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令和元年の運気と運勢コラム特集:ささいひろみ先生

鑑定師 メッセージ
時間外
平成から令和になって

新しい元号になり世の中の変化と共に私達の生き方・これからの運気や運勢はどうなっていくのでしょうか?またどうしていかねばならないのでしょうか?

個々の幸せについての考えや、持っている悩み、苦しみは、千差万別ですが、共通している願いは、平和で豊かな国であり、私達が安定した生活を送れる事だと思います。その為には、私達は自力の有効性と同時に有限性を自覚するところから始めねばなりません。自分の力を無限だと思っている人は、自分の力で全てをつかみ取り解決できると考える人達です。このような人達には運気や、運勢は無縁であり必要ありません。しかし自分はここまでのことは出来るけれど、これから先は、どんなに一生懸命に努力しても頑張っても、自分の力ではどうにもならないと感じたとき、そこからがみえない力、運、神仏の力を考え始めるのです。

自分の中にある心・潜在意識が原因を作り、外からの要因を縁と言います。
そしてその2つが合わさって生まれたものを果と言います。
この因・縁・果が私達の世界なのです。因は私達の考え、思いでどうにでもなります。しかし縁は自分たちでどうこうできるものではありません。
平成の時代から令和の時代になった今こそ、人々が個々の因・縁・果をしっかり考えなければならない時代になったのです。どんなに文明が発展してもAI・ロボットがどんどん働く時代になっても、われわれの行為は良い面と悪い面が必ず結果として報いとして現れるのです。それが善因善果であり悪因悪果なのです。
因果応報ということです。どんなに時代が変わっても人々の幸せを作り出すのは因・縁・果だということを忘れてはなりません。

令和となった今年は変化変動の年となります。
今までの流れが大きく変わっていく年でもあり、自然災害にも注意が必要です。
その中で私達はどう進んで行けばよいのでしょうか?
それには、思い(思想)と行動の二つが両輪となって、結果(幸せ)を生むのだということを理解することから始まります。いくら頭でこうだああだと考えていても、それを実行しなければ何の結果も生まれません。

日本の国の事を、自分の住んでいる町を、そして自分自身や家族の幸せも、他人に任せて委ねていく時代ではなくなっていきます。
自分自身の手で、思いを行動に移す時代になっていくのです。
令和の時代に、環境はさらに整備され、便利になっていきますが、個人の運勢や
幸せは時代の変化に合わせて作るものではなく、自分自身が因・縁・果で作っていくものです。

国の情勢・政治問題・教育・その他全ての知識は、どんどん私達の日常に報道されすぐにわかるようになっていきます。その多くの事柄を客観的に冷静に判断できる力を養わねばならない時がきています。
令和の時代は、人間として自分自身で判断し、理解し、行動する時代になっていくのです。

外的な環境や学びから影響は受けても、人間の心・思い(誠意在意識)・感情は
その人自身が自ら持つ唯一の原石なのです。その原石をどう磨いて光らせていくかは自分自身にかかっています。
そして一生懸命努力して頑張ってみても、人生には予期しない出来事が起こるものです。

人々は、自分ではコントロールできない様々な事が起こり、そのたびに縁・運・の不思議な力を感じることがあります。
それをさらなる成長の機会ととらえるか、挫折や後悔ととらえるかは本人次第です。
自分で判断が出来にくい時は、信頼おける人々に客観的な意見を聞くことも必要です。何事においても、自分の考えや学んできたもの、経験が全てではありません。
心を柔軟にして、縁ある人や物事に感謝の心を忘れずに、さらに自分の原石を磨いていく気持ちが次のステップに繋がっていくことなのです。

新しい令和の時代から、もう一度私達は自分の幸せは、自分自身で築いていくものだと自覚し、因・縁・果の法則を大切に、さらにもう一度自分自身の生き方を考えてみる時期になったのではないでしょうか。皆様の幸せを願っています。

ささいひろみ