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「2025年に健やかに生きる為のコラム」
みなさま、あけましておめでとうございます。占い師のみいです。いつも鑑定のご依頼をいただき、ありがとうございます。今年も健やかに過すことができますようにと願いを込めて、開運コラムを書かせていただきました。前回のコラムと同様、波動調整も入れてありますので、読むだけで運気アップが期待できます。そして今回は「そういうこともあるかもね…」という感じで気楽に読んでいただけるエッセイ風の内容になっています。肩の力を抜いて、リラックスして読んでいただけたら幸いです。 〈愛と健康〉
愛と健康は、密接に結びついています。健康とは、風邪ひとつひかない完璧な体というのではなく、人間は季節の変化やストレス、バイオリズムによりたまに体調を崩しても、適切な栄養と休息をとれば回復するようにできています。風邪をひいても回復すればよい、愛を見失っても、また見つければよい、ということです。そして、健やかであればこそ波長が整い、その波長に見合った健全な愛を受け取ることができるのです。本当の愛を見つけたければ心身を健康に保つこと、そのためには何よりも、生鮮食品を購入し自分で調理して食べることです。自分で調理することで食物が浄化され、運気も大きくアップしていきます。日々の生活に秩序を持つことは、どこかのパワースポットに出かけるよりも効果があるのです。もし新しい出会いが必要であれば、偽りの出会いの場に出かけるよりも、まずは自宅のキッチンで調理をすることから始めてみましょう。調理するにあたって、どのような点に気を付けたらよいのか、運気を上げる食事とはどのようなものかを今回は詳しくお話していきたいと思います。
〈ごはんは綺麗な炭水化物〉
今は流行のダイエット法により、ごはんを少ししか食べない、もしくはまったく食べない人も増えていると聞きます。しかし、ごはんはパンや麺類と違い、お米をお水で炊いただけの添加物がまったく含まれない、綺麗な炭水化物です。そして、その炭水化物は植物が太陽のエネルギーをその体内に集めたものであり、身体に老廃物を作ることなくエネルギーとなる身体に優しい栄養素です。それに引き換え、たんぱく質からエネルギーを作るためには複雑なプロセスが必要であり、炭水化物を摂らずに摂取した場合、その過程で「尿酸」や「アセトン」といった、身体に負担がかかる物質が生成されてしまいます。そしてお肉には、成長ホルモンが大量に含まれているという問題も無視できません。ごはんを食べずにお肉を大量に食べるようなダイエット法は、微量のホルモンバランスが体調に影響を与える女性にとっては特に問題であり、避けるべきだと私は考えています。
〈日本のおだしは本来インスタント〉
今はお味噌汁を作るにしても、煮物や炒め物、またはサラダや和え物にいたるまで顆粒だしを使うことが当たり前になっています。でも、その表示を見ると添加物だらけであったり、うまみ成分を持つ化学物質が使われていたりして、かなり前から健康への影響が懸念されてきました。取るのに大きな手間や時間のかかる洋風のおだしならまだわかりますが、和風のおだしは本来インスタントなみに簡単に取れるものであり、わざわざ添加物だらけの顆粒だしを使うのはナンセンスなことなのです。私はお味噌汁のおだしには煮干しと花かつお、昆布をその時々によって使い分けていますが、よく料理番組であるように布巾で濾すという面倒なことはしていません。時間があればそれらを浸けおいて煮出し、必要であれば菜箸などで取り出すだけです。これで終了、煮て取り出すだけでとっても美味しいおだしが取れます。煮干しと昆布を一晩漬け置けば最高に美味しいおだしがとれますが、時間のない時は昆布と鰹節を水から茹でて5分ほど煮たあとに取り出します。
〈伝統的な日本食は最もヘルシー〉
アメリカのある研究により、世界で最もヘルシーな食事は、お味噌汁にごはんとお漬物、小魚といった伝統的な日本食だと発表されたことがありました。これにより、海外の健康を気遣う人々の間で日本食がブームとなり、日々の食事に取り入れている人たちがたくさんいると聞きました。それなのに、そのヘルシーな食文化を持っているはずの日本では欧米スタイルの食事が流行り、朝食にはパンとコーヒー、味噌汁さえあまり飲まないという家庭が増えています。そして、海外ではそういう日本人のことを「自国のヘルシーな食事を捨てた愚かな国民」と揶揄する人もいるとのこと、これはとても残念なことだと思います。世界でも有数の豊な土壌に恵まれ、四季折々の山海の幸が味わえる日本。この日本では、ヘルシーなお野菜や果物、海藻がたくさん採れます。本来、欧米の人たちがなぜお肉や乳製品を大量に摂取して暮らしてきたかというと、気温が低く土地が痩せていることにより野菜があまり採れず、内陸で魚介類も取れない、という理由からでした。そうすることでしか生き延びることができなかった民族であり、身体もそれに順応してきたことにより、欧米人は日本人よりも短い腸を持っています。肉食獣の腸が短いことはみなさんもご存知かと思いますが、欧米人は雑食の哺乳類でありながら、比較的短い腸を持つことにより肉食に耐えうる身体に進化してきたと言えます。しかし、先程申し上げたとおり日本は山海の幸や豊な土壌に恵まれ野菜や穀類をたくさん食べてきた民族で、お肉や乳製品に頼ることなく生活してきた歴史があり、欧米人よりも長い腸を持っています。この私たちが欧米人と同じようにお肉や乳製品を大量に摂取したらどのようなことが起きるでしょうか。それが、今の日本人が直面している健康問題だと言えるのです。
〈感覚を養うにはジャンクを止めること〉
ジャンクフードの摂取と精神状態は比例しています。落ち込んでいたり、自暴自棄になった時にたくさんのジャンクフードを食べてしまったことはありませんか?精神状態が落ちていると波動が下がり、同じく低い波動を持っているジャンクフードを引き寄せる(食べたくなる)、言わば「引き寄せの法則」が働いているのです。そしてこのジャンクフードに大量に入っている添加物は感覚を麻痺させて鈍らせる作用があり、お酒を飲んだ時と同じような作用があるというわけです。これも、たまには仕方ないと思いますが、頻繁に続くと本来の感覚が鈍り、直観力が弱くなっていきます。直観力が弱くなると危険を察知できないことから起こるトラブルに巻き込まれたり、連鎖的に運気が下がっていくことがありますが、この現象は食べ物が運気を左右する典型だと言えます。このようなことが起こる前に、工夫してジャンクフードの大量食いを阻止しましょう。添加物たっぷりのスナック菓子や材料の正体のわからないハンバーガーなどを食べるよりは、少しマシなものを作って食べるのです。たとえばポテトサラダはどうでしょうか。市販のものはやはり添加物が多いですし、たくさん食べるとなると少々値が張ります。だから自分で簡単に作るのです。材料はキュウリとジャガイモと無添加マヨネーズ、これだけで大丈夫です。ジャガイモ中2個は皮を剥き厚めの輪切りにしてフライパンに並べ、半分浸かるくらいの水を入れてフタをし、中火と弱火の中間で蒸し煮にします。ジャガイモが柔らかくなったらフタを取り中火にして水分を飛ばし、火を止めてそのままスプーンで潰します。輪切りにして塩で揉んで絞ったキュウリ小1本とマヨネーズ適量を加え、混ぜたら出来上がり、あっという間にたっぷりできます。これを気が済むまで食べても太ることはないですし、何より悪い波動を取り込んで運気が下がることもありません。今回はポテトサラダを紹介しましたが、今はこのように簡単なレシピは検索すればたくさん出てきますので、あなた好みのものを取り入れて、スナック菓子とサヨナラしてみてください(添加物推しの案件レシピは避けて)。それだけでも直観力と運気が上がり、新しい世界が開けてきます。
〈エネルギーのある野菜を食べる〉
スーパーで野菜や果物を見ていると、パっと見て「美味しそう!」と思ったり、いかにも新鮮さが伝わってくる時がありませんか?逆に、何となく鮮度が悪そう、元気がない感じ…と感じるものもあるかと思います。それは、ほとんどの場合、当たっていることです。現代は特に都市部において農家さんから直接買える人は稀で、誰が作ったのかわからないお野菜を産地だけを頼りに購入することがほとんどですよね。だからこそ、この直観を重視して選んでほしいのです。作った人の姿勢や思いはそのお野菜に如実に表れていて、そのエネルギー(波動)を左右し、人間の表情に心が滲み出るように、お野菜の見た目を左右しているのです。なので、何だかわからないけれど美味しそう、このお野菜を食べてみたい!と思えるお野菜を選び、調理して食べてみてください。きっとあなた自身のエネルギーの高まりを実感できることでしょう。
〈お野菜メインの生活だと更年期も軽い〉
女性の一生はホルモンに作用される、と言っても過言ではないくらい、私たち女性の身体は、ほんの少しのホルモンに一喜一憂するようにできています。そして、そのホルモンが急激に少なくなると言われる更年期において、体調不良を感じる方も多くいるようです。これはなぜ起こるかというと、それまでのホルモンレベルがあまりにも高すぎたために起こります。ホルモンレベルが高くなりすぎる理由は、欧米化した食生活において、お肉や乳製品を大量に摂取する生活を続けたことによると言われています。乳製品には成長ホルモンがたくさん含まれており、これは子牛を短期間で大きく成長させるのに必要十分な量ですが、これを成長が止まっている人間の大人が摂ると様々な弊害が出てくるのです。以前アメリカが国民の肥満と病気の原因を突き止めるためにプロジェクトを立ち上げて調査した、有名な「チャイナスタディ」というレポートがあるのですが、これによると、様々な病気の原因は動物性たんぱく質の取り過ぎによるものであり、世界で最も健康的な食事とは、昔の伝統的な日本の食事であると報告されています。玄米ご飯に味噌汁、豆類に海藻に小魚、このようなお野菜中心の食事では動物性ホルモンの悪影響がなく、通常のホルモンレベルも低く維持されるため、更年期においてホルモンレベルの極端な落差による体調不良に陥ることも少ないのです。もちろん現代において、毎日和食を食べる必要はありません。トマトやオリーブオイルを使用したイタリアンやフレッシュなハーブを使用したアジア料理など、ヘルシーな食材だけで、いくらでも美味しく作ることができます。
健康も運気アップも自宅のキッチンから。料理の腕を磨いて、更年期に負けない美しさを手に入れてくださいね。 〈本物の情報を見分ける〉
テレビの健康情報を参考にされている方も多いかと思いますが、テレビやメインメディアの判断基準とはあくまでお金儲けであり、スポンサーのご機嫌伺いであることを知る必要があります。たとえば、乳製品のメーカーがスポンサーになっている番組で乳製品のデメリットを放送することはできませんし、それを勧める情報を番組で流すことは当然であると言えるのです。信頼できる人から聞く情報、または信頼できる人がその名前で責任を持ち出版した本、できる限り一次情報に近いものを入手できたら安心ですし、今は、信頼できるジャーナリストの情報を探すこともできる時代です。流れてきて聞かされる情報ではなく、信頼できる情報は自分から取りにいきましょう。そして「何だか怪しい、何だかモヤモヤする、気が進まない」といった自分の直観を大切にしてください。そのお知らせはおそらく当たっていて、あなたを守るために降りてきているものです。
〈乳製品を使わないスイーツ〉
乳製品を使用しなくても、美味しいスイーツは簡単に作れますし、今はベジカフェも増えて、外食やテイクアウトでも植物性のデザートを気軽にいただくことができます。私も気が乗った時は米粉やココナッツオイル、季節のフルーツを使用したマフィンなどを作ることもありますが、普段はもっと手軽なものをいただいています。夏だと凍らせたバナナとマンゴーと豆乳ヨーグルトに蜂蜜とラム酒を加え、ミキサーにかけて簡単ソフトクリームを作ったり、サイリウムに蜂蜜を加えてレモンを絞り、蜂蜜レモンゼリーという感じで作ったりします。寒い季節になると、栗かぼちゃやさつまいもの紅はるかを蒸すだけで本当に甘くて美味しいスイーツになりますし、小豆を煮てぜんざいやあんこを作ったり、絹ごし豆腐と白玉粉を練って茹でた白玉だんごは季節を問わず美味しくいただけます。これには黄な粉を付けて食べるのがお気に入りですが、あんこをかけて食べても美味しくいただけます。今回ご紹介したもの以外にも、調べていただけたら乳製品を使用しない、手軽で美味しいスイーツはたくさん出てきますので、ぜひ試してみてほしいと思います。
〈ビルトインコンロと引き寄せの法則〉
私は昨年、長年使用してきたビルトインコンロがとうとう壊れて買い換えました。その際、引き寄せの法則を強く実感した出来事がありましたので、お伝えしたいと思います。長年使用してきたコンロを私はとても気に入っていて、できるだけ似たようなコンロを購入したいと思っていたのですが、ネットなどで簡単に検索して探してみたところ同じようなものを見つけることができませんでした。使用してきたコンロはピンクのホーロートップで、魚焼きグリルの排気口のカバーも小さなメッシュ仕様で可愛らしく、癒されながら調理することができました。購入する時にグレーのガラストップのものと迷ったのですが、好みの色を重視して選んだら使い勝手もよく、やはり直観で選んでよかったと感じていました。しかし買い替えを検討してみたら、私が購入希望のミドルグレードのコンロはみなガラストップで、色はグレーが主流、一応ピンクもありますが灰色がかっていて暗く、グレーにしか見えない色でした。色もさることながら、私はこのガラストップのコンロを使いたくありませんでした。というのも、「フライパンを落としただけで割れた」という報告が数多くあり、しかも割れた場合は保証対象外だというのです。自費で交換になるのですが、その場合の費用はなんと5万円から10万円だとのこと、これでは安心して調理ができないと思いました。メーカーにどのくらいの強度があるのか問い合わせてみたところ、「通常の使用では割れませんが、鍋や食器を落としたら割れます」との返答でした。鍋や食器をコンロのトップに落とすことって、普通にあると思いますし、それって通常使用で割れる、ということですよね。ガス機器の展示場の店員さんにも聞いてみたら、その方のコンロもガラストップで割れているとのこと、でも高いので交換できずにそのまま使用していると言われました。更に、ガラストップは割れるのを前提に、割れても目立たない色を選ぶことをお薦めすると言われる始末です。この時に私の中ではガラストップのコンロは選ぶ対象外となりました。割れることを心配しながら調理をするのは嫌だと思ったのです。でもホーロートップとなるとベーシックグレードで機能も少なく、しかも色は黒しかありません。有名人が多く使用しているという、ステンレストップの有名なコンロもありますが、見た目がごつい上に掃除も大変そうで好みではありませんでした。行き詰っていた時、ふと思い立ち、あるキーワードを入力して検索してみました。そしたら、とある住宅設備メーカーが特注で作っている可愛らしいホーロー製のビルトインコンロの写真がたくさん出てきたのです。綺麗な色が数色展開されていて、白、ベージュ、ピンク、グリーン、茶色がありました。しかも全色キラキラのラメ加工で本当に可愛いのです。通常は、そのメーカーが作るシステムキッチンを購入しないと付けられないとのことでしたが、付きあいがあるのか、ある取り付けショップが注文可能と引き受けてくれて、あっと言う間に私のキッチンに希望していたピンク色のホーロー製コンロが表れたのです。まるで魔法のようでした。これは昨年の話ですが、今年に入って、その住宅設備メーカーは色の展開を減らし、白とベージュと茶色だけになりました。まるで私が設置するのを待ってから減らしたように思えましたし、強く願った条件が叶えられたことは本当に「願えば叶う」の引き寄せの法則を地で行くものだったのです。
〈デジタル断食のすすめ〉
2024年11月、オーストラリア政府は16歳未満のSNS利用を禁止する法律を提案しました。これは、フェイスブックやツイッターなどを利用する際、年齢制限を義務づけるということであり、違反した場合は高額の罰金を払わなければいけないということです。オーストラリアのアルバニージ首相は、「SNSは子どもたちに大きな実害があるので、私はこれを終わらせるつもりです」と発言しました。オーストラリアの小児科学会に提出された研究報告書によると、5107人の子どもの発達を追跡した研究において、12歳になるまでに、1週間に14時間以上スクリーンを見る子どもは、それ以下の時間しか見ない子どもに比べて、12歳までに自閉症と診断される確率が80パーセントも高いという研究結果が出たと報告されています。そして男の子の診断率がより高く、女の子の4倍にも上ったとのことです。アメリカのJAMA(米国医師会)の学会誌にも似たような研究報報告書があり、SNSを常時使用している24歳から36歳の若年層において、2011年から2022年の10年間の間に自閉症と診断された人の数が、あまり使用しない人に比べて450パーセントも増加したという研究結果が出ていたとのことです。
また、フェイスブックの初代CEOである、ショーンパーカー氏は「フェイスブックは人間の心理を悪用したツールであり、子どもたちの脳にどのような影響を与えているかは誰にもわからない」と発言し、更に、「ユーザーの写真や投稿などに対して『いいね』やコメントが付くことで、ユーザーの脳に少量のドーパミンを分泌させる作用があり、まるで少しずつドーパミンを打っているように、少しずつ少しずつ、ユーザーを中毒にしていく。これは人間の脆弱性に付け入るツールであり、私を含むインスタグラムなどのSNSの大勢の開発者はこれを認識し、理解していた。」と述べました。怖いですよね…。私たちが気付かない内にゆっくりゆっくりと中毒になり、画面が見たくて仕方なくなっていく…そうならないために、1日にSNSを利用する時間を制限したり、たまには一定期間、一切スマートフォンを見ないなどのデジタル断食をすることをお勧めします。SNSというのは、私たちを仮想空間に引きずり込み、パーカーさんが言うように「脳を破壊する」作用のあるツールです。取り返しのつかないことになる前に、節度を持って利用しましょう。開発者の人たちはみな、自分の子どもにはスマートフォンを使わせていなかったという事実が、すべてを物語っているのではないでしょうか。 〈恋と免疫〉
ここからは、恋愛と性についてお話していきたいと思います。みなさんは今、恋をしていますか?恋をすることは、たとえそれが片思いであったとしてもホルモンバランスが整い幸福感を強く感じ、免疫がアップすると言われています。その人とまだお付き合いしていなければ、たくさん妄想(リアライゼーション)をしてみましょう。あなたが今その人と何をしてみたいかを想像して、幸せな気分に浸るのです。もしお付き合いした時にはどんなデートがしたいですか?結婚するとしたらどんな形の家庭を築きたいかなど、自由に何でも思い浮かべて大丈夫です。ポイントはマイナスの想像ではなく、うっとりと幸せな気分になることを思い浮かべる、ということです。いつ思い浮かべてもよいのですが、夜寝る前が一番効果的でしょう。
〈婚前交渉について思うこと〉
現代は、おそらくバブル経済頃から、婚前交渉は当たり前という認識となり、親も特にとやかく言わず、雑誌などでもセックスは女性を綺麗にするともてはやしたり、ドラマや映画の中の女性たちも、恋をしてお付き合いをしたら当然のように身体の関係を結ぶ…という展開になるのが当たり前となっています。そのような中、おそらく現代では「古い」と言われる価値観となりますが、ひと昔前は結婚するまでは身体の関係を持たない、という貞操観念があった時代がありました。でもよくよく考えてみると、これは女性にとっては身を守ることに繋がっていたのでは、と思うこともあります。もちろん例外の人もいるとは思いますが、ほとんどの男性は愛のないセックスが平気であり、高いお金を出して関係を持ったり、また卑劣な人になると「ナンパ塾」などに通い、如何にして女性を騙して関係を持ち、すぐに逃げることができるかを考えたりもしています。そのような男性たちにとって、この「自由恋愛」の時代はなんと居心地がよいものでしょうか。相手に好きだと告白してお付き合いすればフリーで関係が持てる上に、サヨナラを告げて別れたらそれまで、とくに責任をとる必要もありません。人によっては出会ってすぐに関係を許してしまう女性もいますが、そのような男性は身体だけが目当てなのは言うまでもなく(占うまでもなく)、何回か会ったら連絡が来なくなるのは最初からわかりきっていることです。そして間違って妊娠してしまった女性を殺してしまう…などという残酷なストーリーも物語ではよく登場します。女性にとってセックスは常に受け身であり、望まない妊娠や性病の感染の危険を伴うものです。中絶した場合は、一生子どもが生めなくなるリスクすらあります。女性にとって、セックスは決して「気軽に」してはいけないことなのに、自由恋愛の名のもとにそれが許されている…このことに少しだけ疑問を持ってほしいのです。いくらドラマの主人公がそうであっても、いくら世間が今の時代は婚前交渉は当たり前だと認識していても、自分は自分です。自分の身を守れるのは自分だけ、相手の男性といつどのように関係を持つかは、自分の判断で決めてよいのですから。
〈猫と自由恋愛〉
今は婦人病がうなぎ上りに増えている、と言われています。欧米型の食生活が主な原因と報告されていますが、きっと複数の理由があって、それだけではないでしょう。その中で、疑問を持っていることがひとつあります。私はもう長い間、猫たちと暮らしているのですが、その体調管理にはとても気を使ってきました。できるだけ自然に近いかたちで暮らしてほしいと願い、不自然で添加物の多いフードは避けて食事を手作りしたり、行動についても自由な欲求を邪魔しないように心がけています。ですが、どうしても室内で一緒に暮らすために、避妊手術だけはしなければなりませんでした。今、女の子と男の子、1匹ずつと暮らしていて2匹とも避妊と去勢は済んでいるのですが、雄猫は去勢しても交尾をしたがる時があります。もう避妊していて妊娠しないのだから、好きなようにさせてあげればよいだろうという意見もありますが、そうではなく、妊娠を伴わない過度のセックスは婦人病の原因になるから避けるように、と獣医さんには言われるのです。猫にも人間と同じ婦人病があるのですが、猫にとってよくないことは人間にとってもそうなのでは?という疑問が浮びました。今はさまざまな避妊法が開発され、人間の生活において、婚前交渉や妊娠を伴わないセックスは当たり前の時代となっています。なぜそのような流れになっているのか、一度考えてみるべきではないでしょうか。
〈不倫についての考察〉
ここから不倫について触れてみたいと思います。長年受けてきた鑑定の内容から考えてみても、不倫で一番多いパターンとは、明らかに「独身女性と既婚男性」です。次に多いのが「既婚女性と既婚男性」、そして最下位が「既婚女性と独身男性」です。このように、圧倒的に既婚男性が絡んでいるパターンが多いのが特徴です。ではなぜ、既婚男性が魅力的に見えるのでしょうか。それは、妻のオーラを取り込んでいるからです。既婚男性の世話は、当然ながらその妻が行っており、一部の例外を除き、ほとんどの既婚男性は妻が作った食事を食べ、妻が洗濯した衣類を着て生活しています。言い換えれば夫婦とは、仲が良くても悪くても一心同体なのです。その妻が「お手入れ」した結果、その男性は魅力的に見えているのであり、彼と付き合うことは、その妻とお付き合いしていることにもなります。だからこそ、彼が離婚して自分のものになった途端に彼は魅力を失い、つまらなくなるという現象が起こるのです。さて、今度は不倫していた女性が「お手入れ」をすればよいではないか、という意見もあるかもしれません。確かに、それで更に魅力を増すこともあるでしょう。しかし彼女のお手入れの仕方では相性が合わず、復活しない場合もありますので、これは、ある種の賭けだと言えます。
〈妻だって女です〉
不倫問題のひとつに、「妻が女性としてカウントされていない」という問題があります。よくドラマや映画などで、「妻を女として見れない」、という夫のセリフが登場したり、既婚男性が一度結婚したら妻を女として扱わず、家庭の問題や子どもの世話をすべて妻に押し付けて自分は外の女性と遊びまわる、という問題はずっと昔から指摘されてきました。しかし、その既婚男性に限らず、不倫をする女性たちから「奥さんがいるのは承知しているけど他に彼女がいるのは耐えられない」と聞くことも多く、同じ女性であるはずなのに、なぜか、やはり妻を女性としてカウントしていないのです。この、日本独特の考え方が不倫を助長してきたのは間違いないでしょう。どこかの大臣の発言のように、「認めなければ無いのと同じ」という理論のもと、妻を女として認めなければ、その既婚男性はフリーと変わりはないというスタンスが今の日本の男女共通の認識です。ここを変えていかなければ、本当の意味でのジェンダーフリー社会には程遠いのではないでしょうか。男性も女性も、もっと「妻」という立場を尊重し、大切にしてほしい、それが、マザーテレサが言っていた「家庭を大切にすることから始まる世界平和」へと繋がると思うのです。
〈素敵な人生の物語を作っていく〉
あなたの人生はあなたのものです。そして今の日本において、自由と権利は保障されています。誰もあなたに何かを強制することはできませんので、大切なことは自分で考えて判断していきましょう。テレビで流れていたからではなく、お気に入りのインフルエンサーがお薦めしたからでもない、あなた自身の直観や意見でものごとを判断するのです。何か違和感があったり、疑問に思ったことは調べてみる、より一次情報に近い情報を探す、などをしてみて、それでも答えが出ない時には「待つ」選択をしてください。あなたに必要な「お知らせ」は必ず来ます。なによりも、あなたが「こうしたい、何かよいと感じる、安心する」というような気持ちを目安に選んでいくと、きっと望む未来に近づいていけますし、身を守ることができるでしょう。今の世間の常識が、必ずしも正しいとは限りません。時代は移り変わり、昨日よいと言われていたことが、明日には悪と言われるかもしれないのです。そんな中で唯一信頼できるのが、あなた自身のアンテナ、感覚です。日本国憲法第十二条に、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。」とあります。この2025年は、その「不断の努力」が必要となる年になるかもしれませんが、明るく前向きに、私たちの意識の力で守るべきものを守っていきましょう。ある祈りの実験が、湖の色を変えたことがあります。平和を祈る心は、2025年の未来を、きっとよい方向へと導き、変えてくれることでしょう。
今年もみなさまにとって、よい年でありますように…。 |