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【2022年の星の動きとメッセージ-西洋占星術から読み解く1年の流れ】 みなさんこんにちは、Angeです。 2021年も残りわずかとなりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 今回は、きたるべき2022年をどう過ごすか、2022年が少しでも良い1年になるように、皆様にメッセージをお届けできればと思います。 西洋占星術、ホロスコープを使って、2022年の空模様をお話しさせていただきますので、参考にして下さいね まず、皆さま、2021年お疲れ様でした。 占星術の世界で囁かれてきた「風の時代」への変化。 普段は占いを信じない方も、占星術に興味のなかった方も、今回のコロナ禍における生活様式の変化に直面して「風の時代」「個の時代」への移り変わりを感じた方も多かったのではないでしょうか。 時代が「地の時代」から「風の時代」に入ったことで、個人の力がフォーカスされるようになりましたね。リモートワークが推奨される中、組織や会社のあり方は大きく変わりました。今まであまりスポットライトを浴びなかったフリーランスという働き方にも注目が集まるようになりました。 集団や組織としての権威が崩され、個人の力が台頭してきた1年でしたが、みなさんはいかがお過ごしになられたでしょうか。 働きやすくなった方もいれば、急な変化に戸惑う方、従来のスタイルで仕事ができなくなったことで大変な苦労をされた方も多かったと思います。生活様式の変化は私たちの価値観を大いに揺さぶりました。多かれ少なかれ「変わらなければならない1年」となったことと思います。2021年は誰もが頑張った、そんな1年だったと思います。 そんな2021年が終わりいよいよ迎える2022年。 2022年は一体どんな1年になるのでしょうか? 2021年を振り返りながら、2022年の星の動きを解説していきたいと思います。 「風の時代」と言われた今回の世界規模の変化の始まりは2020年の12月に遡ります。 この時形成された「木星と土星のグレートコンジャンクション」が全ての始まりでした。試練を表す土星と幸運と拡大をあらわす木星、いわば対極的な意味を持つ木星が20年ぶりに会合(地球からみて0度、1直線に重なる)したわけですが、今まで地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)で起こっていた会合が「風の星座」である水瓶座で起こったことで、大きな時代の変化をもたらしました。 この会合が「地星座」ではなく「風の星座」でおこるのは200年ぶりの出来事だったのです。 「風の時代」と言わんばかりに、この200年で築いてきた社会の基盤にメスを入れるような新たな風、進化の波が吹き荒れたのが2021年でしたが、私たちは混乱しながらも、前を向いてきましたね。 戸惑いながらもそれぞれに考え、行動し、前を向いてきたのが2021年だったと思います。 そして、迎えた2022年、2022年がどんな年なのか、一言で表すとするならば、それは「癒しの1年」となります。 2022年は幸運と拡大の星、「木星」が癒しを司る「魚座」に入ります。 途中牡羊座に入ったりもしますが、癒しとロマンの星、「魚座」に幸運の星が入る2022年は穏やかな癒しの1年となりそうです。「魚座」のもつ共感性やスピリチュアルなパワーを受け、互いの苦労を分かち合うことができるようになった私たちは、互いの辛さを理解しあい、傷ついた社会を立て直そうと努力し始めることになりそうです。 「木星」は「魚座」の副支配星と言われていますが、今回は「魚座」の支配星である「海王星」も、「魚座」にいますので、「魚座」の支配星「海王星」・副支配星「木星」が共に「魚座」に君臨している状態となります。 ホロスコープの中で支配関係にある星が、支配する星座に戻ってくる状態を、「支配星回帰」と呼びますが、「支配星回帰」の状態は、支配星が本来あるべき星座の所にいる状態ですから、当然天体のパワー強くなるわけです。天体の司る意味が力を強めますし、相乗効果で星座のもつ力も発揮される状態となるわけです。 2022年は、「魚座」支配星である「海王星」、副支配星である「木星」がそろって「魚座」に滞在することになるので、「魚座」のもつ癒しのパワーが増強され、人々に愛と癒しを届けてくれる、そんな1年になるのではないかなと思います。 さらに、「海王星」の公転周期は165年ととても長いので、「魚座」で「木星」・「海王星」が並ぶのは、私たちの人生で1度きりです。今まで苦しい思いをしてきた人も、人生で初めて癒しを感じる、そんな穏やかな1年になるかもしれません。 2021年を頑張った人々にとって穏やかで優しい1年となりそうですよね。 とはいえ、21年の振り返り、総仕上げが残っていないわけではありません。 癒しの恩恵を受けながらも、新たな時代に向けての議論が行われる、2021年の変化を振り返りつつ自分のものにする1年であります。 特に、2022年は幸運の星「木星」が「魚座」(水のエレメント)と「牡羊座」(火のエレメント)を行ったり来たりします。 相反する「火」と「水」のエレメントを行ったり来たりすることになります。 燃え盛っていたと思えば鎮火し、冷静かと思えばいきなり興奮する、よく言えば抑揚のあるアグレッシブな年、変化の集大成とも言える年ですが、アップダウンの激しい年ともいえます。 特に、「火のエレメント」をもつ牡羊座さん、獅子座さん、射手座さんと、「水のエレメント」をもつ蟹座さん、蠍座さん、魚座さんは意見が対立しやすく議論が白熱するかもしれません。 それぞれに、エレメントが追い風となりエネルギッシュに過ごせる時ではありますが、お互いのパワーがみなぎっていると、どうしても相手を制圧してしまいたくなるという側面があります。 「風のエレメント」をもつ双子座さん、天秤座さん、水瓶座さん、そして「土のエレメント」を持つ牡牛座さん、乙女座さん、山羊座さんは、一見無関係なように見えますが、双子座さん、天秤座さん、水瓶座さんは「火のエレメント」の影響を、牡牛座さん、乙女座さん山羊座さんは「水のエレメント」の影響をうけやすくなります。 「火風」vs「水土」のような対立関係や二極化が起こりやすい時でもありますので、注意してバランスを取るようにしましょう。 もちろん、対立関係という意味だけではなく、「火のエレメント」をもつ牡羊座さん、獅子座さん、射手座さんは、「風のエレメント」をもつ双子座さん、天秤座さん、水瓶座さんが良きパートナーに、「水のエレメント」をもつ蟹座さん、蠍座さん、魚座さんは「土のエレメント」を持つ牡牛座さん、乙女座さん、山羊座さんが良きパートナーになって、お互いに恩恵を受ける事ができるはずです。 「火」と「水」のアップダウンに振り回されないように自分自身を律しつつも、相反するものや変化に対しての寛容な心、相反する立場への思いやりを忘れない事が重要になってきます。 気の合う仲間、良好なパートナーシップを結びつつ、考え方の違う相手にも寛容である事が2022年のテーマです。 2022年に行う、2021年の振り返りや議論は、相手を攻撃したり感情をぶつけ合ったりする議論ではありませんし、そうあってはなりません。 違いに寛容になり、変化を共に乗り越える思いやりを持ちながら成長すべき時となります。 癒しを与えられること、優しくしてもらう事を待つばかりではなく、相手を癒すこと、誰かを癒すことを考えて動くべき時なのかもしれませんね。 コロナ禍において、大なり小なり誰もが傷つき悩んでいたと思います。 傷ついているのは自分だけじゃないんだ、そう思って、相手を労りながら前進することが新たな時代の扉を開く第一歩につながるでしょう。 新時代の完成に向けて振り返り、相反するもの、変化について議論をしながらも、相手を労り癒すことを忘れない、愛と癒しの一年にして下さいね 2022年がどんな1年になるか、ざっくりわかったところで、2022年の注意すべき時期と開運方法など細かくお伝えしていきましょう 2022年の注意すべきポイントについてまとめてみました。 個人個人で影響力の大きさに違いはありますが、人々に影響を及ぼす星の動きをピックアップしてます。 こんなことがあるんだと、心に留めてより良い1年を過ごしてみて下さいね 【注意すべき時期その@水星逆行】 ・2022年1月14日〜2022年2月4日(水瓶座) ・2022年5月10日〜2022年6月3日(双子座、5月23日以降は牡牛座) ・2022年9月10日〜2022年10月2日(天秤座、9月23日以降は乙女座) ・2022年12月29日〜2023年1月18日(山羊座) 「逆行」というのは、地球から見ていつもと逆に星が動いているように見える現象で(実際逆回転しているわけではありません)逆行中は惑星が司るテーマに関連した問題が起こやすくなるといわれています。 「水星逆行」は1年に3回ほど逆行しますが、今年は23年にまたがる12月も含めると4回の逆行がありますね。 この時期はコミュニケーションにすれ違いが生まれやすかったり、自分の意識が過去に向きやすかったり、人間関係においてネガティブなことが起こりがちです なので、いつも以上に丁寧なコミュニケーションを心がけるようにしましょう 通信機器に障害が発生したり、交通機関なども乱れやすい時なので、5分前行動を心がけるなど、時間には余裕を持って行動することをお勧めします。 【注意すべき時期そのA火星逆行】 ・2022年10月30日〜2023年1月13日 「火星は」2年に1度逆行しますので、2021年にはなかった、久しぶりの逆行期間となります。 「火星」は行動力や情熱を司る星ですが、逆行期間はその情熱がから回ったり、行動力が思わぬ方向への暴走へとつながりやすいので、自分自身を戒めながら進んでいくべき時、でもあります。 エネルギーが過剰に出やすいばかりでなく、すっかりやる気がなくなってしまう、そんな時でもあるので、自分のパワーを調節する必要のある時でもあります。 今回は10月から年明けにかけての逆行になりますので、1年の総決算!と言わんばかりに、情熱的に動きりたくなるかもしれません。誰しもが火星逆行の影響を受けますので、から回ってる人もいれば暴走してる人もいる、あっちを見たらやる気がない!という感じで足並みが揃いづらい時です。 まず、自分のエネルギーを整えて、この1年を振り返ってやり残した事は何か、やり遂げたい事は何か、自分本位にならないようバランスをとりながら進むことで、良い1年の締めくくりを迎えることができるのではないでしょうか。 【注意すべき時期そのB金星逆行】 ・2021年12月19日〜2022年1月29日 「金星」は愛と美を司る星、ヴィーナスとして有名ですが、この「金星」が逆行する間は、人間関係、特に恋愛において注意が必要です。 好きな人のことが信じられなくなってやたらネガティブになってしまったり、自分自身についてもネガティブになりがちです。 その結果自暴自棄になって暴飲暴食に走って体型が崩れたり、肌荒れを引き起こしたり、いわゆる「美」の部分にも支障をきたしがちです。 この期間は、できるだけ自分に優しく過ごすこと、ダイエット中の方も、現状維持を心がけ、ストイックな生活よりもエステやマッサージなど自分へのご褒美を与えつつ、リフレッシュしてなるべくポジティブに過ごせるように心がけてみて下さいね。 【注意すべき時期そのC木星逆行】 ・2022年7月29日〜2022年11月24日 「木星」は幸運と拡大の星です。 基本的には私たちに幸せをもたらしてくれる星ですが、逆行期間は少しだけ注意が必要です。 といっても怖いことが起こるわけではありません。 幸運にあぐらをかいて、手に入れられるはずだったチャンスを逃していないか?ここで満足して良いのか?とさらなるステップアップを後押してくれる期間なんですよ。一旦立ち止まって、自分の希望はなんだったのか、幸運を手にするためにすべきことを洗い出してみると良いと思いますよ。 【注意すべき時期そのD土星逆行】 ・2022年6月5日〜10月23日 「土星」は試練を表す星ですが、この時期はその試練が重く感じたり、気が緩んで開放的になってしまう傾向のある時になります。 この時期こそ気を引き締め、自分に課せられた責任を全うしつつ、できるだけストイックを心がけると良いかもしれませんね。 【注意すべき時期そのE日食・月食】 2022年は「日食」が2回、「月食」が2回あり、11月に起こる月食が日本で観察可能となっています。 ・2022年5月1日 部分日食(牡牛座新月) ・2022年5月16日皆既月食(蠍座満月) ・2022年10月25日部分日食(蠍座新月) ・2022年11月8日皆既月食(牡牛座満月) 「日食」や「月食」は古代から不吉なものの前兆としてみなされてきましたが、実際は不吉なものというわけではありません。 占星術の世界でも重要なキーワードである事は間違いありませんし、「日食」や「月食」を境に政権が変わったり、時代が移ることは多々ありました。 ただ、無闇に恐れるものではない、ということです。 「日食」や「月食」は怖いもの、ではなくて、あくまで「生まれ変わりの時期」「転換期」と捉えて良いものだと思います。 「部分日食」を迎える5月1日は「牡牛座新月」となります。 「牡牛座」は実質的な豊かさを表す星座なので、この日の「部分日食」は、皆さんの経済面になんらかの変化をもたらすかもしれません。 一時的に困難と感じるかもしれませんが、焦らずじっくり構える事で金運が上昇します。 人との境界線が曖昧になる時なので、好きな人と溶け合うような愛の体験が可能となります。恐れを手放し、豊かさを手に入れる事を大事にして下さい。 皆さんにとっての本当の豊かさとは何か、が問われる時期となります。 「皆既月食」となる5月16日は、「蠍座満月」となります。 自分にとって不要なものが明確になります。 手放すべきものがあれば、ここで手放しましょう。ここで何かを手放すことにより、あなたの人生は違う輝きを放つことになりますよ。 10月25日の「部分日食」は、「蠍座新月」となります。意味は解放と変容。 5月に手放したもののおかげで新たなつながりを感じられる時です。 深く繋がりたいと思うものとの出会いがあります。心惹かれるままに行動して下さい。 そして、日本で観測する事ができる11月8日の「皆既月食」は「牡牛座満月」で起こります。 2022年の集大成です。新時代の幕開けに不要なものは脱ぎ捨てて、本当の豊かさを求めて下さい。 この日は、「皆既月食」に加えて「天王星食」も観測可能です。 ちょっとびっくりするようなアクシデントもあるかもしれませんが、それすらも2022年の糧とすべく、どっしり構えて「月食」の転換期を迎えて下さいね。 「日食」「月食」とひとことに言っても、「金環日食」や「部分日食」というように様々な「日食」の種類があり、その時の星の配置によっても毎回意味は少しずつ異なりますが、この時期は自分にとって生まれ変わりの時期なんだ、と「転換期」を意識して過ごす事で充実した1年を送ることができます 11月8日の「皆既月食」は下記時間帯全国で観測可能です(※天候による) ・部分食の開始:18時09分 ・皆既食の開始:19時17分 ・食の最大:19時59分 ・皆既食の終了:20時42分 ・部分食の終了:21時49分 時間があれば、是非空を見上げてみて下さい この日の月は満月が血のような赤味を帯びて見えるため、「ブラッドムーン」と言われています。夕日のような赤く幻想的な月をみることができるはず。 恐れる事なく月の満ち欠けを体験すれば、ムーンパワーを自分のものとする事ができますよ。 【その他注目すべき星の動き】 ・5月27日の金星食(観測可能:沖縄、日中) ・7月21〜22日の火星食(北日本) ・7月14日満月(12回の満月の中で最も大きく見える満月) 5月の「金星食」は外見の美だけではなく、内面の美がクローズアップされる時。 外見ばかりに拘っていませんか?心も体も、美しく、心身ともに喜びを与えてあげましょう。 金星は、喜びを与える事でより輝きを増します。 7月の「火星食」では、やる気が大爆発!するかもしれません。2020年、21年でやりたかったこと、やれなかったこと、が今ここで大爆発!エネルギッシュな夏の到来です。 ただし、全体のエネルギーが高まっている時です。ちょっとしたいざこざも起きやすい時ですから、感情の放出に注意しつつ、エネルギッシュな夏の到来を楽しんで下さいね。 そして7月14日は「スーパームーン」1年12回の満月の中で最も地球に近く大きな満月となります。 7月14日の「スーパームーン」は山羊座で満月を迎えます 一年のうちで最も理想に近づける時です。 チャンスを掴んで一気に成功の階段を駆け上がるための準備を始めましょう いかがでしたでしょうか、2022年の特徴と、注意すべき時期についてまとめてみました。 星の動きは様々で、いろんな意味を持っています。 良いことも悪いことも起こりますが、一喜一憂するのではなく、風邪をひきやすい時期だから暖かくする、というように、こういうことが起こりやすい時期だから、注意をして過ごす、チャンスのある時だからこの時期は頑張る!こんな感じで一つの心がけとして生活に取り入れてもらえればなと思います。 愛と癒しの2022年、思いやりを忘れずに、新しい時代の扉を開いていきましょう。 皆さんに幸運が訪れること、お祈りしていますよ Ange |