態が上がっていかれますので、そこをしっかりと見つめ続け、次にどのようにお心が動かれるかを見守るのが私の仕事です。なので、「泣けてよかった…どんどん泣いて。もう、今しか泣けないかもよ〜」とゆったり朗らかに言っていますね。私の仕事は、あくまで『泣く事への恐怖やためらいを解放する。泣くにもエネルギーを使うゆえに、その補給を能動的にする』であり、クライアント様が少しでも晴れやかになられたり、軽やかになられたことを、お電話の最後に笑顔で共有させて頂くことがとっても嬉しいです。」
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「鑑定のこだわりについて教えてください。」
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「鑑定はお互いのエネルギー交換の場所ですから、私は鑑定のことを、あえて「セッション」と表現しています。また、クライアント様とは、こちらから周波数を合わせ始めますが、そうせずとも周波数がすぐ合うかたも多くいらっしゃって、お心をしっかりと預けてくださっているんだな…と感じます。お心を委ね預けてくだされば情報もどんどん入って来ますし、エネルギーも受け取って頂きやすいですね。一方で、ごくまれに『絶対こう言ってほしい』がお強く、制圧するような…攻撃的なエネルギーを意識・無意識を問わず放たれるかたもいらっしゃいます。そうしたクライアント様に周波数を合わせるのは難しいですし、お互いのためになりません。なぜ私は対応させて頂けないか、を手短に説明し、「お役に立てず申し訳ございません」とお断りさせて頂くことがあります。
チャットの場合ですと、セッションしつつの文字打ち込みには集中力の限界があり、感じ取れる情報も少なくなりがちなので、20分間の時間制限を設けさせて頂いています。物足りなさをお感じになることも多いかもしれませんから、チャットは電話鑑定のサブツールとしてお捉えくだされば、と思います。私の鑑定が初めてのかたは、まずお声(エネルギー)を聞かせて(感じさせて)欲しいですね。そして、チャットでも、冒頭では、お電話同様に、必ずご挨拶をお願いいたします。セッションは、挨拶からスタートし、挨拶で終わります。LINEなどでのやり取りが当たり前となり、言葉こそが簡略化されている今、私たちが忘れてはいけないのは、やはりコミュニケーションの基本である挨拶だと思うんです…これは私の大事なこだわりですね。」
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「不倫でお悩みの方も多くいらっしゃると思いますが不倫ってやっぱりイケナイ事でしょうか」
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「想いを寄せるお相手様が既婚者だったり、お互いに既婚ということは、珍しくはありません。その様な場合は、まず男女二つの魂のあり方と過去世でのご縁のあり方を拝見します。すると、現在の結婚生活の学びが終了しかけていて、次のステージにいかれる可能性が高まっている場合があり、今世、魂が成長と学びの為に求めている体験だとするならば、一概に『いけない』とは言えぬものです。未婚女性にとっては、既婚男性との体験を積んで、まことの愛を求める気づきを得る、という事もありますし、「別れどき」ではないご関係も見受けられます。魂の次の段階にいく兆しとして、お二人は不倫、という体験をなさっている、と捉える場合もあります。また、この体験で段階を上げていかれて、心の底から安堵し、穏やかに愛し愛されるご関係になるまでのご関係性だな…と判断させて頂いた場合は、とことん応援をし、折々の胸の内を吐き出して頂きながら、エネルギー調整と補給をさせて頂いております。
不倫のご相談の場合は、不倫を通してご本人が【人生】に真正面から向き合われ模索されていることが圧倒的に多い、とも感じるようになりました。また、色つやに重きを置かれた関係性のご相談はリピート頂かぬことがほとんどです。そうしたお二方の過去世を辿れば、やり残したことは今世ではさほど時間がかからずにご縁を終えるもの、と設定されて出会われ、一定の学びを得て納得し、離れることになっているようで、そこに善し悪しはなく、体験として存在するものと思っています。」
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「想いを寄せるお相手様が既婚者だったり、お互いに既婚ということは、珍しくはありません。その様な場合は、まず男女二つの魂のあり方と過去世でのご縁のあり方を拝見します。すると、現在の結婚生活の学びが終了しかけていて、次のステージにいかれる可能性が高まっている場合があり、今世、魂が成長と学びの為に求めている体験だとするならば、一概に『いけない』とは言えぬものです。未婚女性にとっては、既婚男性との体験を積んで、まことの愛を求める気づきを得る、という事もありますし、「別れどき」ではないご関係も見受けられます。魂の次の段階にいく兆しとして、お二人は不倫、という体験をなさっている、と捉える場合もあります。また、この体験で段階を上げていかれて、心の底から安堵し、穏やかに愛し愛されるご関係になるまでのご関係性だな…と判断させて頂いた場合は、とことん応援をし、折々の胸の内を吐き出して頂きながら、エネルギー調整と補給をさせて頂いております。
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「復縁でお悩みの方はどの様に鑑定をされますか」
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「そうそう…不倫のご相談を受ける時に、私のアプローチスタイルが酷似しているのが、復縁です。復縁できる場合は、もう、お電話の冒頭でスパっと言ってしまうんです。瞬時に2つの魂を拝見し、『今世まだやり残している部分がある』と判断した結果を。そして、今別れているのは、いっとき離れて個別の作業をし、おのおのが成長しておく必要があるということを説明しつつ、高まった段階で自然とまた繋がる、とお伝えしています。「結論から申し上げると、できます」と私は早々に言うので、みなさん一瞬驚かれますが、その後の説明には「あ〜、やっぱり…」というえも言われぬムードが漂いますね。なぜなら、私が即答する際はクライアント様の心の中で『戻る』と感じられていることが圧倒的であり、そのためにはご自身の意識の方向性を変えること…例えば、お相手を忘れて、己の喜怒哀楽や新たな体験にとことん没頭する事をもご存知であり、私はその胸の内を代弁させて頂いているに過ぎないからなのです。
復縁こそ、現実では紆余曲折で苦しみが多いという事、やみくもに相手とやり直そうものなら同じ事の繰り返しとなり、延々と2人の成長は望めない…道のりは険しいのですが、クライアント様の魂は、クリアする体験を求めて今を懸命に生きていらっしゃいます。それを目の当たりにしたなら、応援しないわけにはいきません。
ですが、これも結局は『上』からのサインをクライアント様が受け取られていて、この先の道のりを歩む覚悟をするか否か、の段階でのご相談のことがほとんどでもあります。」
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「ジェンマ先生流のエネルギーの整え方」
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「日頃においては、一日をその日で終えること、を心掛けています。乳児の頃の名残でしょうか…いまだに夜型なので、待機・鑑定を終えれば明け方になりクライアント様には申し訳ない限りですが、できるだけメッセージも早朝に送付してから眠るようにしています。睡眠は、私にとって浄化・エネルギーチャージの最たるもので、時間が許せば日に2度眠る事も多いですね。あとは、おしゃべりをすることでしょうか。話すイコール、エネルギーを放す、でもあります。例えば、買い物がてら友人の元へふらっと立ち寄ったら、相手も「暇だよ〜」ですし、何となく電話を掛けたら「あ、連絡しようと思ってたところ」と言われます。面白いことにだいたいこれが約30分単位で…30分〜1時間半ほどエネルギー交換をして晴れやか、になっています。ちなみに、こういうシンクロニシティは誰もが一度は体験なさっているはずで、シンクロこそご自分にとって心地よい方向へ使ってみてください。あ…、今気付いたんですが、私は日常もエンパスなので…もちろんオンとオフは切り替えるよう心掛けていますが、連絡手段や時間を知る方法も、ほぼアナログのままです。いまどきは地図ならGPSが便利かもしれませんが、帯電体質なので使うと道に迷ってしまいがちで、『上』が導いてくれる“天然GPS”に頼っていますね。LINEの使い方もあまり分かっておらず、SNSも使いこなせない(笑)。なので、デジタルより、とにかくただ自然に、気ままに、閃いて、動いて、違うなら止まる様になっているので、つねにエネルギーを稼動させることで、自然と整っているようにも思いますね。
また、鑑定中においては、自分、もしくは、クライアント様のエネルギーが急激に高まった時や、あまりにディープなご相談内容をお話頂くと、お電話がプツッと切れてしまったり、お声が急に聞こえなくなる時があります。鑑定中に自力でのリカバリーは難しいので、そこぞ『上』に意識を向け、スパーンと整えてもらっています。
ちなみに、家電製品が壊れたり故障するのは日常です(笑)。鑑定師のかたには特に多いのではないでしょうか。ただ私の場合は、毎日使っているのに一度も修理をしたことがなくて、「いつまで使えるんだろう??」と不思議な程、一般的な寿命の2〜3倍選手の家電もいくつかあるので、『家電全て』ではなく身の回りのものや出先のもの(これはやってしまうと本当に申し訳ない気持ちで一杯になります)が多い気がします。例えば、方位磁針は手にすると勢いよく回り過ぎてしまいますし、時計はすぐズレたり壊れるので身につけないようにしています。スマホもPCもあまりうまく作動してくれず、PCクラッシュは慣れてはいますが、鑑定中に起きるといまだにヒヤリとしますね。乗っているエレベーターが止まる事もしばしばですし、自動ドアは開かない、センサー式の電気はじっとしてても消える、自動改札はタッチ一度で通れたらラッキー、車のエンジンもなかなか掛からず、カーナビは受信位置を何度直してもらってもルートが違っちゃう…近所で道は知っているので良かったのですが、夜に家族の迎えに出た際に、小学校の校庭のど真ん中を堂々と横切っている画面になり、「ありえないんだけど〜!」と笑いが止まらぬこともありました。もう、数えだしたらきりがないんですが、こうお話しながら“笑う事”も、私にとっては大事なチューニングの一つです。」ーなにを隠そうこのインタビューで電話が切れる事4回。音声が聞こえなくなる事、音声が乱れる事多数・・・筆者も痛感せずにはいられない事象の数々でした。(※電波状況良い環境)
「日常を離れ、一人きりでしっかりとエネルギー調整をしたい場合は、空を広く見渡せる場所へ行きますね。その前後に、馴染みある教会や修道院へおもむき、神様に心を向け、“私”の点検をして頂き、お言葉を頂いています。空の旅も欠かせません。若い頃から縁深い欧州へ飛ぶ事が多く、現地ではやはり必ず教会を訪れます。欧州内では細かく宗派が分かれていますが、現地の歴史や言語に疎くとも、空間のエネルギーやムードでカトリックか?プロテスタントか?は感覚的に分かるものです。鑑定師なら神社仏閣…かもしれませんが、私は神社とは滅多にご縁を頂けず、そもそも神道の神様の厳しさに足がすくんだり、もしお呼ばれしたとしても境内で違和感や恐怖を覚えることも多いので、行きたい時もあるんですが、無理はせずに、およそ遠目から「ありがとうございます」とお伝えするのみにしています。お寺においてもなかなかご縁を頂けず、唯一母方の菩提寺がしっくりとくるのですが、なにぶん遠方にあるため、法事でしか訪れることがありません。だからこそお参りの際には、仏様とご住職の読経、香炉の薫りに心底癒されるとびきり嬉しいひとときと感じます。」
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「ジェンマ先生のパワースポットを教えて貰えますか?」
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「今世の生い立ちの影響と、過去世の名残でしょうか…やはりもっとも落ち着くのは、教会です。
昨年の冬、思いきって初めて、過去世とじっくり向き合う数週間の修練に出たのですが、拠点にしていた大聖堂では魂の記憶が蘇り、今でも聖堂や資料の写真を見ると胸が詰まる様な、リアルな経験をさせて頂きました。それをすーっとなだめてくれるかのように出会ったのは、同じ土地にある、サン・フレディアーノ教会です。
欧州の教会は、とにもかくにも建築美術に見応えがあり、天井もうんと高く、静謐(せいひつ)そのものなので、その空間にいるだけで喜びなんです。ここには聖人のなきがらも装飾をまとい安置されていますが、博物館で見るミイラと異なり、まったく違和感がなく、清らかさしか感じません。
この修練最後には、一気に北上し、大空に映えるタンペレ大聖堂を訪れたのですが、ここのフレスコ画は、外観のアットホームさと異なり、これまでに感じたことのないショッキングなものでした。テーマは『死』です。それをまっすぐに表現した潔い佇まいに圧巻され、祈りが疎かになりましたね。」
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「どんな恋愛がベストだと思いますか?」
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「私にとっては、恋を通り越した『愛』なんです。男と女という枠を超えている、というか。互いを認めあって、信じあって、キャッチボールのように一定のペースで意見交換もできて…って、当たり前のようなのに、なかなかできにくい尊いことだらけとも言えます。
そうした恋愛には、無理、という概念がそもそも存在しえなくて、自然とエネルギー交換ができるんですね。そう思えるお相手との関係は、ある意味オールマイティにベストだと感じます。
大事なのは愛すること。愛されるよりは、愛することなんです。恋は別物で、何度あってもいい。人それぞれでしょうが、場合によっては同時進行も構わないと思います。だって、好きは好きなんですもの…心を決めるために、相手を知るために、沸き起こる気持ちに制限をかけることこそよろしくありません。
恋止まりだな、という見極めは、期待するエネルギーが高いことですね。遊び心もあり、嫉妬心もありますし、精神的なアップダウンもありますよね。でも愛は愛でしかない。変わらぬものであり、エネルギーとしてはまろやか。嫉妬の気持ちや、逆上したりされたりという感情の高ぶりもなく、妙な期待もないのです。
最良の愛の形は『相手=自分・自分=相手』…別個の肉体と魂であることを尊びつつ、素直に等しくあれることだと思っています。
恋の段階であれば、自分が納得するまで好きになり、「相手とどうしたいか、どうなりたいか」を大切にして欲しいですね。恋たるやまっしぐらになるもので、お相手をどこまで好きになれるか?が自分を知ることにもなります。ですから、ご自身のお気持ちを置き去りにして相手の顔色をうかがうなら、その恋は辞めた方がいいかもしれません。相手がどう思っているかを頻繁に気にする段階で、軸が自分のものではなくなっているからでもあります。恋は恋で、自分のエネルギーを全部出し切るくらいの気概で愉しむものなんじゃないかな、と思いますね。
また、恋がしたくても出会いが無いとご相談される事もありますが、ご自身の潜在意識で実は出会いを求めていらっしゃらぬ場合も多いんです。
いつでも恋していなくちゃいけない決まりはない。出会いがない時はご自身の内面と向き合う時期。焦りは不要です。
カチッと来る出会いって、自分の好奇心が働く場所で手にすることが多いですね。自分がキラキラしている時には、そのキラキラな波動と同じような感覚のかたと出会って、あっという間に進展しやすかったりもします。逆に、何となく行きたくない場所や波長の合わない人間関係の場で出会うかたとは、中々進展しにくい。『恋活や婚活をしなくちゃいけないモード』だと、ご自分は自然体でいにくいし、ムリムリなエネルギーを放ってしまっているので、あまりお勧めはしたくありません。
まずご自分が恋をしたいのか、身体のエネルギー交換だけでOKなのか…ああ、その際は、医学的にもエネルギー的にもあらゆるリスクを避けてお相手もフリーであることが大事だと思いますが…、しっかりとしたパートナーシップを築きたいのか、を見定めて、あらためて「ピン」と来るところへ目を向けてみるとご自分の求めるあり方に合ったお相手がそばにいたりします。」 - 「恋愛でお悩みの方は多く、出会いがないと悩まれる方って多いのですが女性が活躍する時代ですから女性が好奇心が向く場所で素敵な出会いをして欲しいですね。」
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「現代社会に生きる女性にメッセージを」
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「2020年は、誰しもが感じているであろう大きな転換期です。これからの時代は、他からの評価は機能しなくなり、自分がどうしたいか…自分を貫く“ちから”が大切となります。他人と比べる事も意味をなさないですし、評価という概念自体がとうに古い時代に入っていますから、結局は自分に確信を持てるようになることが鍵となるでしょう。繰り返してしまいますが、ご自身の幸せの答えは、ご自身の心の中に必ずあって、私はそれを引き出すお手伝いをさせて頂くにすぎません。極論になるかもしれませんが、幸せを感じ取るのもそうでないのも自分でしかありませんし、他は幸せにはしてくれません。自分が幸せになる為に必要な気づきも、エネルギーが一定に満たされ、循環している状態であれば、誰しもが得られるものとも言えるでしょう。
疲れていれば心も身体もエネルギーが落ち、物理的な行動もできにくいものです。その際、ご自身のエネルギーが稼働状態になるまでサポートのエネルギーをお送りする、または調整をさせて頂くセラピストとして、私はウラナで活動をさせて頂いています。
私も含めてですが、現代人はストレスがないほうがむしろ不自然でもありますよね。強いストレスにさらされ続ければ、身体よりも先に、心が蝕まれていきます。心のエネルギーは、私がもっとも重視するところなのですが、エネルギーが枯渇しきってしまわれ、私のスキルではどうにもできぬケースも随時お見受けしています。心の違和感が身体の症状として顕れていると気づいたなら、できるだけ速やかに専門医のもとで相談や治療をされ、もしも医師や公認心理師(臨床心理士・臨床発達心理士)に話しにくいことがあれば、こちらに話して頂く…そうした使い分けのセンスも大事です。SOSを出せぬ人が増えているなか、少しでもお辛ければ、どうか我れ先に、と具体的なSOSを発信して欲しく思いますし、その勇気が、ご自身の真の幸せを掴む手立てともなりますよ。
もう一つ。あえてSoulではなくSpiritと表現しますね。スピリットは、限りなく伸びやかで自由なベクトルを内包するもので、一つとして同じものはなく、全てのあり方が尊ばれ、それが宿る肉体に生きる本能が備わっています。
さらには、愛こそがどの魂にもインプットされていますから、まずはご自分のそのままを感じ、この世で一番に愛してください。嫌いな自分も含めた自分の全部を愛することが、他を愛することに繋がり、魂にとって未体験の幸せを手にするきっかけとなることでしょう。
愛があれば、大丈夫。」
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「ジェンマ先生本日は不倫や復縁、出会いなど様々なご質問にお答え頂きありがとうございました。」
「こちらこそ、多くをお付き合い頂き、どうもありがとうございました。私自身、とても新鮮な気持ちになれて、発見がいっぱいの貴重なお時間でした。」
王道のタロットなど道具を使わないジェンマ先生ならではの内容で目から鱗の数々。是非このインタビューが悩める女性のヒントになってくれると嬉しく思います。
ご興味を持たれた方は是非ジェンマ先生に鑑定をご依頼くださいね。