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2020ハロウィン特別コラム:【黎奈】ハロウィンの占い&おまじない、それと魔女のおはなし

鑑定師 メッセージ
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もうすぐ、ハロウィンの季節がやってまいりますね。

ハロウィンの起源は、秋の収穫を祝うケルト人のお祭りです。
ケルトの暦では、10月31日は大晦日で、11月1日に新年を迎えます。
ハロウィンは、新しい年を迎える前に
悪霊や魔女などを追い出すためのお祭りだったようです。
イギリスでは、11月1日はキリスト教の万聖節にあたり、
ハロウィンはその準備の前夜祭。
古いケルト人の風習をキリスト教文化に取り入れたお祭りです。
この風習がアメリカに移ってからは、
主に子どもたちのお祭りとしてにぎやかに騒ぐ、
収穫の祝いの行事となっていったようです

日本でもすっかりお馴染みになったハロウィン。
毎年、どんなコスチュームをしようかと、ワクワクする時期ですが、
今年はコロナの影響で、あまりエンジョイできにくいかもしれませんね。

そこで今日は、おうちでもできる、『未来がわかる占い』&
『願いを叶えるおまじない』を、皆さまにお伝えしたいと思います。

【リンゴ占い】
現在、恋人がいない、恋人はいるけどこの人じゃないかも、という方に。
未来の恋人のヒントがわかる古くから伝わる占いです。

クルクルと、なるべく長くリンゴの皮をむきます。
そしてその皮を自分の左肩越しに投げてください。
そのときにこんな呪文を唱えてください。
「聖シモンと聖ユダさま。お願いします。
私のいい人の名前の最初の文字を、教えてください!」

振り返って落ちた皮をじっと観察してみてください。
その皮がアルファベットの形に見えてくるはずです。
もしくは、アルファベットが脳裏に浮かんでくるかもしれません。
それがあなたの将来の恋人のイニシアルなのです。

【ローズマリー占い】
ローズマリーの小枝を枕の下に入れて寝ると、
夢の中で未来の夫を見ることができます。

【木の実占い】
焚き火の中に木の実を投げ入れます。
彼が愛してくれていれば木の実がはじけます。
愛していない場合には、木の実は弾けません。

【好きな方と相思相愛になれるおまじない】
A.ハロウィンの前日に、好きな人の名前を書いた紙を,
枕の下に入れておきます。ハロウィンの夜に、
その紙を燃やすと恋がかないます。
B.ハロウィンの日、窓や鏡にお気に入りの香水を吹きかけます。
できた曇りに好きな人と自分の名前を書きます。
それをハンカチでふきとって、
そのハンカチを願いがかなうまで持ち歩きましょう。

ハロウィンと言えば、魔女を連想される方も多いですね。
魔女は私達にとって仮装の定番になるほど、親しみやすい存在になりました。

ヨーロッパで見られた伝統的な魔女は、
古代ローマのディアナ女神に代表されるような地母神崇拝の系統や、
ゲルマン世界での古い森林崇拝の系譜に属し、
薬草をつかった治療や天候を操る呪術などを行っていました。
自分の意思で悪いことだけではなく、善いことも行っていたのです。
太古の信仰とつながる呪術者である、シャーマンのような存在でした。
これらの伝統的な魔女は、悪魔と関係がありません。
そのため一般の民衆も、魔女を恐れながらも、
特別な知識を持った賢者として信仰さえしていました。
しかし魔女狩り時代に入ると、悪魔学者たちが
悪魔の手先としての魔女のイメージを固めていきました。
魔女狩りは13世紀に始まり、
16世紀から17世紀にピークを迎え、18世紀に終息します。
逮捕された魔女は10万人にも上り、火炙りにされたといわれています。
この背景にあったのは大きな社会不安でした。

今の世の中もコロナの影響もあり、
不況や不安から、みんなの心が荒みやすいですね。
私たち一人一人が、他者への思いやりを忘れずに、
生きていかなければと思います。
皆さまも心穏やかな日々を送れますよう
お祈りして、終わりにいたします。
これからも、ウラナをよろしくお願いいたします。      鑑定士 黎奈