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2025年開運コラム:【Ange】西洋占星術

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2025年は癒しの改革?!
ートランスサタニアンからみる2025年の運勢ー


新年あけましておめでとうございます、Angeです(*^^*)
あっという間に年が明けてしまったようですが、皆様2024年はいかがでしたか?パリ五輪やトランプ大統領の再当選など、賑やかな世界情勢に加え、日本もインバウンド需要で多くの観光客が訪れ、華やかな一年だったように思います。2024年は数年前のコロナ禍が嘘だったかのように人々の交流が活発になりましたよね。2020年から始まった風の時代の変化を楽しく感じられるようになった人も多かったのではないでしょうか。
200年ぶりに起こった風のエレメントでのグレートコンジャクションから5年、2025年はどんな年になるのでしょう?
今回は、地球から遠く動きの遅い星、トランスサタニアンに注目してお話ししていきたいと思います。

みなさん、トランスサタニアンという言葉は聞いた事、ありますか?トランスサタニアンというのは、土星外天体のことで、地球から遠く動きの遅い天王星、海王星、冥王星の3天体のことを表します。

太陽から土星までは人間の表層意識を、土星外の天体は無意識の領域を表しているとされています。また個人の運勢よりも、社会や集合体としての組織、時代などを見るのに使われることが多いです。だから、地球から遠いこのトランスサタニアンの動きは時代の変化を読み解くのにとても重要で、トランスサタニアンが動く時は時代が動く、世界が大きく変わるといわれているのです。

トランスサタニアンの一つである冥王星が2024年の11月20日に水瓶座に移動したことを皮切りに、2025年には海王星、土星、天王星が大きく移動します。2025年は3月に海王星が、5月に土星が牡羊座に入ってきますが、海王星が牡羊座に入るのは165年ぶり。海王星は約165年の周期で12星座を移動するため、各星座に約13年から14年ほど滞在します。
2025年、海王星は約165年の長い年月を経て、ついに牡羊座のもとに戻ってくるのです。
そして、海王星、土星に続いて7月には天王星が移動し、双子座に入ってくることになります。

ではいったい何が起こるのか、海王星・土星・天王星の役割と動きについて詳しくみていきましょう。

海王星が3月30日に牡羊座へ

始まりとエネルギーを表す牡羊座に、ロマンや曖昧さを表す海王星が入ってくるので、この時期は人々の意識に混乱をもたらすことになるかもしれません。夢と現実、表と裏、白と黒、そういったものの融合が起こるような状態なので、心躍るような理想を感じて身も心も軽くなる人もいれば、地に足のつかない感覚に戸惑う人もいる、そんな状態なのかなと思います。
この時期は、カリスマ性を持ったリーダーやスターが誕生しやすいですが、そういった人間が生まれたと思ったらいつの間にか消えていたり、絶対的価値や存在が崩れて新たな価値が生まれることがあるかもしれません。
楽しかったり悲しかったり、目標が浮かんだり消えたり、人々の間でも浮き沈みが激しい時期となりますが、海王星自体は癒しの星なので、基本的には争いが起こったりはしません。出来事としては悲しいことや嬉しい事、誕生するもの消えゆくもの、と表と裏のような出来事が多々起こるのですが、あまり苦しいと感じることはないかもしれません。悲しみや消えゆくもののことはあまり気にならない、新たなものや楽しいものに目がいく、ふわふわした春を過ごす人が多いのかなと思います。

土星が5月25日に牡羊座へ

そんな春を過ごしたら、今度は試練と現実を表す土星が牡羊座にやってきます。
ふわふわとした春を過ごしていた私たちをビシッと引き締めるような5月下旬ですね。わいては消え、地に足のつかない私たちの理想や憶測に土星は答えを求めてきます、で?だから?どうしたいの?と。現実を突きつけられるというと少し怖い言い方になりますが、理想を漂っていてどこか地に足がつかずおぼつかなかった私たちに、現実的な課題と方針を指し示してくれるのがこの時期かなと思います。

この時期も試練と言っても苦しいものではなく、明確な課題を提示されるので、目標に向かって進めている感覚を得られるスッキリした時期を迎える方が多いかもしれません。ふわふわと新しいものに飛びついて理想を追っていた私たちに、じゃあそれを現実のものにするためにはどうすれば良いか、そんな気づきを土星が与えてくれるようになるでしょう。

7月7日に天王星が双子座へ

そしていよいよ天王星が双子座に入ってきます。2025年前半の集大成ともいえるべくビックイベントの到来ですね。変革を表す天王星が、風のエレメントを持つ双子座に入ってきます。

理想と現実の間で彷徨っていた私たちに、よし!この辺で決着をつけようかと言わんばかりに、どん!と時代を動かす何かが加えられるかもしれません。
でもそれもやはり怖いことではなく、意外な方向から意外なものがでてきた、というような驚きとワクワクを感じられる出来事なのかなと思います。想像もしていなかったところからの解決策が提示されたり、それこそ神様が一気に解決してくれる、そんな印象の夏を過ごすことになりそうです。
この時期もあまり苦しい、ということはなく、びっくりはするけど、面白い、楽しい変化を感じながら残りの半年を駆け抜けていくことになるのではないでしょうか。

このように、2025年は上半期にトランスサタニアンが大きく移動します。2024年の1月20日に冥王星が水瓶座に動いてから、海王星、天王星が続きますが、およそ半年という短い期間にトランスサタニアンが移動し終えるというのはとても珍しいので、こういった意味でも、今までとは違う大きな変化が用意されているのではないかなと思います。そしてやはり、その変化というのはものすごく大きいけれど、怖いものではない、というのが面白いところ。風の時代に突入した2020年はコロナがあったりと、割と怖い変化、人々の生活を脅かすような、変わらざるを得ないような強制的変化だったかもしれませんが、2025年は海王星のもつ癒しと母性が起こす慈愛の改革になるのではないかなと思います。
2020年から2030年は冥王星と天王星は120度(とライン)という吉角を取っており、調和状態にあります。
癒しと変化が調和した中での改革なので、最終的には人々を癒し救ってくれる改革、変化になるでしょう。
変化は起こるけど、決して怖いものではない、ドキドキワクワク、ちょっと浮ついたりしながら、でもしっかりと地に足をつけて変化していく。まさに母に手を引かれて成長していく子供達のように、私たちは改革の一年を過ごすことになると思います。

【最後の挨拶】

2025年後半は前半で起こった変化を受け入れ、粛々と整えていくことになると思いますが、2025年の変化は星術師の間でも意見が一致しません。どんな一年になるのか、本当に新しい時代の幕開けは予想もつかない部分もたくさんありますが、皆様にとってより良い一年になるよう、今年もお祈りさせていただきます。

2025年が皆様にとって素晴らしい一年でありますよう、こころよりお祈りしております。