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新元号に変わることで起こる変化 〜運勢・運命・そして変わらないもの〜 5月1日にいよいよ新元号となり、新しい時代が幕を明けることとなりました。 平成から令和へ… 元号が変わることで起こる変化を占い師の視点から少しお話をさせてください。 元号が変わることで一番の変化は、運勢がリセットされることです。 下降気味の運勢がほぼ0の状態に、上昇中の運勢が勢いを増したり衰えたりします。 これは年や月が変わることでも大なり小なり起きていることですが、元号が変わることでも起きることは間違いないでしょう。 年や月が変わることでリセットをされるということはあまり知られておらず、その変化を感じる方も少ないのではないでしょうか。 でも、今月は嫌なことが多かった、来月は良いことが多いといいなと思われたり、今年の厄を落として新年を迎えたいと思うことは、新たな年月を迎えることで切り替えを図る無意識の行動なのだと思います。 つまり意識はしていなくとも、人には無意識に感じられるものがあるのでしょう。 では上昇中の運勢が衰えないように、下降気味の運勢が上昇に転じるようにするには何が必要か、ということを考えたいと思います。 難しそうなことをいっていますが、実は単純に意識をするだけでいいのです。 嫌なことがあったあと、気持ちを切り替えられずに引きずってしまうことはよくあることです。 でも、月が変わることで自然と気持ちが切り替わることがあります。 それは下降してマイナスの状況にあった運勢が、0に近く回復することで前向きな考えができる状態になるからです。 逆に良い状態にあった運勢が急に勢いを失うことがあります。 それは上手くいっているという流れに乗っているだけで、先のことを考えず楽をしてしまっていると、リセットされたときに上昇気流から外れてしまうためです。 年終わり、月終わりは特に意識をして今の状況はどうなのか、維持すべきか、それとも前向きになるべきかを見極めて、リセットされるときを過ごすことが大切です。 ただ、もちろん運勢には波があります。 良いときと悪いときが交互に訪れます。 どんなに努力をしても悪いときから抜け出せないときもあるでしょう。 逆になにもしなくても良い運勢に恵まれるときもあります。 だからこそ、その状態をより良い状況にするために意識が必要なのです。 意識とは結局気持ちの問題です。 悪いことが続き、なかなか立ち直れないときには静かに月末を待ちましょう。 好きな音楽をかけてリラックスをして、自分へのご褒美をあげてください。 そして前向きな気持ちをもって年初めや月初めを迎えることで、リセットされた運勢を勢いつけて上昇に転じましょう。 逆に良いことがあったときには感謝の気持ちをもって、自分をほめてあげてください。 良い運勢を保つには力が要ります。 周りに対する思いやりや優しさが、その運勢を保つ秘訣です。 優しさを押しつけるのではなく、さりげない心配りとその自己満足が鍵となります。 少し話がそれてしまいましたが、新たな元号になるのはひとつの時代の大きな変化です。 運勢のリセットがかかる大きなチャンスでもあります。 今の状況にあわせて、この先の自分の運勢の流れが良くなるか悪くなるかは皆さま次第です。 もちろん悪くなることを願われる方はいらっしゃらないでしょう。 幸せや素敵な人生を得るために、平成の最後をリラックスしながらゆったりと過ごし、新たな令和の幕開けを楽しまれることを心から願っております。 最後に、人の運勢は変わりやすいものです。こればかりは時代が変わっても元号が変わっても変わりません。 今が一番良いと思っていた次の瞬間には目の前が真っ暗になることが起こるかもしれません。 ある程度定められた運命とは違い、自分の気持ちひとつで状況を良くも悪くもできるのが運勢です。 常に良い運勢にはならなくても悪いときこそ前向きになって、運勢に振り回されるのではなく、運勢をコントロールしていくことができるよう、アドバイスさせていただければと思い、筆をとりました。 最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。 令和の時代が皆さまにとって幸多きものとなりますように… 姫皇子 |